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▲お喋り巫女と、不器用オッサンの構図すき。
最近、ゲームに“暖かさ”を感じていますか?
未曾有の疫病により人類の殆どが死滅した世界。
二人にメッセージを発する「霊魂」は、地球外への到達……「宇宙葬」を望んでいた――。
ズバ抜けた雰囲気の良さに惹き込まれる!
2Dアニメーションによるグラフィックが丁寧で、雪に埋もれた退廃的な世界との相性がサイコー!
人々の死にまつわる設定群や、ピアノを基調としたサウンドもあり、儚くも美しい空気感を見事に表現している。
サバイバル風のゲーム性が没入感を倍増!
基本はフィールド上を移動して役立つ廃品を回収するのだが、作業中はずっとゲーム内時間が経過していく。
ロケットとは別に素材を集めて便利アイテムを開発し、新エリアを開拓するなどゲームらしい楽しみアリ。
単なる雰囲気ゲームの一言では終わらない面白さを秘めた良作インディーズアプリだ!
『OPUS:魂の架け橋』はアドベンチャーとして最高級の品質!
▲前作同様ビジュアルセンスが良いねー!
最初は雰囲気を楽しむだけ系と思っていたが誤算だった。アドベンチャーとして面白かったのだ。
散りばめられた“想い集め”で探索が捗る!
雪原の中には旧世界の遺品も埋まっていて、人々の声を頼りに、進行とは関係ないアイテムをコレクションできる。
専用イベントが多く、生前の願いや二人の思い出に関する物もあり、霊魂が語り来るようになった謎が気になって仕方無い。
ダブル主人公の絶妙な関係によるシナリオが秀逸!
絶望的な状況でも折れずに明るい巫女は使命の為、生き残った理由を考える中年男性は霊魂を黙らせる為。
仲間のようで他人でもある二人が、果てしなく遠い10万kmを夢見て協力するって設定がイイ。
ロケット研究の進歩と共に素性や秘密も明らかになり、探索と開発のゲームプレイは止まらなくなる。
「ひとりぼっち惑星」とか好きならコレも絶対ハマる筈だ。マストプレイ!
『OPUS:魂の架け橋』序盤攻略のコツ。
▲アイテムは素材と用途が判明すると造れる。
マップ上で左上のフキダシを押すと、今何が必要かを確認できる。素材入手場所のヒントも見れるので超便利。
夜になったら暗くて作業できないので工場へと帰還しよう。デメリットは無いのでご安心を。
落ちている材料は出来る限り拾っておこう!
固有以外の汎用素材は何度でも入手できる代わりに、一定量を要求されることがあるので常にストックしたい。
二度手間にならないよう、目標物をゲットしてもある程度周りをうろつくのもお忘れなく。
霊魂ある所には意味がある……?
遠目では見えないでも近づくと現れる霊魂は、素材をくれたり道標的な役割を持っている。特に黄色。
建物の中も入れたりと意外に貫通して歩けるので、とにかくマップを隅々まで調べよう。
一本目のロケットを打ち上げた以降は220円課金のアンロックが必要だが、無料分だけでも十二分楽しいので遊ぶべし。
ゲームの流れ
- 冒頭、巫女であるフェイの言葉が本によって記される。
つまりこれは過去の話なのか……? こういう演出が読ませる。
前作との直接的な繋がりは無いが、コンセプトは同じそうな。
- プロローグ、若かりし頃のヨハン。
疫病は流行するまでは平和に暮らしていたが、地球教による宇宙葬は元々根付いていた。
- それから25年経ち、ロボット技師のオッサンに。
巫女はコールドスリープのおかげだが、何故ヨハン疫病から生き残ることができたのだろうか?
- 探索画面。雪原をひたすら歩く。
人々はいないが霊魂の声は聞けて、時折イベントを発生させる。
- ツールを使えば素材もゲット。
場所もいちいち補足説明したり、ユーザビリティが完璧でビビる。
- 思い出の品を集めれば、過去の記念品を製造してより深く楽しめる。
海外の作品だから表記の違和感は許してあげて。翻訳自体は良好。
- こんだけ面白けりゃお金払うのも当然だわ。
男気課金すればペットや衣装の特典付き。
- やっとロケットが完成しての打ち上げ実験。
霊魂の声の意味、世界が滅んだ謎、そして二人の行く末は――。
この先はアナタの手でプレイしてみてくれ!(お約束)