「スクウェアのトム・ソーヤ」ガンホーの最新作「セブンス・リバース」の田中弘道氏プロデュースの意欲的システム満載のRPGを大特集!新しいRPG【ゲーム年代史】

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執筆者:編集部

ゲーム年代史 スクウェアのトム・ソーヤ 田中弘道

画像出典:http://retogenofu.hateblo.jp/entry/2015/10/19/%E3%81%B5%E3%81%93%E3%81%86%E3%82%80%E3%81%97%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%9C%80%E6%82%AA%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC_%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%AE

スクウェアの作ったロマサガの原型と言われるRPG。

敵がリセットボタンを押してくる前代未聞の作品。

それが―――

「スクウェアのトム・ソーヤ」

ガンホーの最新作「セブンス・リバース」田中弘道氏プロデュースの意欲的システム満載のRPGを大特集!

新しいRPG byキャッチコピー

「スクウェアのトム・ソーヤ」って?

ゲーム年代史 スクウェアのトム・ソーヤ 田中弘道

画像出典:http://d.hatena.ne.jp/k_koonn/20100723/1279851362

「スクウェアのトム・ソーヤ」は、1989年11月30日スクウェア(現・スクウェア・エニックス)がリリースしたファミリーコンピュータ用RPG。

19世紀のアメリカの小説家マーク・トウェインの作品『トム・ソーヤーの冒険』をモチーフとしたゲームで、原作に登場するさまざまなキャラクターが仲間になる。

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年代的に同社からリリースされた「ファイナルファンタジーⅡ」「ファイナルファンタジーⅢ」の合間に製作された作品で、経験値が無いシステムなどFF2を彷彿させる。

成長は戦闘ごとに固定値が蓄積されていき、食べ物や民家で回復することで成長が反映されていくシステム。

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戦闘直後に反映されない点が、当時の小学生には難しすぎたと思われる。

パラメータは、小数点以下まで設定されていて、HPが10未満になると小数点以下まで表示されるようになる。

ちなみにキャラ毎に上限値も設定されていて、後半に仲間になるキャラの方が当然上限値も高い。

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序盤からパラメータを最強まで成長させる事も可能だったり、意外と自由度は高い作品である。

タイトルの謎
なんで「スクウェアの~」なの?

ストーリーは、1855年アメリカ合衆国、ミズーリ州セント・ピーターズパークの田舎町で、わんぱく少年トムが奇妙な夢を見るところからはじまる。

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サウスエンドには、海賊の宝が眠っており、仲間がトムを残して旅立ってしまうというもの。

翌朝、ポリーおばさんに起こされたトムは、海賊の宝を探す冒険をスタートさせる。

いわゆる「トム・ソーヤ―の冒険」そのままのストーリーであり、タイトル名に何故「スクウェアの~」と明記されているのかわからない人も多いかと思う。

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普通にそのままのタイトルでもいいんじゃない?

と思う人もいるだろうが、実はそのままのタイトル名は同年2月6日セタより同じファミコン用アクションゲーム『トム・ソーヤーの冒険』がリリースされていたためだ。

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ストーリー的には、本タイトル同様に原作にのっとったものになっていた。

当時は既にスクウェアFFの人気から有名だったので、セタ版の横スクロールアクションが出ていた事を知らない人も多く、このタイトルには賛否が分かれるところだった。

名作になれなかった意欲作!

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画像出典:http://retrogamespirit.blog97.fc2.com/blog-entry-53.html

音楽はFFの植松伸夫氏、シナリオは推理作家でもある小森豪人氏、プロデューサーはガンホーの最新作「セブンス・リバース」田中弘道氏と、超豪華な作品。

そんなスタッフに作られた本タイトルは、前述の成長システム以外にも特有のシステムが盛り沢山だった。

ロマサガの原型とも言われるシステムがたくさんある。ここから発展したと思われる。

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フィールドマップの存在しない場面転換形式が特徴的。

横スクロールアクションのような画面で、町や森、洞窟などの地形がつながって配置されている。

また、シネマサイズ風のイベント画像や、コミカルな戦闘シーンのキャラグラフィックなど、意欲的な演出も魅力的だ。

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ただ、情報なしでプレイするには難易度が高い作品でもあった。

クリアする為にはイベント発生に必要なキャラクターを仲間にしている必要があったり、自由度の高さから迷子になってしまったりとやはり小学生には難しいレベル。

リセットボタンを押す攻撃をしかけてくる敵がいて、本当にタイトル画面まで戻ってしまうというゲーム史上でも他に類を見ない攻撃だw

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更に、とある地点でアイテムをあげることで情報を引き出せるキャラがいるのだが、クリアに必要なアイテムもあげることが可能だったがめ、ハマり状態になる人も続出。

そして、恐ろしいことにテントをあげてしまうとセーブ不能になるという仕様不具合が存在した。

全てを知った上で、危険を回避しつつシステムを楽しめれば、なかなかに面白い内容なのだが上記のようなゲームを破綻させる要素があった為、名作には数えられていないのが非常に残念なところだ。

個人的に筆者は、かなり楽しんだ記憶があるだけに、もしプレイする機会があるのなら上記を注意した上で、みなさんにも遊んでもらいたいと、切に願う。

まぁ、リセットしてくる敵は、ファンから見てもナシにしてほしい設定であるw

スクエニ『スクウェアのトム・ソーヤ』公式ページ

スマホで遊べるスクエニゲーム

アカシックリコード(Akashic Re:cords)

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『アカシックリコード(アカリコ)』は、誰もが知る物語に蔓延る「歪み」を、創作キャラを率いるクリエイターが正していく3DスマホRPG。

学園生活の傍ら、生徒達が異世界での活動を通して関係性が変化していく現代ファンタジーな物語。

そして多様な世界のキャラが混生してごった煮となった、カオスで賑やかな雰囲気は実にイマドキ。

バトルはリアルタイム進行、各キャラはゲージが溜まると行動可能。アクティブに動かしていく。

選択式のスキルや防御コマンドの他、協力マルチプレイではリアルに連動して必殺技を放つシステムも。

スクエニの完全新作ではグリムノーツも目立った2016年度だが、個人的にはこっちをオススメ!と推したくなる面白さだ!

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星のドラゴンクエスト

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「星のドラゴンクエスト」は、国民的RPGであるドラゴンクエスト、通称ドラクエをスマホ向けにシステマイズしたセミオートバトルRPG。

オリジナルキャラを自由なアバター設定で作り、星を探索していくというもの。

歴代の懐かしのBGMを聴きつつ、フィールドにダンジョンに冒険の部隊を広げていく。

移動は場所を指定すると自動で歩いてくれるシステムで、戦闘も基本はオートで戦ってくれる。

だが、コマンド選択はドラクエの王道!技や魔法はゲージが溜まったら任意で選択して使っていける。

プレイしてみるとわかるが、これは正統派なドラクエだ!

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グリムノーツ

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グリムノーツ、は、スクエニの王道RPGと、シンデレラや赤ずきん、ピーターパンなど、世界中の童話の世界が融合したファンタジーRPG。

童話の中で主人公になれなかったキャラに焦点をあてたストーリーが面白い。

戦闘はリアルタイムのスリーラインバトル。4人のパーティを組み、主人公だけを操作する。画面スワイプで移動、タップで攻撃だ。

画面上を自由に動きながら乱戦していくスタイルはテイルズを想起させる。

誰でもない主人公が戦うという物語、豪華なグラフィックと声優陣、自由度の高いバトル。バツグンです。

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