Chrono Clash:Fantasy Tactics(クロノクラッシュ)

Chrono Clash:Fantasy Tactics(クロノクラッシュ)

パブリッシャー Gamenami

ジャンル シミュレーションRPG

時間を“消費”するターンバトルを制せよ!「FFタクティクス」や日本ゲーへの愛が詰まった3DシミュレーションRPG

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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

Chrono Clash レビュー

▲バックアタックでダメージ倍増だ。

愛こそが一番のスパイス!古き良き日本ゲーを3Dで再現したファンタジーRPG

『Chrono Clash:Fantasy Tactics(クロノクラッシュ)』は、シンガポールのインディーデベロッパーが開発しているスマホ向けの3DシミュレーションRPG。

「ファイアーエムブレム」「タクティクスオウガ」他を思わせる戦略バトルを基軸に、“時間”の要素をプラスしたバトルシステムが特徴。

キャラデザこそ洋ゲー感もあるが、そのゲーム性は懐かしきJRPGへのリスペクトが満載!彼らの情熱を見届けて欲しい!

待機状態をリアル時間として可視化したコマンドバトル

Chrono Clash レビュー

▲召喚獣のムービーシーンなども!

各キャラはスピード(行動間隔)順にターンが回り、マップ上を移動→攻撃ダメージ確認→コマンド決定といった流れを互いに繰り返す。

それぞれ5種のスキルを使えるが、行動時には「時間」を消費。強力な技ほど次に回ってくるまでの数秒間(行動ターン)が長引いてしまう。

他にも「向き」「防御姿勢」といった状態によってもダメージ&命中補正が変動するから、最適な位置取りや射程の把握が必要だ。

使い方によって差を付けられるジョブ&装備システム

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▲スキルも100種以上だそうな。すげーな。

ステージからは宝箱がドロップし、装備アイテムを獲得。素材消費での「鍛冶」や「合成」でハクスラ系っぽく強化していける。

それとは別に約40種の「ジョブ」を修得し、セット枠内なら「スキル」も好きに編成可能。かなりカスタマイズ度が高い。

1人のキャラでも両者の組み合わせ次第で全くバトルスタイルが変わるので、様々な役割・可能性を広げているぞ。

『Chrono Clash』は随所から感じるリスペクトに心が暖かくなる

Chrono Clash レビュー

▲挿入されるシーンがいちいち決まってる。

少人数による異国の地での制作ということで、サムライ!ジャポン!的な間違った日本文化のイメージが所々で反映されている。

しかし、ゲームとしての再現度はお見事。壮大なBGMや3Dエフェクトなど、1990年代後半以降のJRPGを思わせるポリゴン演出や魅せ方。

言語も英語と、他を差し置いて「一部日本語に対応」してたり。あやしい翻訳とはいえインディーズ系で読める文字の存在はデカイ。

日本ゲーへの好意によって突き動かされ、相当な努力が伺える海外勢の頑張り。それは微笑ましく、素晴らしいことである、感謝したい。

まだまだ先の展開を予感させるシステム群

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▲ダメージ確認で最良の一手を探ろう。

戦闘面も無駄なくまとまっていて、最小限の「時間消費」で節約しながら立ち回るのが楽しい。

進むと広いマップも多くなり、左右別々のルートから別れて接近してくる敵編成など。複雑になって本格度が増してくる。

何より随分前からアプデ版を定期的に配信しており、常々更新中。3D演出だけでなく戦闘システムへも追加予定だそうで、これからも進化しそうだ。

デザインに反して遊びやすそうな内面

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▲このオッサンが複数回行動してツエーんだよ。

攻略パターンは「ジョブ」「装備」による多様性から無数に存在し、キャラ毎に推薦用途はあれど、自由に幅広く楽しめる。

装備にはレアガチャもあるが、育成とプレイングが十分ならレアリティによる格差が付きにくいバランスって印象。

ゲーム内通貨を貯めれば最高レアもショップで買えるし、マイペースに遊んでいけそうだ。

ゲームの流れ

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主人公アバター作成後、傭兵軍団のリーダーとして物語が始まる。

キャラデザインは見慣れない感があるけど、シナリオや展開は見慣れた冒険モノ。

海外文化というフィルターを通した日本風ゲーム。その傾向が顕著に現れるのは今の時代逆に珍しい。

Chrono Clash レビュー

差異はあれど、基盤は徹底したJRPGへのリスペクトで構築されている。

(おそらく)日本を殆ど知らないであろう方々が、敬意を払って新作を生み出す。

国民性だろうか、海外で受け入れられると当人でないにも関わらず嬉しくなっちゃうのは。

Chrono Clash レビュー

バトルシーンも中々。特にゲージでもなく「時間」でターンを表したのが面白い。

ちょっとした要素を加えるのはJRPGのお約束だし、違う観点だからこそ新しい着想が浮かび上がるんだろうなぁ。

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カスタマイズ方面を充実させているのもイイ。多彩かつマニアックなジョブの数々。

クリスタルやスクロールといった一部素材が集めにくいっぽいのは惜しいが、上位者は色々いじれている模様。

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酒場画面。まずは1万ゴールドで仲間を増やして5人パーティにしよう。

キャラデザの残念さはあるけど、それを補って余る魅力を持ったユニークなゲームだったよ。

この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)

『Chrono Clash』序盤攻略のコツ。

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▲200種以上の装備も見た目に反映。

チュートリアル後、まずは歯車の「設定」から言語を日本語にしよう。少しは分かりやすくなるハズ。

基本の流れは右下の「クエスト(常駐バトル)」をクリアし、「探検(メインストーリー)」を進めていく感じ。

スタミナ制度は無いが、受けたダメージの一部はクリア時に引き継がれる。HPの減りが激しければ回復してから挑もう。

キャラの得意な性質を活かしつつ汎用性も高めるべし

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▲アタッカーと足の遅い盾役は前に配置しよう。

ジョブやキャラ毎の「スペシャルスキル」の一部は、指定された武器種でないと使えない。どちらも上手く揃えたい。

二刀流だとか装備の組み合わせは自由だが、魔法キャラならMagic上げの「杖」系武器じゃないと本領発揮できないので注意。

ちなみに修得した「スキル」は、アイテムのように外して別キャラへもセット可能。1人1個は味方にサポート系が欲しい。

素早いキャラは正義!手数で盤面を制圧しよう

Chrono Clash レビュー

▲主人公の範囲スキルも使いこなすと強いぞ。

序盤はスピード・移動力に優れる「Pablo」に強武器を持たせて活躍させるのがオススメ。メイドの「ヘイスト」スキルで更に加速。

ゲージ必殺が必要ない簡単なバトルなど、攻略スピードを重視するなら「弓」を持たせるとHP管理もラクで、複数回殴れるぞ。