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キャラを動かし、敵を倒せ。
ゲームの特徴
「勇者の復讐劇が幕を開ける……」とのキャッチコピーに惹かれ、そのまま復讐劇の舞台へ。チェスのようにキャラを動かして戦う王道的なシミュレーションRPGのシステム、その中に「捕食(バイド)」というモンスタースキルのアイテム化がうまく盛り込まれている。どの敵をバイドするか、バイドで入手したスキル「ジーン」をどこで使うか、考えながらプレイするのが楽しい!
勇者によって倒された魔王だったが……。
ストーリーにおいても正統派なダークゴシックが描かれており、非常に読み応えがある。以前にとりあげた「ギミカルハート」でも記載したが、製作元がホープムーンだけのことはある。魔王を倒した勇者「オズワルド」がともに戦った仲間に裏切られ、襲い来る敵――かつての味方や愛した人を倒していくことで、主人公は絶望し、やがて変貌をとげる。魔王討伐後のif(もしも)ストーリーなんだが、「ライブ・ア・ライブ」というRPGの中世編を思い出すんだよな。その主人公オルステッドが悲しみの果てに魔王に変わったように、オズワルドも人から「人ではないもの」へ変わってしまうのだろうか。
レベルを上げると能力値、スキル装備数がアップ。
文体は硬めで多少読みづらさはあるが、RPGパートで緩和されているので、それほど読み疲れない。欠点は画像を見ると分かるがグラフィック。携帯アプリをそのまま移植したため画質が悪い。名作なのにもったいない……。多少値段が上がってもいいから新装版をだしてもらいたいゲームだ。
ゲームの流れ
- 魔王を倒した勇者が目覚めるシーンから物語がはじまる。物語は各章ごとに分かれており、会話→バトル→会話といったかたちで進む。
- マス目にそってキャラを移動させ、攻撃やバイドでうばったスキルを使って敵を倒す。操作キャラは画面上にある切替ボタンで変更できる(重要)。
- 敵はある程度の距離まで近づくと、自ら移動してくる。敵の移動範囲のギリギリにキャラを配置し、一気に倒すのが定石だ。
- ジーンという特殊効果を持った敵をバイドすることでそのスキルを使えるようになる。どのキャラにバイドさせるか迷うところだ。
- マップクリア時にバイドした能力のどれを残しておくかを選択する。装備できる数はキャラのレベルを上げると増える。