壮絶大戦争

ハードなテイストで描かれた兵器は、実際に存在しているかのように見えるもののオリジナル。

中には二足歩行型戦車的なデザインの兵器もあって、リアルロボット系の戦争モノが好きな人やSF好きならグッと胸にアツい炎が灯るハズ。

または女の子が萌え系ではなく、リアル＆セクシー系というのも世界観にあっていてグッド。筆者個人のツボ的にもグッドなポイントだ。

基本的なゲーム進行は戦略シミュレーションゲームの王道といえる。

自分の基地の中に、発電所や資源工場といった資源生産施設を建設。資源が貯まったら今度は兵器工場で兵器を生産、自国の戦力を強化していく。

十分な戦力が得られたと判断したら「世界」マップで自分の基地周辺にある資源を占領していこう。

また「ステージ」と呼ばれる、バトルを連続でプレイしていくストーリーモード的な仕組みもあるので、バトルRPG的に楽しむことが可能だ。

リアルロボット系、ミリタリー、SF、そして戦略シミュレーションといったワードにピン！と来ちゃう人はプレイして損はないだろう。

「ブラウザゲーム」というだけでネガティブな印象を持ってしまう人も少なくないだろう。その気持ちは筆者もよくわかる。 

だがちょっと待ってほしい！ ダマされたと思ってこのゲームをプレイしてほしいのだ。

本作のスゴイのがプレイ時のテンポ。

まず、ゲーム開始時に若干…数秒程度ののデータ読み込みが発生する以外、「いつデータダウンロードしてるんだ!?」ってくらいダウンロードが発生しない。

次に、アニメーションなどの動作が重い…どころか、圧倒的に早い。サクサク！

ファミコン時代のゲームじゃないかと思うくらいスピーディーに反応してくれる。正直、「アプリ」ゲームでもここまでサクサク動くものは滅多にないように思う。

このテンポに小気味イイ効果音が加わってくれるので、操作すること自体が爽快に思えるレベル。

基地などでメニューを選択している時も気持ちよいと思えるし、迫力のバトルシーンでは敵に大ダメージを与える気持ちよさもあいまって、すこぶる爽快!!

ゲームプレイを誘導してくれるチュートリアルやミッションがあるものの、「今何をすべきか？」なかなか自分で判断できない…という場合があるかもしれない。

本作において、「今何をすべきか？」迷った場合のガイドラインになってくれるのが、「ステージ」だ。

「ステージ」はひたすらバトルを重ねていく…というモードで、様々な兵器が出現。各ステージや章をクリアすることでボーナスもゲットできる。

もしこの「ステージ」負けた場合、戦力が低いということなので、その場合は基地内の施設のレベルアップに励もう。

レベルアップの肝になるのが「作戦司令部」。他の施設のレベルの上限が「作戦司令部」のレベルまでになっているので、まずは「作戦司令部」を優先してレベルアップしよう。

「ステージ」が第2章に突入したタイミングなら、「世界」マップでレベル4くらいの資源を占領できる強さを持っているので、腕試しに部隊を派遣してみよう。

こうやって、自分の強さを計る鏡として「ステージ」を活用すると、「今何をすべきか？」迷いにくいハズだ。