まもって！はなこさん

まもって！はなこさんは、学校の怪談に登場する有名妖怪たちを召還して、悪さをする人間を学校から追い出す、まさに妖怪ディフェンスゲーム。

学校の階段ではお馴染み「花子さん」「太郎くん」をはじめ、お花を愛する少女姿になった「てけてけ」（筆者イチオシ！）
少し花輪くん入ってる「人体模型」やガジェット好きになった「こっくりさん」、音楽室のベートーヴェンの肖像画（それもシャア似）の「ベーさま」を使いこなし人間たちと戦いえを繰り広げる。

コミカルなキャラデザインと、シビアなゲームバランスにより歯ごたえのある戦闘が楽しめるぞ。
ストーリーパートは、内容はともかくみんなかわいい。

あ、あと全然こわくないので安心だ。

妖怪の立場になって廃校になった学校を守る、というコミカルな本作。
妖怪にはそれぞれ属性と特徴があり、コストも違う。配置する場所を使い分けていくのが超重要だ。
少しずつストーリーはシリアスさを帯びていき、どういうわけかヤンキーや番長くらいだった敵キャラはナマグサ坊主や警官、TVのレポーターや果てはロボットが現れていく。

その黒幕はいったい…!?

コミカルな絵柄のわりにシステムを熟知する必要があるゲームシステムが1面から歯ごたえ抜群の難易度をもたらしている。
ただ勝つだけならできるが、Sランク、つまり誰一人も討ち漏らさず撃退するのはかなり難しい。
うーんついついやっちゃうぜ。

キャラクターには三つ巴の属性があり、それに合わせて攻撃すると効果的になる。
赤は緑に強く、緑は青に強く、青は赤に強い。
クリアのコツは、召還した妖怪を配置する場所と強化のタイミング。
耐久値以上を追い返せずに見逃すとゲームオーバー。
ボスは4-5くらい耐久値を削っていく。

もちろん属性をまんべんなく散らすことも大事だが、「こっくりさん」の動きを止める範囲攻撃、「ベーさま」の遠距離まで貫通する目からビーム。を使いこなせると大分強い。
いい感じに配置したし強化したいが、それまで少ない花子さん（ヒロインなのに使い勝手悪い…）や太郎くん（結構がんばる子！）で持ちこたえなくてはいけない。
追い返した人間の数でクリアランクが決まる。
すべてを最高ランクでクリアすると封印が解禁される！
ってどうなるんだろう！

いやー最終ステージが難しくて全然勝てねー！
時間吸い取られちまう…。