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レトロ風に現代のダンジョン、新宿駅を再現。
新宿駅をレトロ風に完全再現したRPG
「新宿ダンジョン」は現代のリアルダンジョンとも呼ばれる新宿駅をかなり忠実に再現した謎解き型アクションRPG。
ファミコン風のレトロなグラフィックながらも、複雑極まりない新宿駅及びその周辺をうろつき、トラップや謎を解いて、アイテムや出口をコレクションしながら、最深部である東京都庁までたどりつき、伝説の宝石を手に入れるのが目的だ。
「上原の冒険」「走れ上村」など脱力しながらもセンスが光る作品をつくっているUeharaLabo氏の新作だけあって、小憎い演出が多く楽しい。
そしてやけに新宿駅の再現度が高いのが特徴だ。
「ネットで調べた範囲では、新宿駅につながる周囲の駅を含めた全体構造の地図を確認できるのは現時点でこのアプリが唯一ではないか」という発言もうなずける。
新宿駅ユーザーじゃなく、上京する方のためにもゲームと関係なく新宿駅を徘徊できるフリーモードも搭載。その場合はネタバレに注意だ。
ダンジョン探索が楽しいのが最大の特徴
新宿駅の再現度はかなり高い。
「新宿ダンジョン」はレトロRPG風だが、戦闘や買い物、レベル上げといった要素はない。
そういう意味ではRPGというよりはパズル性が強い。
だが、そこは流石のUeharaLabo。
数々の死にゲーで培った脱力しながらもセンスが光る要素がつめ込まれている。
ダンジョンの探索の中には、切符(RPGでいう「鍵」にあたる)を入手したり、トラップに当たらないように回避しつつ、お宝や出口をコレクションする要素があり、広大なダンジョン探索ながら退屈させない。
なお、筆者は東京在住10年目で、もはや数えきれないほど新宿駅にはお世話になっているが、その再現度は十分。もちろん固有名詞などは変えられているところもあるが、かなり綿密なマッピングがされている。
現実世界の迷宮、新宿駅を攻略するために、上京してきた若者にもオススメなくらいである。
「新宿ダンジョン」序盤攻略のコツ
現実の新宿駅も西口と東口の通りぬけできないよね。
序盤は矢印に沿って行けば迷わずに進める。スタート地点付近のパズルを解き、緑の切符を手に入れると山手線の改札をくぐれるようになるぞ。
謎解きに関してはなるべく割愛するが、ヒントは周囲を見渡すとあることが多いぞ。
色々な出口をコンプリートしていく楽しみもあるので寄り道は積極的にしていこう。
困ったらフリーモードで自由に散策するのもいいが、ネタバレになってしまうのでやはり通常モードを攻略してからがオススメだ。
そういや、筆者の敬愛するゲーム「魔界塔士サ・ガ」には「アキバ」や「アメ横」でアイテムを集め「原発」に行くなんて、すげーシーンがあったなぁ…。
その後行く「シンジュク」は、やっぱりめちゃくちゃ複雑だったなぁ…(遠い目)
ゲームの流れ
- 冒頭。漫画「ドラゴンヘッド」でも地下に宗教団体めいた人たちがいたりしたね。
- とってつけたようなストーリーだけど嫌いじゃないぜ。
- パズルを解いて都庁を目指すのだ。
- 「緑の切符」ようするに鍵やね。山手線に入れるようになるぞ。
- 幼稚園や小学校の頃迷路を描いてた子いたでしょ?
オレ、大学になってもやってたよ。
- 地図を入手すると表示もされるぞ。なんかトルネコみたいでセンチメンタル。
- コレクター要素もあるぞ。100%コンプはまだまだけわしいのう…。