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漆黒の闇に立ち向かう絶望のダークファンタジー
光を継ぐ者はグロテスクかつ神秘な世界観がたまらない、重厚なるダークファンタジーRPG。
プレイヤーは「継承者」となり、暗黒の世界に太陽の光を取り戻すために戦いを続けていく。征服する順番と方向はプレイヤー次第という、挑戦的なシステムも特徴だ。
総勢400種類以上の「サーバント」たちは最高レアリティまで育成できる
プレイヤーが従える400種類以上もの「サーバント」たちは、全員を最高レアリティまで「進化」させることが可能。
敵味方含め、可愛らしいキャラ、エロティックなまでに妖艶なキャラ、グロテスクな敵が続々登場する。想像力の範囲外からの来襲を心ゆくまで楽しめるというわけだ。
絶望という名の麻薬的ストーリーテリング
暗黒の世界を見事に表現した3Dグラフィックがひときわ美しい。また、日本語にも対応。翻訳調の堅苦しい語調だが、それが逆にシナリオにマッチしていると感じた。
キャラクターの造形や世界観など、衒学的(げんがくてき)な台詞回しも含めて、随所に美学を感じる作風だ。
「光を継ぐ者」の魅力は美しく絶望的な暗黒世界
ダークファンタジーというジャンルは多岐に渡るが、本作もまた、予定調和やお約束を超越した、悲劇的展開や不条理な異世界奇譚を堪能できる。
「ダークソウル」や「シノアリス」、虚淵玄の諸作品、三浦建太郎「ベルセルク」など…。美しさと醜さが混在した、生と死の限界寸前の輝きに惹かれてしまうなら、本作はうってつけの作品と言えるだろう。
美しいグラフィック、BGM、キャラクター達に魅了される
GAMEVILの真骨頂とも呼べるスマホ離れしたグラフィックは荘厳の一言。キャラクターの造形も男女、人外、敵、すべて魅力的だ。
BGMもまさに陳腐さを排した、クワイアボイスを貴重としたゴシックなもの。美しくも重苦しい暗黒時代の世界観を見事に表現している。
謎めいたシナリオに序盤から釘付けになる
登場する敵は「死」にたがっている。そして「時間」を「超越」している。そして主人公は冒頭から「処刑」されかけている。「教団」と「騎士」は対立しあっている。
正義と悪、光と闇、希望と絶望、どちらの意味も逆転しかねない、謎めいたシナリオに、グイグイとクエストを進めてしまう。テキストもよい。それにしても、闇に陥落寸前の物語のタイトルが「光を継ぐ者」だなんて、皮肉が効いている。
ゲームの流れ
黒い血によって腐敗した世界が舞台。そして、正義や希望は敗色濃厚。
うがった見方をすれば、現代社会そのもののように思えなくもない。
マスターは自分で選択可能(右二人は制限あり)。
フォントやキャラクターといい美しさを追求した作風だ。
バトルは基本的に自動で行われ、プレイヤーは任意のタイミングでスキルを使用可能。
連携次第では★1のキャラクターでも十分な火力が出ることも。
少しずつ広がっていく世界地図。そして世界の謎も明かされていく。
シナリオの番号が飛んでいる場合は強敵がいる場合が多い。
死を超越し、未来から時間遡行して現れし騎士たち。
ファンタジーながらSFの様相すら呈するシナリオに固唾を飲む。
「光を継ぐ者」序盤攻略のコツ
序盤から敵は固い。ゆえに、バトルはどっしりとした印象だが、序盤のクエストは最高速まで倍速プレイ+オートバトルでも問題なくプレイできた。
クエストをクリアしていくことで強力なサーヴァントを獲得可能。エピソード1をクリアしたら課金石300個(レアガチャ3回分)が手に入る。まずは2時間ほどクエストを進めてみよう。
ゲームの進め方は自由、だが無謀は死あるのみ
チュートリアル以降、攻略する順番はすべてプレイヤー次第であり、また、地域の中にはクリアすると、レアアイテムがもらえる事も。
だが、いきなり高レベルのステージに向かっても敗色は濃厚。その絶望感こそがダーク・ファンタジーの醍醐味でもあるのだが…。自分の弱さを知り、命は粗末にしないことだ(世界観に浸って言葉が堅苦しい)。
序盤の報酬を有効活用せよ
配信を記念して、毎日「スタミナ」を最大60個まで獲得可能。貰えるものはすべてもらってしまおう。
さらに、決死隊LV(アカウントレベル)を20まであげるとガチャ1回分に相当する「レア聖継石」を獲得できる。その時こそ、☆3~5のレアなサーバントで序盤を有利に進めよう。