2016年冬に配信予定のLINE×ワンダープラネット(以下WP)による、「LINEゲームとして出すミッドコアRPG」…
『グラングリッド』!
体験会にお邪魔してきました!
『グラングリッド』、それは空を取り戻す物語。
それらは突然、やって来た。
あの日から、僕らは自由を失ったんだ。
--なぁキミたち、ずいぶん困っているようじゃないか。
アレの暴走で、じつはボクも困っていてね。
そう、頭上に広がる大いなる世界盤のことさ。
ボクと一緒に失ったモノを取り返さないか?
なに、心配することはない。
--キミたちに奇跡を、託すから。
『グラングリッド』のコンセプトは「LINEゲームとして出すミッドコアRPG」
『グラングリッド』は2014年に発表された、LINEグローバルゲートウェイの取り組みの第一弾。
WP CEO常川氏は「LINEゲームとして出すミッドコアRPG」と定義づけしていました。
近年のスマホコア、ミドルゲームは、初心者の獲得はできても、結果的にプレイヤーのプレイスパンが短く、近頃では単体のゲーム寿命が短命に終わっている印象です。
実際に「ミッドコアゲーム」、つまりMORPGのようなゲームが生き残っています。
そんな現状を鑑みてのコンセプトなのだと感じました。
LINEとのコラボ企画ということで、“繋がり”を強く印象付けたかったとのこと。友人や知人、果ては見知らぬユーザーとLINEのシステムを使って、ワイワイゲームをする。これこそゲームの醍醐味ではないでしょうか!
ゲームデザイン面で、WPディレクターの安藤氏は“手軽に遊べる指先タクティカル感””キーヴィジュアルにおける広い「空」”という言葉を使っていました。
プレイ感などは後述しますが、「空」というビジュアルは、プレイヤーに開放感を与え、スマホゲームにありがちな作業感や閉塞感を取っ払おうという意味があるそうです。
では、込み入ったことはここまでにいたしまして、体験プレイと合わせてゲームシステムを解説、ご紹介させていただきましょうか!
一足お先に『グラングリッド』をタクティカルプレイ!
よし!いざ、プレイしていきますよ!
ふむふむ、ホーム画面は従来のRPG系スマホゲームのようでわかりやすい。
テンプレであるようで、スマホゲームプレイヤーは助かるUIですよね。チュートリアルを見なくても経験上わかりやすい!
選べるクエストは、
◯ストーリーを追って冒険をする「ノーマルクエスト」
◯キャラの強化などに使用する特定のアイテムが手にはいる「曜日クエスト」
◯キャンペーンや不定期イベントを行う「イベントクエスト」
があります!WPディレクターの安藤氏曰「ノーマルはサクサク進めるようになってます」とのこと!
クエストを選んだら、続いて助っ人フレンドを選び(フレンドに自軍の助っ人を使ってもらえれば経験値が手に入ります!)、いざ!見せていただこうか、タクティクカルRPGというものを!
タクティカルというだけあって『グラングリッド』のバトルは、マスの上でキャラクターを移動させながら戦っていきます!
キャラクターのジョブごとに、移動するマス、攻撃範囲が決まっていて『タクティクスオウガ』などをプレイしたことがあるプレイヤーには親しみやすいのではないでしょうか?
◯プレイヤーフェイズ、エネミーフェイズと交互に行動
◯プレイヤーフェイズ行動
左上に表示されている「AP」、つまり”AttackPoint”数だけキャラを移動させる。
移動したらアタック、スキルを使用して攻撃。
大まかな流れはシンプル!
しかし「AP」が鬼門!一度に出撃できるキャラは四人…しかし「AP」は3ポイント…だと!?
お手軽にプレイはできるが、ちゃんと考えてユニットを配置しないと、なかなか思うようにダメージが稼げないぞこれ!
すぐに敵に囲まれてユニットが落ちちゃいました!
これはよく考えてタクティクスしないと!このジレンマがあってこそゲームが面白くなるというもの!どんとこい!
しかし注目すべきは独自の『チェインシステム』!
これがうまく決まると気持ち良いんですよこれが!!!
◯敵ユニットを味方ユニットで囲む、もしくは攻撃するキャラの縦横ライン上に味方がいることで敵をフルボッコ!大ダメージ!
もちろん敵ユニットも移動するので、そう簡単には囲むことができない!
ユニットによっては、一マスずつの移動ではなく将棋の駒で言うところの飛車のような動き(端から端まで一気に移動)をするので気をつけないと敵の真っ只中に一騎駆けすることに!
実際プレイしながら、悲鳴が上がっていました…!!
最初、なかなか”囲み”や”ライン”に味方を入れることができず、味方が囲まれて逆にフルボッコにされてしまいましたよ!
ビルドシルテム
ガチャは、キャラクター・武器の2種類。
キャラクターはキャラを合成しながら育て、覚醒に必要なアイテムを曜日クエで集めます!覚醒すればレアリティが上がりより活躍できるようになります!
武器は強化して、攻略に必要なスキルを臨機応変に選んで対応!
キャラを育て、武器を強化して総合戦闘力を上げていきましょう。
マルチプレイ
マルチプレイも遊んでみました!
各人2キャラづつ選出、受注したプレイヤーが選んだクエストを攻略していきます。
1人1ターン受け持ちます。ターンごとにプレイヤーが入れ替わるということですね!
かなり息があったプレイングをしないと、マルチプレイをしていてもマイナス面の方が大きくなってしまいます!
「あー!!何やってるんですか!孤立しちゃったじゃないですか!!!」
のような修羅場になってしまいましたよ…!
キャラごとのスキル使用タイミングも大事!
ジョブによってスキルの性格はだいぶ違うので、ちゃんと把握して計画的に使用しましょう!
コミュニケーションツールとして、定型文を打ち込めるのはお約束ですが、面白いのは「ニコニコ動画」のコメントのように、コメントが上から下へ流れること!
見逃しにくく、いい意味でウザいコメント流しができます!
最後に
『タクティカルRPG』。うん、なるほど!
印象としては、スマホゲームだからこそ感じた、「ボードゲーム感」。
将棋やチェスのような、いや、詰み将棋と言った方が正鵠かもしれません!
ジョブに合わせた配置、特殊な移動をする味方を味方にぶつけて止めたり、“読み”が必要になってきます。
今回のプレイでは、「PvP」をプレイすることができませんでしたが、リアルタイムで争う「PvP」はリリース後には盛り上がること必至!
リリース後も随時新システムを実装していくそうですよ!これは楽しみだ!
短い時間ではありましたが、体験会という場を提供してくださったLINE×ワンダープラネット両社開発スタッフの皆様に感謝!
楽しかったぁ!!