『ファイナルファンタジーⅩⅤ』発売記念!スクエニの過去作品を掘り起こしてみよう!
今でこそRPGの名作を多く生み出すメーカーという認識が強いが、それ以外のジャンルもいろいろリリースしていた。
今回は、スクウェアからファミコン版がリリースされたアクションシューティング―――
「テグザー」を紹介していこう!
テグザー、発信! byファミコン版紹介記事
「テグザー(THEXDER)」って?
「テグザー(THEXDER)」は、1985年にゲームアーツよりリリースされたパソコン用アクションシューティングゲーム。
発売当時、絶大な人気を誇り、様々な機種に移植された。
飛行機形態への可変機能をもつロボット「テグザー」を操縦し、小惑星ネディアムの磁力発生装置を破壊するのが目的。
基本は横画面の自由方向スクロールのアクション。
変形により、空中を自由に飛び回ることが可能で、攻略にはこの飛行機形態とロボット形態を使い分ける必要がある。
特徴的なのは、ロボット形態時の攻撃である自動追尾で敵の方向へ発射されるレーザー。
ロボットの前方180度をカバーする攻撃で、これがかなり爽快に敵を倒してくれる。
飛行機形態時には、ホーミングされずに真っ直ぐに発射される為、敵と戦う際はロボット形態で、ロボット形態で進行できない範囲を飛行機形態で探索するのが主流となる。
全16面+裏16面、それ以降は裏16面のループとなる。
戦略性の高さと、ダンジョンと言ってもいいマップの広大さ、そして雰囲気を盛り上げるBGMが人気となっていた。
続編タイトルである「Fire Hawk」のパッケージに記載されていた情報によると100万本を超えており、当時のパソコンソフトとしては世界一売れたタイトルである。
様々な「テグザー」
ファミコンの「テグザー」
1985年12月19日にファミリーコンピュータに移植された。
スクウェア(現・スクウェア・エニックス)による販売で、移植はビッツ・ラボラトリーが担当した。
内容的には、レーザーが弾になってしまっていて、内容的にも全くの別物となってしまった。
非常に残念な移植作品としてファンの間では語られている。
変形やダンジョンのようなマップを探索するシステムは同じなのだが、やはり攻撃でレーザーを再現できなかったのが最大の残念ポイントだろう。
「テグザー ネオ」
2009年にスクウェア・エニックスが発売したリメイク版。
2009年10月1日にPSP版が、2010年1月28日にPS3版がダウンロード専用としてリリースされた。
グラフィック面が大幅に強化されて別のゲームのようになっている。
PS3版にはオリジナルのテグザーも収録。
「アリシアドラグーン」
1992年4月24日にメガドライブでリリースされたゲームアーツ製作の横スクロールアクションシューティング。
テグザーのシステムを発展させたような内容で、俗称「女テグザー」と呼ばれる。
美少女ものとして見られがちだが、かなり硬派なやり込み要素が盛り込まれた純粋なアクション。
今でも人気があり、プレミアム価格でやり取りされる程の作品。
スマホで遊べるスクエニゲーム
アカシックリコード(Akashic Re:cords)
『アカシックリコード(アカリコ)』は、誰もが知る物語に蔓延る「歪み」を、創作キャラを率いるクリエイターが正していく3DスマホRPG。
学園生活の傍ら、生徒達が異世界での活動を通して関係性が変化していく現代ファンタジーな物語。
そして多様な世界のキャラが混生してごった煮となった、カオスで賑やかな雰囲気は実にイマドキ。
バトルはリアルタイム進行、各キャラはゲージが溜まると行動可能。アクティブに動かしていく。
選択式のスキルや防御コマンドの他、協力マルチプレイではリアルに連動して必殺技を放つシステムも。
スクエニの完全新作ではグリムノーツも目立った2016年度だが、個人的にはこっちをオススメ!と推したくなる面白さだ!
星のドラゴンクエスト
「星のドラゴンクエスト」は、国民的RPGであるドラゴンクエスト、通称ドラクエをスマホ向けにシステマイズしたセミオートバトルRPG。
オリジナルキャラを自由なアバター設定で作り、星を探索していくというもの。
歴代の懐かしのBGMを聴きつつ、フィールドにダンジョンに冒険の部隊を広げていく。
移動は場所を指定すると自動で歩いてくれるシステムで、戦闘も基本はオートで戦ってくれる。
だが、コマンド選択はドラクエの王道!技や魔法はゲージが溜まったら任意で選択して使っていける。
プレイしてみるとわかるが、これは正統派なドラクエだ!
グリムノーツ
グリムノーツ、は、スクエニの王道RPGと、シンデレラや赤ずきん、ピーターパンなど、世界中の童話の世界が融合したファンタジーRPG。
童話の中で主人公になれなかったキャラに焦点をあてたストーリーが面白い。
戦闘はリアルタイムのスリーラインバトル。4人のパーティを組み、主人公だけを操作する。画面スワイプで移動、タップで攻撃だ。
画面上を自由に動きながら乱戦していくスタイルはテイルズを想起させる。
誰でもない主人公が戦うという物語、豪華なグラフィックと声優陣、自由度の高いバトル。バツグンです。
アプリゲットが贈る「ゲーム年代史」もご覧ください!
レトロゲームなら任せろ!記者むらさきが贈る受験に役に立たないゲームの歴史「ゲーム年代史」をご覧ください……。