ウルトラマンなんて怖くない！怪獣大逆襲

ウルトラマンなんて怖くない！怪獣大逆襲は、ウルトラ怪獣たちが主人公の放置型RPG。

ウルトラ怪獣たちでパーティを組み、侵略先を指定して結果報告を待つ…というスタイルのゲームだ。

主人公が怪獣たちなので、目的はもちろん地球侵略！

マップ状にある科特隊基地を選択して、侵略を進めていくぜ。

いつもはウルトラマンや科特隊に退治される側の怪獣たちが、逆にウルトラマンや科特隊を叩きのめすというのがなかなかおもしろい。

ちなみにゲーム全体がコミカルなテイストに仕上がっているので、ウルトラマンがゼットンに倒されて死んじゃった…的な悲壮感はない。…まあそもそも自分は怪獣側なんだが。

コミカルに楽しく遊べるので、お子様でも安心して地球侵略を楽しめるぜ。

ウルトラマンなんて怖くない！怪獣大逆襲は、放置型RPGなので時間経過に伴って段階的に怪獣たちから結果報告が返ってくる。この結果報告が非常にオチャメ。

近所にあるラーメン屋の話題だの、好きなモノが値上げされただの、足を滑らせてころんじゃっただの、どこ幼稚園の遠足だ!?といったレベル。

まがいなりにも侵略というシリアスな状況の裏でこんな報告をしているかと思うと、怪獣たちが途端にかわいらしくなってしまう。

このかわいさ…思わず抱きしめたくなってしまうが、実際には非常に巨大な連中なので諦めざるを得ない。だがそれくらいかわいくオチャメなのだ！

このため、結果報告が楽しみになり、ついつい新しい場所を侵略開始してしまう。

放置型RPGとして非常によくできたゲームだぜ。

一般的な放置型RPGには武器・防具の装備という概念がある。

どんな武器・防具を装備しているかによって、冒険結果が変わるというシステムだ。

もちろん、強力な武器・防具を装備していればいるほど難しいダンジョンが攻略でき、よい結果が得られる。

この武器・防具に代わる要素として、ウルトラマンなんて怖くない！怪獣大逆襲には、怪獣がある。

どんな怪獣でパーティを組むかによって、侵略結果が変わるのだ。

だが、単に強力な怪獣を編成すればいいかというと、そうではない。

怪獣たちと侵略先にいる敵（科特隊の兵器など）は、それぞれ技を持っている。

技にはじゃんけんのような相性が設定されているので、技の相性によって戦闘結果が左右されるぜ。

なので、侵略前に敵の持つ技をチェックし、それに合わせて最適な怪獣を編成することが攻略のコツだ。