脱出ゲーム 感染都市からの脱出

「感染都市からの脱出」は、ゾンビが溢れる街でサバイブするという脱出ゲーム。

ぶっちゃけた話、脱出ゲーム版「バイオハザード」と考えるとわかりやすい。ゾンビ溢れるラクーンシティから脱出しましょう的なノリだ。

「呪巣」や「無影灯」、「赤い女」などなど、脱出ゲームといえばホラーものというくらい、ホラー脱出ゲームは多い。しかしながら、実は「バイオハザード」のようにスケールの大きなゾンビものはそれほどない。

そんな中本作は、ゾンビ大量発生ものの脱出ゲームを真正面から描いている！　ワクチンを探したり、味方がゾンビになったり、武器になるものを探したり…などなど、「ゾンビものだったらこういう要素がないとね！」という要素は、バッチリ盛り込まれており期待を裏切らない。

ゾンビ好き、ホラー好き、脱出ゲーム好き、いずれかに引っかかる人なら本作を十二分に楽しめるハズだ！

一般的な脱出ゲームであまりゾンビを扱わないのは、おそらく幽霊と違って物理的に戦って倒せるからだろう。謎解きをして鎮めなくとも、ひたすらダメージを与えて倒せるなら、謎解きする必要はない。

この点を本作がどう解決したかというと、なんとバトルシーンを入れるというド直球な解決方法！ 

バトルシーンは、制限時間内に一定数連打をするというタイプのバトルと、制限時間内にすべてのマークをタップするという二種類のバトルを用意。

これが、思いのほかよくできている！　制限時間内にアクションを起こすというものなので緊迫感があるし、バトルの形式がその時所持している武器によって変わるため、臨場感もバツグン！

あまり煽ってくるBGMでないのが残念だが、しっかりゾンビのスリルを楽しめるバトルに仕上がっているぞ！

本作は脱出ゲームとしてはそれほど難易度が高いゲームではない。バトルシーンも緊迫感はあるものの難易度が高いわけではないので、フツーにプレイしていればまず行き詰ることはないだろう。

それでももし、次に何をしたらよいかわからなくなったら、とりあえず今まで探索したところを改めて探索してみよう。

一度タップして情報を得たところでも、二度、三度調べることで得られる情報が変化する場合もある。繰り返し調べることがコツだ。

そこまでしてもどうしてもわからない！…という場合は、素直にヒント機能を利用してしまうのがオススメだ。