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願いを叶える精霊を神殿へ連れて行こう。
ゲームの特徴
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「クロスハーツアルカディア」は願いを叶える精霊をつれて世界を旅するオーソドックスRPGだ。
遺跡調査員「ネルヴァ」は、とある遺跡を探索中に不思議な石を発見する。自室に帰り、調べものをしていると石(タマゴ)が孵化し、精霊「ティルト」が誕生。
ティルトはネルヴァと運命をともにする契約を結び、世界のどこかにある「神殿」へ連れていってくれればどんな願いも叶える、と頼むのであった。
というのが、あらすじ。
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フィールドの移動は選択式。
速い順に行動するコマンド式の戦闘、選択式のマップ移動、錬成書をあつめて武器を作成するシステムなどはまさにオーソドックス。
パートナーであるティルトの能力を好きなように割りふれるなど精霊の育成要素もある。
さすがKEMCO製RPG! 安心して遊べる作りになっている。
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精霊をどのように育てるかはプレイヤー次第。
少し気になるのはオート戦闘ボタンがないため、戦闘中のボタン連打が多くなること。こういう点まで昔のままにこだわらなくていい。
あと、個人的にイラっとするのがパートナーである精霊のキャラクター性。ものすごい自分勝手なんだが。
ティルトに意見を求めずに勝手に契約をするし、神殿へ連れていけという選択肢では「はい」しか選べない仕様になっている。
会って数分なのに、なぜこんなわがままなヤツと旅に出ないとならんのだ。というか主人公、遺跡の発掘はどうすんだよ!
とか、思ったわけで。昔のRPGではよくあるストーリーなんだけど、俺も偏屈な大人になってしまったと考えさせられるRPGだった。
ゲームの流れ
- 操作は、ゲームパッドかマルチタッチかを選べるようになっている。画面右下のアイコンをタッチするだけで一発切り替え可。
- とある遺跡から物語がはじまる。「ネルヴァ」は無口で自己主張をしないドラクエタイプの主人公。プレイヤーの意図にないことを言わないので感情移入しやすい。
- 遺跡にあった不思議な石(タマゴ)を孵化させると精霊が生まれる。ティルトはイングで、主人公とは「アルギス」で、彼らは一心同体で……。なに、このよく分からない単語。ノムリッシュ翻訳か。
- この後、精霊ティルトに神殿まで連れていってほしいとせがまれる。とくに叶えたい願いがないので「いいえ」を選んだが、選択肢がループするだけ。はい、って言うしかないじゃないか。
- フィールドは歩いて移動するのではなく、スポットを選択することで一気にたどり着ける。また、調べられる部分には「?」が表示され、アイテムを探索しやすくなっている。
- 図書館と道具屋へ行き、薬草をもらったら選択画面へ戻り、画面右上にある「外へ」ボタンを押す。少し分かりにくいが、そこから新たなイベントが発生する。
- 戦闘はコマンド式。敵味方の速い順に行動していく。オート戦闘ボタンがないので、攻撃ボタン連打は必至。このあたりの仕様もなんか懐かしい。