闇の料理王(黑暗料理王)

闇の料理王(黑暗料理王)

パブリッシャー Coconut Island Games Limited

ジャンル シミュレーションRPG

価格 基本プレイ無料

ダンジョンで捕獲した魔物を食材に、地底でレストラン開設!独特のセンスが最高な料理×経営シミュレーションRPG

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

闇の料理王 レビュー

▲みんなの知らない場所で、今日も料理を作ってます。

オレの夢は、裏世界の料理王になることだ!

『闇の料理王(黑暗料理王:Monster Chef)』は、人類未踏のエリアから「新食材」を発見して料理を作っていく裏レストラン経営シミュレーションゲームだ。

地上は一般人が暮らす平和な街のように見えるが、一度地下へ潜ると別次元の光景が隣り合わせで広がる世界。

そこに生息する珍妙なモンスターは得体の知れない素材を精製しており、人知れず「料理」として提供されるのであった――。

好奇心を刺激する独特なセンスを持っていて、オリジナリティのある作品となっているぞ!

Android版のDL方法

1.TapTapのストアページに移動してDL。

2.通常のアプリと同じように、スタート画面から登録せず即遊べます。

3.チュートリアル終了後、Settingから言語を「日本語」に変更できます。

ローグライトな探索×パズルバトル

闇の料理王 レビュー

▲左が通常マップ、右がバトルマップ。狭いマスから当て抜く。

内部はマス目で区切られており、縦横ナナメと8方向へ移動できる。入る度に毎回地形が変わるランダム生成ダンジョンだ。

フィールドには宝箱やトラップが潜んでいる他、モンスターのシルエットと接触すれば「捕獲バトル」モードへ発展。

エネルギー(残り移動数)が切れる前に、暗転マスの中で隠れた敵の陣形を暴き出す「バトルシップ」風のパズルで決着が付くぞ。

地底のレストランを大繁盛店に育て上げよう

闇の料理王 レビュー

▲最大5つまで投入でき、同じのを何個入れてもオッケー。

捕獲したモンスターは地下の養殖場に入れられ、時間経過で料理用のアイテムを精製し続ける。

それらの食材を組み合わせて「レシピ」の開発に成功すると、新メニューとして店頭で販売できるように。

ダンジョンを探索→モンスター捕獲食材を作る→レシピを閃いて商売繁盛させていく……というのが主だったゲームの流れだ。

『闇の料理王』はブキミな地下の存在と、経営SLGとしての楽しさが良い味出してる!

闇の料理王 レビュー

▲もし現実の食材も、こんな工程で食卓に届けられているとしたら…?

本作の魅力はやはり、地下を中心としたアヤシイ未知の世界観へ踏み込んでいく過程だろう。

トウモロコシ・鶏肉といった食材の外見こそフツーだが、出処は謎モンスターの糞尿や死体などと正体を知ったら吐き気を催すであろうレベル。

その生態や調理工程は我々の知る一般常識とかけ離れていて、コミカルタッチの絵柄が更に異世界感を際立たせている。

漫画「HUNTER × HUNTER」の暗黒大陸、「トリコ」のグルメ界のような想像を超えたワクワク感と、珍妙なデフォルメの融合。激臭にすら感じる個性がクセになっちゃうのだ。

食材を組み合わせる楽しさが豊富

闇の料理王 レビュー

▲左がベース、右がアレンジ履歴。メチャ多い。

レシピは一度開発しただけじゃ終わりにあらず、同じメニューでも別の組み合わせを発見することで品質を高めていける。

例えばお米2つで作れる「おにぎり」を開発した後に、卵を加えたアレンジ品を開発しても新レシピとして扱われるからバンバン新作を生み出せちゃう。

ベースメニュー数だけでも170種以上と十分だが、更に創意工夫を可能としていることでレシピ開発が楽しくなっているのだ。

出落ちネタではなく珍グルメゲーとしてハマれる

闇の料理王 レビュー

▲高難易度ダンジョンやレアモンスも沢山。

レアガチャや課金限定コンテンツに頼らず、自分の力だけで進めていけるインディーズらしいゲームコンセプトが嬉しい。

地下へ潜ってモンスター食材を集め、新たなレシピを生み出す。手の空いた時間にチクチクと進めていける作業スタイルもマル。

見た目とは裏腹に経営SLGとしての内容が充実しているので、気に入れば長期的に遊び込めるだろう。

ゲームの流れ

闇の料理王 レビュー

最初は英語表示で焦るけど、しばらく進めたら前編日本語に対応しているので安心。

プレイヤーは戦闘車に乗り込んでダンジョンを探索する役目で、捕獲してきたモンスターが食材を生み続ける。

地下ではコックや作業員など役目が決まっており、調理工程は半自動的なサイクルとして循環しているのだ。

闇の料理王 レビュー

ダンジョン画面。マス目はあるけどモンスターはリアルタイムに動いており、敵性の魔物は襲ってくる。

耐久値=残りエネルギーを気にしつつ、落ちている物資の回収やモンスター捕獲を目指そう。

バトルパートは敵の種類によって配置が固定なので、1マス当てたら芋づる式に見つかる。簡単ながらも飽きずに遊べた。

闇の料理王 レビュー

全てのオブジェクトを回収するとダンジョン脱出。捕獲したモンスターは地下の養殖場で食材を精製することに。

他にもレアアイテムが入った先駆者のカバンや、モンスターの卵が落ちていることも。毎回の結果に楽しさがある。

闇の料理王 レビュー

開発したレシピは新メニューとして調理し、店頭で販売できるように。

日本語訳が中々良い感じで、妙に詩的な表現や時事ネタ・ジョークを挟んだ言い回しが読んでいて面白い。

異世界ならではのグルメにも注目だ。「ダンジョン飯」よりも庶民的というか、黒々しい一面があってユニーク。

闇の料理王 レビュー

既存メニューにレアアイテムの調味料を足すことで販売力を伸ばすなど、まだまだ多くの機能が待ち構えるぞ。

後はアナタの目で確かめてくれ!(お約束)

『闇の料理王』序盤攻略のコツ。

闇の料理王 レビュー

▲ダンジョン探索を進めれば地下の施設も増えていくぞ。

チュートリアル後にホーム画面へ移れるようになったら、右下の四角4マークからSetting→Languageを日本語へ変えておこう。

その後は「レストランレベル」の昇格を目指し、クエストを達成しながら目玉(プレイヤー経験値)を集めていこう。

最序盤は一度に販売できるメニューや調理場所が少なくて稼ぎにくいので、ダンジョン探索を進めて早めに進行させるのがイチバン。

食材を育てるとアプリの未起動時でも長く稼ぐように

闇の料理王 レビュー

▲こんなデカイ鶏の肉とか食べたくないです。

同種のモンスターを捕獲してLvアップさせると採取時間が増えるけど実はコレ、生産時のコスト(必要時間)ではなく放置時の稼働が伸びるだけ。全く損をしない。

売値の高いメニューを作り出せる食材アイテムを優先しつつ、ダンジョンで手に入れた分はガンガン鍛えていこう。

養殖場に入り切らない超過分として捕獲したモンスターは素材に変換されるので、最序盤に限り食材が足りない時はレベル上げをあえて止めるのもアリだ。

定石とカンを頼りに新メニューを埋めていこう

闇の料理王 レビュー

1つの食材を複数個入れるだけでレシピが出来るので、新素材をゲットした時は試してみよう。

その後は手持ちゴールドに余裕がある限りアレンジ品を開発して料理ステータスを底上げ。能力が高いほど売れやすい。

ダンジョンで拾ったボロレシピやサイコロも参考になるので、アテが無くなったら試してみよう。