ビクトリー野球団

野球をあまり知らなくても楽しめる。

ゲームの特徴

最強の野球チームを作り上げるシンプル野球シミュレーションが登場だ。プレイヤーは弱小チームの監督となり、試合で経験値・資金を獲得し、選手をスカウトして打順を決め、強化したチームで試合を勝ち抜いていく。試合は15試合のリーグ形式で行われ、優勝すれば次のリーグに進むことができる。アマチュアから強敵がそろうヒーローまで6つのリーグを制覇し、世界一のチームとなろう。

これは、ハマる……。試合で簡単な指示をだし、スカウト、打順変更をするだけ。盗塁や代打など細かい采配が必要なく、あまり野球を知らなくても楽しめる。試合は基本自動で進むが、1アウト3塁で外野フライが上がるとタッチアップしてくれるなど、野球のセオリーはひと通り行なってくれるのも嬉しい。なんというか、面倒くさくない野球シミュレーションに仕上がっている。

日本語の翻訳は言い回しのおかしいところもあるが、気にならない程度。欠点は、試合を途中でスキップすると経験値・資金がほとんどもらえないこと（1回の表裏分しか獲得できない）。長く遊ぶと試合をスキップしたくなるが、それを行えないのは面倒だ。

ゲームの流れ

操作は画面上のアイコンをタッチして項目を選択していくだけ。試合にもアクション性はなく、通勤中など、どんな場面でも遊べるようになっている。基本は、メニュー画面右下にあるプレイ（試合）を選ぶといい。

試合は初期設定だと5回で終了し、各回でバッター・ピッチャーに4つの指示を与えて進める。ピッチャーは三振、ゴロ、きわどいコース、おまかせ。バッターはホームラン、ヒット、四球、おまかせの中から選ぼう。

試合中に三振をとる、ホームランを打つ、など各選手の結果によってXP（経験値）と資金が獲得できる。試合はスキップもできるが、XPや資金がかなり少なくなるので、あまりオススメできない。

お金が貯まったら「スカウト」を選び、新たな選手を獲得しよう。上位リーグに上がると、より能力値の高い選手をスカウトできる。獲得した選手はポジションに気をつけながら「ラインナップ」で打順に組み込もう。

メニュー「ショップ」を選ぶと、日毎に起動することでボーナスがもらえる。また、試合で100勝するなど、特定の条件を満たして「ステッカー」を集めるコレクション要素もある。