Mini Guns -Omega Wars-

Mini Guns -Omega Wars-

パブリッシャー Riposte Games & Co

ジャンル シミュレーションRPG

オモチャの兵隊による3Dタワーディフェンス!運に左右されない“確実な戦術”で拠点を制圧せよ!

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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

Mini Guns レビュー

スケールは小さいのに中身はギュッと詰まった大戦争ゲーム!

『Mini Guns -Omega Wars-』は、タワーディフェンスに奥行きのライン要素を加えたような3Dリアルタイムストラテジーだ。

プレイヤーは3つの勢力から所属国を選択し、命を吹き込まれたオモチャの兵士「ミニ」を率いる司令官として敵基地を撃破していく。

基本は「クラロワ」っぽいオンライン対戦系だがストーリーモードを実装していて、一人でも楽しく遊べる戦略ゲームとなっているぞ。

拠点を守りながら敵軍を制圧するラインオフェンス

Mini Guns レビュー

▲侵攻ルートが点線として表示される。

時間経過で溜まる「アクションポイント」を使って召喚し、ユニットで攻め立てるのがキホン。出した後は全自動で前進&攻撃する。

出撃位置はスワイプで自由に決められる。フィールド上に障害物があると索敵が途切れるが、空中ユニットなら飛び越せるといったギミックあり。

選択ユニットは手札の概念が無い代わりに試合開始から数秒経って開放される枠があって、終盤向けの高コストキャラも使い分け可能なのだ。

カードRPGっぽいユニット育成システム

Mini Guns レビュー

使用デッキは勢力毎に「空中戦が得意」「瞬間火力が高い」みたいなユニットの特色が異なり、混合はできず別々に組むことになる。

基地施設+8種を自由に編成し、「最初から」「20秒後」「40秒後」といったそれぞれの解放時間枠にセット。

ユニットは報酬やドロップから一定数集めるとレベルアップでき、DPSといったステータスを上げられるぞ。

『Mini Guns』はリアルタイムに交わるユニットを駆使した戦術性が魅力!

Mini Guns レビュー

手札が無いからランダム性も薄く、デッキの編成次第で好きなユニットを確実に召喚することが可能なので強ユニットの押し付け合いがキホンとなる。

しかしユニット間には明確な「相性」が設定されており、例えば戦闘ヘリは歩兵類にめっぽう強いが戦車には攻撃できなくて一方的に撃ち落とされちゃう。

ボードゲームにも似た駆け引きにステータス要素が付与され、試合をスピーディな頭脳戦へと昇格させているのだ。

対戦ゲームなのに他のコンテンツも充実

Mini Guns レビュー

ストーリーモードでは「堅くて火力のあるロボ兵団」「開始時から敵戦車だけ配置」など、様々なシチュエーションから戦術を学べる。

報酬として新種のレアユニットが貰えるし、オンライン戦だけじゃなくマイペースに遊べる場があるのは嬉しい。

対戦では1vs1とは別に、2vs2の「タッグマッチ」も挑戦でき、他のプレイヤーとチームを組んで同じ陣営から個別に出撃。普段より盤面が2倍賑やかだ

丁寧に作り込まれたチープ風デザイン

Mini Guns レビュー

▲動きがチマッとしててカワイイ。

「オモチャの兵士」という設定は3Dグラフィックにも反映されていて、少しオーバーなアクションには「らしさ」があってイイ。

静止画ではフィギュアっぽく描かれたり、子供も大人も心くすぐられるスケール感となっていて、コレクション性が高いぜ。

ゲームの流れ

Mini Guns レビュー

一応はオンラインマッチをメインとしていて実力に見合ったランク帯でのPvPが楽しめる。

報酬は時間経過の宝箱式だが、もはや浸透してしまったし特に気にならない。バランスも取れているし。

Mini Guns レビュー

ストーリーモードでは共和国・ドミニオン・帝国の3つをそれぞれ進めていく。

ランクを上げると新勢力が開放されるが、排出ユニットの種類も増えて特定種を絞りにくくなるので注意。

Mini Guns レビュー

バトル画面。下のユニット部分からコストを消費してスワイプで出撃させる。

手札にあたる部分は全て事前に決められるので、どれを序盤から使うかといったセンスが問われる。

フィールドにはコスト回復アイテムも落ちていて、歩兵ユニットなら時間を掛けて拾える。周りに支援させよう。

Mini Guns レビュー

ユニット画面。それぞれがステータス・攻撃対象の他に「特性」を備えている。

強いユニットを主軸にしても必ず相性の悪い相手がいるので、ソイツ相手にどう対処するかが重要だ。

Mini Guns レビュー

全体的に質が良く、バトルが戦略的で幅広く楽しめる対戦ゲームとして完成している。

ユニット育成で長期的にも遊べるので、新しいクラロワ系を探しているのならアリアリのアリだ。

この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)

『Mini Guns -Omega Wars-』序盤攻略のコツ。

Mini Guns レビュー

▲実績で受け取れる報酬もお見逃し無く。

まずはオンラインマッチの前に「ストーリー」モードを進めてゲームにおける定石を学ぼう。第1幕をクリアしたら初心者卒業だ。

デッキは主力となるユニットを決めて、そいつの弱点を補完する相方もセットしたい。上手く回るならコストバランスはあまり気にしなくても良い。

序盤は微々たる差にしかならないレベルの育成よりも戦術そのものが大事なので、勝てない時は攻め方を見直してみよう。

序盤は「ヘリコプター」を中心に起用してみよう

Mini Guns レビュー

ユニットは場に残った時間だけ攻撃=アドバンテージを取れるので、とにかく長生きさせてコストを無駄にしないのが重要だ。

空中ユニットは多くの兵種から攻撃されにくく、歩兵程度なら一瞬で制圧できるし索敵能力も高いのでいつでも腐らない便利な戦力。

ただし戦車類は対象ユニットにならず苦手で、こちらも装甲戦車といった対抗策を用意する必要がある。

優勢で押し切れそうなら鈍重な相手は無視するのもアリだ。

「肉を切らせて骨を断つ」戦法で相手を疲弊させろ

Mini Guns レビュー

それぞれの「拠点」は一定範囲に敵が近付くと自動反撃をする。この特性を活かして「肉壁 兼 火力」の固定砲台ユニットとして考えてみよう。

例えば開始時に敵戦車が突撃してきた場合、タゲを拠点に取らせて後から自軍戦車を出せば、2対1の圧倒的有利な状況で打ち勝てる。

兵士ユニットのHPも温存できるしとても有効な戦法だ。拠点が完全破壊されない程度に、積極的に体を張ってもらおう。