アークザラッド R
ForwardWorks Corporation
名作RPGシリーズ
『世界よ、生まれ変われ。』プレステ黎明期を彩った光と音のRPG!新たな物語、重厚なサウンドがキミを待つダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
世界よ、生まれ変われ。
「アークザラッド R」は、新たな主人公で物語が紡がれる本格王道シミュレーションRPGだ。
PlayStation(R)黎明期を彩った至高の名作『アークザラッド』の完全新作!
アークザラッドシリーズはⅠ~Ⅲまで全クリしていて、とくにⅡは「アークザラッド・モンスターゲームwithカジノゲーム」を買ってとことんやりこんだ思い出がある。
本作はⅡから10年後のストーリーが描かれており、奥行きのある背景を映しながらキャラが会話する演出、バトル中にかかるBGMなどはアレンジを効かせつつ歴代シリーズを再現していて、とくにサウンドを聞いたときには鳥肌がたった。
ゲーム音楽って当時の記憶を一瞬で想起させるものだと思う。とても大事。
光と音のRPGというシリーズのキャッチコピーを裏切らない見事なクオリティに仕上がっている。
アークザラッドⅡのその後の世界
世界の人口と大陸の半数を失った大規模災害「大崩壊」から10年の時が経った世界。
復興を推し進める国のひとつである水上都市国家ミルマーナでは、聖櫃戦争(せいひつせんそう)の英雄のひとりである「サニア」公女が国の代表として復興を指揮していた。
ミルマーナの自警団に所属する主人公「ハルト」はとある任務の最中に、自分を一方的に知っている謎の少女「ミズハ」と出会い、光と音の新たな物語が紡がれていくことになる。
序章からエアバイクを使ったダイナミックな空中戦が描かれるなど、シリーズ未プレイの人でもすぐに馴染める王道ストーリーかつ、倍速設定でサクサク読み進めることもできる。
簡単操作かつ戦略性の高いタクティカルバトル
バトルは歴代シリーズと同様にグリッドで区切られたフィールドで行われ、キャラを移動させて向きを調整し、敵を攻撃していく。
正面からはもちろん側面や背面から攻撃すると与ダメージがアップし、MPを消費すればキャラ固有のアクティブスキルも使用できる。
このMPはキャラごとに設定されたロール(役割)ごとに回復方法が違い、アタッカーであれば敵を攻撃すると回復し、ディフェンダーであれば攻撃を受けると回復するようだ。
アークザラッド Rの特徴は充実したコンテンツ
ゲームの流れ等は先行レビュー版と変わらず、物語の見せ方やBGMは前述した通りだが、システム面でも背面や側面攻撃といったPS以降の「SRPG」を形成したと言ってもいい歴代シリーズの良さを再現している。
さらに、敵をジャンプして背面に回り込むというアークザラッドではお馴染みのシステムを取り入れつつ、ロールごとに特別な行動をとることでMPが回復する新たな試みがあり、操作も簡単にできるようになっていた。
全キャラが星5に進化するなど充実した育成システム、「古代王の地下遺跡」や「ハンターズギルド」といったコンテンツを選択でき、ボリューム感もしっかりとある。
個人的には、アークとククルが救った世界を守るため、ポコやトッシュたちがそれぞれの立場で自分にできることをしている姿に、涙腺を刺激されたわけで……。
公式Twitterなどで公開されているキャラ紹介にあるセリフは本当にずるいと思う。俺が泣く。
好みのキャラを最大育成!
キャラには個々にレベルや星ランクがあり、全キャラが最高レアリティの星5まで進化する。装備品の生成や強化も行えるようだ。
また、同一キャラを入手するとスピリット(魂)に変換され、それを消費してスピリットボードを拡張する能力解放メニューがある。
イベントクエストで覚醒石を獲得すればスピリット(魂)がなくてもスピリットボードを拡張でき、ガチャに頼らない育成も可能だ。
キャラを入手!
正規リリース版では、初回報酬として星4の「トッシュ」やガチャチケット2枚、10連を1回引ける精霊石を1000個などが得られる。
ガチャから出るキャラの最高ランクは星5だが、今のところ星5限定キャラはおらず星4などからでも進化させることができるようだ。
最初にヒーラーを手に入れておきたい。
ゲームの流れ
メインとなるクエストモードは時間経過で回復する行動力を消費して挑戦する。
ミルマーナやスメリアなどシリーズでお馴染みの国を冒険できる。
一部のクエストではアドベンチャーパートが挿入され、主人公「ハルト」が謎の少女「ミズハ」とともに復興を目指す世界を冒険する姿が描かれている。
各所で流れる音楽も聴き心地がとてもよい。
バトルは個別ターン制のタクティカルバトルになっていて、画面上にあるスロットの順番に敵味方のキャラが行動する。
初期配置も設定できるようだ。
キャラには個々にロールが設定されていて、それに応じて立ち回り方が変わる。
通常攻撃や多彩なアクティブスキルを駆使して敵を倒そう。
キャラはバトルで経験値を得て成長し、強化合成によるレベルアップも可能。
進化や能力解放といった育成メニューも利用できる。
アークザラッド Rの序盤攻略のコツ
基本はクエストモードを進め、初回報酬の「精霊石」などを収集しながらキャラを鍛えていく。
その合間に、キャラの個別ストーリーを楽しめるキャラクタークエストなどにも挑戦しよう。
背面攻撃を活用!
ジャンプ回り込みによって敵味方問わず背面攻撃がしやすいので、1対1で戦うならいいが、複数の敵と戦うときには位置取りに注意したいところ。
あえて正面から攻撃してそのすぐ後ろにヒーラーを置き、背後を守りつつオートスキルでHPを回復させるといった戦法が基本戦術になりそうだ(範囲攻撃をしてくる敵がいるときは別)。
ロールごとの特性を利用
序盤はアタッカー系のキャラを先行させてガンガン攻めるといいが、敵が強くなってきたら自ターンで無理に攻めずに、相手が近づいてきたところを囲んで倒す戦法に切り替えよう。
そのなかでロールごとの立ち回り方、MPの回復方法を覚えていくといいい。
攻略とは関係ないが……
生放送の「Jスタとあそぼう」で読み上げられた、企画・原案・ゲームデザインを手がける「土田俊郎」氏からの「アークザラッド」シリーズのファンの皆さまへのメッセージがとても熱い内容だったので、ぜひ一読していただきたい。