トースト少女

またの名を、通学アドベンチャー！

しかしてその実態は！

簡単タップで操作できるワンキーアクション。

そして筆者が愛してやまないバカゲーだ。

その演出の面白さは、さすがは「東京デッドボール」「こんなフリーキックはイヤだ」など、センスオブワンダーなカジュアルゲーを生み出してきたハップさん。

アニメなどで定番のシチュエーションだが、出てくる敵のバカさは想像の斜め45度上を行く！

いいセンスだ！

OPのムービー(笑)からフルボイス、そしてBGMはなんと歌入り！

少女やぶつかったキモオタのボイスも相変わらず抱腹だし（フルボイスか！）、ぶつかったキャラをコレクションできるのでミスすらも楽しい！

カジュアルゲームに大切な、テンポのよさ、気楽さ、そしてバカさを兼ね揃えたゲームだ。

このゲームに4点をつけたいんですがかまいませんねッ！

ぼくは敬意を表するッ！

だが、センスある演出がこのゲームを、孤高の恋愛通学ランアクションにまで高めている。

BGMはまさかのボーカル入り。

まるで「らき☆すた」の「もってけ！セーラーふく」を彷彿とさせる電波系アニソンを踏襲している。

それも挿入歌は複数！コレクションを見る時も曲あり！

そしてトースト少女のボイス。

テキトーな感じだがそれもまたツボだ。

出てくる障害物…つまりキモメンの声もちょっと花京院入ってて無駄にイケメン。

ありえないキャラクターたちはヒットアプリ「こんなフリーキックはイヤだ！」の使い回しもあるが…。

だが、それがいい！

オモローな演出の中、少女は走る！ナンバーガールの歌の世界のように。

トースト少女は運命の人に出会えるのか！

まるでエヴァ最終回の綾波レイのように走る少女は愛に辿り着けるのか！

燃えないわけがない！

ただ、ある程度はランダム性もあるといえ、基本的にトラップは同じなので、覚えていけばいつかクリアできる。

前作「東京デッドボール」は圧倒的な難易度のため、筆者はバグを利用してやっと感涙のエンディングを迎えることが出来たのだが…。

今度はなんとコンティニューを実装！

ライトユーザーやゲームに親しみのない女性でもクリアが可能な愛のある仕様となっているぜ！

そして、コレクションをコンプリートするためにはわざと引っかかることも必要だね。

秘密なんだけど、TwitterやFacebookの共有っぽいのをタッチすると？

あれ？共有じゃないの？

おや誰かきたようだ…！

ま、何よりもBGMの電波ソング風なヴォーカルを聴きながらプレイするのが一番の楽しみ方だ！

エンジョーイ！