カプコンからファミコンアクションゲームの傑作「ロックマン」シリーズがiOSアプリとして配信された!
ソーシャルゲーム的にアレンジされたものではなく、売り切りの有料アプリであのファミコンのままの「ロックマン」を再現している。
金額はシリーズ共通で、原稿執筆時点では360円だ。
「ロックマンシリーズ」といえば、ファミコンソフトの時点で非常に難易度が高いことで有名だった。
過去作経験者としては「あの繊細な操作が必要なゲームを、スマホのコントローラーで本当にプレイできんの!?」…と気になるところだろう。
そこで筆者が操作性チェックを兼ねてプレイしてみた。
選んだのは「ロックマン」シリーズの中でも過去には「おっくせんまん」や「エアーマンが倒せない」など、動画でも話題になった「ロックマン2」! エアーマンを倒すことにチャレンジしてみたぞ!!
打倒エアーマン!
「ロックマン」シリーズは、代々好きなステージからチャレンジできるというシステムになっているので、いきなりエアーマンにチャレンジすることも可能。
ただ、ファンであればご存知の通り、ボスを倒してボスの武器を奪い、相手のボスの弱点武器を使用していく…というシステムのため、まだ誰もボスを倒していない状態では相性の悪いボスというのもいる。
とはいえ、個人的にはエアーマンはさほど強くないという印象を小学生の時持っていた。
…あれから30年近く経っているけども…。
バーチャルコントローラーでロックマンを操作
「ロックマン2」の場合、スマホの画面フルサイズではなく、真ん中の部分だけにゲーム画面が表示される。
そして、画面の左右に配置されたバーチャルコントローラーによってロックマンを操作。
ファミコンの場合ジャンプボタンと攻撃ボタンの2種類のボタンが配置されていたが、スマホ版はさらに武器チェンジボタンが配置されていて何気に便利。
また、十字キーは「ぷにコン」や「ファイナルファンタジー」などのRPGで見られるようなスワイプで動かすタイプではなく、上下左右タップした箇所が反応するというタイプ。
操作性は慣れればイケる
実際に操作してみた感覚としては、まずジャンプと攻撃が同時に出しづらいと感じた。
筆者が操作しているのはiPhone7plusなのでボタン自体が大きく、さらにボタンとボタンの間にスキマも空いているため、ファミコンのABボタン同時の押しのようには反応できない。
また、左→右と咄嗟に振り向く場合、指を大きく動かしてタッチする場所を変える必要があるため、振り向きたいのに振り向けないというケースも…。
ただこうした問題点はプレイする内に指がボタンの位置感覚を覚え、さほど気にならなくなった。
エアーマンを倒せた!
エアーマンステージは、足場の悪い空中が続くステージ。
思わず慎重に進みたくなってしまうが、実は多少のダメージは気にせずガンガン突き進んだほうが上手くいく。
「懐かし~!」と思いながら進めていくと、2度ミスしただけでエアーマンの元に到着!
エアーマンは複数の竜巻を繰り出して攻撃してくる。
この竜巻をジャンプでタイミングよく回避することさえできれば、初期状態のロックマンでもさほど難しくない。
結果…打倒!エアーマンを倒したぞ!!
ロックマン6まで一挙配信開始!
Androidではまだプレイできないのが残念だが、iOSなら初代「ロックマン」~「ロックマン6」まで配信中だ!
初代「ロックマン」からプレイするのもいいが、子どものころの思い出が籠もった作品をプレイするのがオススメ! プレイしていると子どものあのころを思い出す…!
ロックマン モバイル
ロックマン2 モバイル
ロックマン3 モバイル
ロックマン4 モバイル
ロックマン5 モバイル
ロックマン6 モバイル
やっぱりスマホは無料ゲームだろ!?という方はコチラ
「スマホで本気難度のゲームをプレイするのはちょっと…」とか、「カジュアルに無料で遊びたい!」とか、「AndroidだからiOSゲームは遊べない!!」という方にはコチラのアクションゲームはいかが!?
Archer Dash 2
だが、本作最大の魅力は「懐古主義者向き」なグラフィックやBGMだけではない、「アクションゲームとしての快楽性」にある。
オート系のランアクションながら、タップする長さで高さ調節ができ、また弓を引き絞る時のシューティング要素がたまらない。
言い過ぎかもしれないが「スーパーマリオラン」が配信されてない現在、プレイされるべきAndroidのランアクションはコイツだ!と思っている。
Doofus Drop
プレイヤーは自転車を漕ぎ、崖から転げ落ちる鳥をタイミングよく「屁をこいて」飛距離を伸ばし、手に入れた☆を使って自転車などを強化していく。
手書き風のグラフィック、モノトーンの世界、ステージに転がるトラップたちが醸すダークな世界観の雰囲気は抜群で、ついついリプレイしてしまう。
キャラクターもティム・バートンの映画のようなユニークさがあり嫌いじゃない。まるで狂ったキョロちゃんのようだ。