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正答率1%――あの狂気的ADVが、今度は共同生活編に!?
『ひぐらしのなく頃に 宙』は、同人ゲームから始まり大ヒットを記録した大人気ミステリーアドベンチャーシリーズの派生作。
昭和50年代。閉鎖された田舎町「雛見沢」を舞台に巻き起こる、謎の連続怪死事件。
「綿流し」の祭りの日、“オヤシロ様の祟り”として毎年必ず1人が死亡、1人が失踪してしまう。
仲間同士で疑心暗鬼に陥る過酷な運命も知らずに、学校の部活メンバーは楽しい日々を過ごしていた……。
本作だけのボリューミーなオリジナル“同棲”ストーリー
両親の出張により、侘しいカップ麺生活が始まると嘆いていた主人公「前原圭一」。
しかし4人の女の子から1人、自宅に来て料理や家事をしてくれると提案。まさかの“同棲生活”がスタートする。
ヒロインには専用シナリオが各100パート以上も用意されていて、同時に並行しながら進めることも可能だ。
運命を変えるべく、再び雛見沢へ挑もう
序盤はギャルゲーも真っ青なニヤニヤでイチャラブを繰り広げるが、途中で“ある話”を聞いてからは影が差し掛かる。
オヤシロ様の足音が聞こえたり、「付き合ってくれないの?」とヤンデレのように迫られたり。パジャマでお喋りや一緒にお風呂に入ったり……アレ?
ミステリアスかつピンク色な感じも匂わせつつも、果たして彼らは終わらない“惨劇”から抜け出すことは叶うのだろうか。
『ひぐらしのなく頃に 宙』は原作の魅力を元にした色んな展開が楽しい!
元をたどると、本作はGREEや楽天アプリで配信されていたユーザー対戦型のバトル?ゲーム。
「手袋」や「ティッシュ」を宝探し(ガチャ)で当てる謎のゲーム性が一部ファン間で話題を呼んでいた。
それが今回、ソシャゲ要素を全廃止してノベルパートのみを抽出。オフライン対応の基本無料ビジュアルノベルとして新生。
ストーリーだけに集中して遊ぶことができ、まだまだ知らない「ひぐらし」ワールドに触れていける。続編も望み薄になった現状ではありがたい。
ヒロイン毎の個性を感じられるストーリー
素材は全て本作用の新規描き下ろし、特にイラストはアニメ版も手掛けたスタジオディーン作なので安定感アリ。
同棲ストーリーも、レナなら正統派お嫁さん。魅音は詩音と姉妹でお泊り。沙都子だとイタズラ部活で一悶着などキャラの個性を活かしている。
ひぐらしは本作が初めてって人には向かないけど、ファンなら大いにif展開を楽しめるハズだ。
運が良ければ寄り道も楽しめるよ
メインストーリーとは別に、本筋には直接的影響を与えない計45の特別サイドストーリーが存在。
特定の話数で「部活」が発生し、完全に確率頼みのカードゲームで勝利すると読める。
こちらはピンク色を更に濃ゆくしたり、物語の真に迫る部分が描かれ、より深く楽しめる仕様だ。
ゲームの流れ
プロローグ。時系列は引っ越してきて馴染み始めた頃?羽生も見れず。
細かい部分をかなり端折って進むので、あくまでファン向けを意識って感じ。
フォントはちょいチープだけどシナリオ自体は地の文ありでいい感じ。
生活能力皆無な圭一を助けるべく、メンバー一同が協力してあげることに。
キャラの性格や言動はかなり忠実に再現(アニメ寄り)されていて、しっくり来る。楽しい。
いじっぱりで寂しんぼな沙都子とお泊りとか……イイよね。
同棲って特殊なシチュを活かしたニヤニヤ展開も多い。ひぐらしってホント昔っから先を行ってるな。
パート数は100を軽く超えるが、1つ1つが短い=読破には日数が必要なのに注意。まあ元ソシャゲだし。
有料コンテンツっぽいサブストも、3枚提示されたカードから運良く当たりを引けば無料で見られる。
気になる場面は多いけど、本筋だけでも楽しめるから割り切ったほうがラクそうだ。
キャラクター説明では伝説のトミーを始めに、色んなキャラの関連性も見れる。
ゲームとしては普通だが、往年のひぐらしファンなら響くモノがある筈なので手にとって見て欲しい。
『ひぐらしのなく頃に 宙』攻略のコツ。
本作は基本的に選択肢や分岐点が存在せず、ヒロイン毎に分けられたほぼ一本道を進むのみ。
取り返しの付かない要素も無いので、ゲーム攻略というよりストーリーの考察をしながら遊ぶと捗る。
チケットは12時間毎に5話分を回復するので、受け取り時に溢れないよう消費しておきたい。
途中で拾えるサブストーリーはしっかり挑戦するように
いずれかのキャラストーリーを完遂すると、4人目である梨花ちゃんパートが解放される。
この子だけは特殊で、今までに見たサイドストーリーの数に応じてエンディングが分岐する。
サブスト到達時に出現するボタンを見逃すと、再挑戦は「ケンタくん人形」が必要になるので注意。