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感情移入を促す作りになっているので、自分=精霊神として体験できるのがイイ!
精霊の神として世界を救う正統派RPG
ターン制でコマンド選択型の戦闘や、ドット絵で描かれたグラフィックなど、スーパーファミコン世代のRPG好きならば、確実に心を奪われる作りだ。
ストーリーも正統派で、精霊神・イザヨイとして消滅の危機に瀕している世界を救うため冒険の旅に出るというもの。
最近のスマホゲーだと、プレイヤーは仲間やカードを集めて戦わせる役になりがちだが、何せ本作ではプレイヤー=精霊神自身としてプレイできる!
ストーリー中で行く先々でチヤホヤされたり、クエストクリアする度に感謝されたり…といったことを自分のこととして体験できるのが素晴らしい!
「アスディバインメナス」の特徴は快適を実現するテンポのよさ
細かいインターフェース部分まで、快適にプレイできるよう配慮された作りだ。
だが本作は、短時間でサクサク快適にプレイできるよう、テンポが工夫されている。
移動速度や、RPGにつきもののレベルアップといった基本的部分のテンポはもちろんのこと、コマンド選択といった細かい部分まで気遣いが行き届いている。
例えば戦闘時は、攻撃するターゲットをタップして指定する必要があるのだが、この時ちょうど、行動コマンドの付近にターゲット指定用のミニウインドウが出現する。
このため、片手で連続タップするだけでサクサク戦闘を進められるのだ。
アスディバインメナスの攻略のコツはクエストを確認すること
「次何するんだっけ?」という状態になったらマップ画面を開こう。
ただ、サクサク快適に進められるからこそ逆に、「あれ?オレ今何しようとしてたんだっけ?」ということになりやすい。
そのような時のために、本作ではマップ画面にクエストが表示され、現在の目的と大まかな話の流れがわかるようになっている。…どこまで親切なんだ!
プレイしていて次に何をするか迷ってしまったら、メニューからマップ画面を開く癖をつけておこう。
ゲームの流れ
- ゲームがスタートすると、流れるように話が進んで最初のダンジョンへと誘導される。
- 移動方法は二種類あり、任意に選択可能だ。ひとつは、画面上のタップした位置に主人公が移動するというもの。
- もう一つは、バーチャルパッドを表示して、バーチャルパッドを操作するというもの。スーファミ世代としてはバーチャルパッドの方が操作しやすいかな。
- 敵との戦闘では、隊列がモノを言う。縦に並んだ敵を一斉に攻撃する技などが用意されており、敵の隊列に応じた技を出すことで効率的に戦えるのだ。
- パーティー結成後は、味方の隊列にも注意。前列だと与えるダメージも食らうダメージも130%に修正されるが、後列だと与えるダメージも食らうダメージも70%に修正される。
- 重要キャラクターは顔グラフィック付きで表示される。ドジっ娘のラトナが可愛い!
- 物語もテンポよく進んでいくため、飽きない。思わず引き込まれてしまい、止め時を失ってしまうぞ。