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本当の敵は一体誰なのか。
戦車に搭乗して戦う本格RPG!?
コマンド式の戦闘、画面上をタッチしてキャラを移動させるスマホに最適化された操作など、従来のケムコさんらしい遊びやすさがある。
その反面、RPGの根幹を握る物語や今作のウリである戦車システムには不満を覚えた。
詳しくは下記で語っているが、なんというか、王道から変化を求めすぎて失敗した感のあるRPGだった。
反乱軍となり冷血な帝国を倒せ
戦車による戦闘が行える。
戦争が泥沼化するなか、帝国の先住民族である「ユニコニアン」たちが反乱を企てたため、それを掃討すべく主人公「クルツ」の部隊は辺境の町を訪れる。
ゲームの流れは、物語を進めながら様々なマップを訪れ、敵と戦っていくオーソドックスなもの。
本作の特徴は「戦車」に搭乗できるシステムであり、キャラごとに行動を選択する戦闘とくらべて、強力な攻撃を放てるようになっていた。
また、ケムコさんのRPGではおなじみの特殊ptを消費して特別なアイテムや隠しダンジョンを入手できるショップシステムも搭載されている。
レビュー投稿、フェイスブック良いねで100ptを獲得でき、それを使って戦闘終了時にHPとSPが全回復する「サプライエンブレム」を入手しておくと冒険がかなりはかどるはずだ。
物語やシステムに不満が残る
物語、戦車システムともに不満が残った。
一番気になったのは、反乱軍に参加するきっかけとなった虐殺に、一度は思いとどまったもののクルツが参加し、住人を殺していること。
それまでに、帝国がクルツたちを騙すために偽の情報を与えた経緯があり、「真実を見届けてくれ」と言い残してヒロインの恋人が死んでいる(クルツたちが殺した)。
住人殺害後、作戦を遂行せずに村を守ろうとした同僚が他の兵士に殺され、その時点で反乱軍に味方するわけだ。
まず、住人を殺したら、クルツにこれ以上の過ちを犯すなと比喩したヒロインの恋人の死がまるで意味をなさない。無駄死にすぎる。
このまま帝国側につくならそれは正しい行為になる。
でも、同僚が死んで即寝返るのは意味が分からない。
住人を撃つ=帝国側につく覚悟じゃないのかよ。撃ったんならすぐにブレちゃだめだろ。
あと、上記の流れでヒロインが未亡人設定かつクルツを恨んでいるため、パーティのギスギス感がハンパない……。
戦車システムにおいても強力ではあるが、戦闘終了時にスキルptを獲得できない。
搭乗できる場所が限られるなどキャラ育成の弊害や使いにくい制限がかけられているため、搭乗して戦う意味があまりなかった。
ゲームの流れ
- 帝国に所属する主人公の「クルツ」。
帝国は隣国ユベールと「エレメンタイト」という資源を巡って戦争をしていたが、帝国で先住民族「ユニコニアン」の内乱が起こり、クルツはその争いのまっただ中にいる。 - 操作は画面タッチ、もしくはゲームパッドで行う。
物語にそって行動を開始しよう。 - 今作では戦車が重要な役割を果たす。
ダンジョンなどで移動兵器として搭乗したり、戦車で戦闘に参加したりすることもある。 - 戦車を受け取りマップへ。
戦闘はコマンド式になっていて、画面右に表示されているキャラクターの順番で行動していく。 - 町の北西にある道を進んで坑道へ入る。
この奥でイベント戦闘が発生する。 - 坑道をクリアすると主人公の生き方を決める重要なイベントが発生する。
戦果の果てに何を見るのか。 - この他、特殊ptを利用して隠しダンジョンや特殊アイテムを購入できる。
レビュー投稿、フェイスブック良いねで100pt獲得でき、それを使ってサプライエンブレムを買い、回復役に装備させると冒険がかなり楽。