Village of Cyber

とある村の中に「人狼」がまぎれこんだ。

彼らは、昼は人の姿をしており夜になると人を襲撃する。

村民たちが話し合った結果、人狼と疑わしい人物を毎日投票で決定して処刑することにした。

村民の中には、人狼やそれに味方する狂人に対抗する特殊能力を持つ者がいる。

プレイヤーは独自の思考（AI）によって行動する村人たちを導き、彼らの能力や投票結果からヒントを得て人狼が誰なのかを推理する。

通常の人狼ゲームでは村人や人狼といった「役」になり、それぞれの役割に応じた立ち回りを要求される。

しかし、本作はプレイヤーが常に村人側に立ち、彼らに指示を与えて人狼を見つけることが目的となっている。

役割が村人側に限定されているため人狼や狂人になるための知識が必要ない。

俯瞰視点でゲームを観察できるので人狼ゲームの雰囲気やルールも把握しやすくなっている。

なかでもチュートリアルはゲームのシステムを説明しながら物語が進むため、マンガを読むような感覚で楽しめた。

興味はあるけどルールが難しそう、と敬遠していた人に薦めたいアプリだ。

・味方
村人、狩人、占い師、霊能者

・敵
人狼（2人）、狂人

簡易村の場合、人狼の2人を処刑できればプレイヤーの勝ち。人狼と同数まで村人が減ると負けとなる。

最初に占い師が自動でCO（公表）され、霊能者と狩人はプレイヤーが任意でCO指定できる。

定石として占い師や霊能者が2人現れ（どちらかが人狼あるいは狂人）、村人側を惑わせてくる。

人狼に狙われやすいため狩人はあまりCOさせない方がいいが、最初は適当にCO指定したり処刑者を指定したりする。

日毎に追加される投票記録から各キャラが誰に投票したかを確認し、その行動から役割を推理しよう。

ゲームのテンポは早いので何度も失敗してルールや雰囲気を把握するといい。