「マリオブラザーズ」協力プレイで熱くなり、対戦プレイ(!?)にもなってしまう固定画面アクションゲームを特集!「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」収録記念!【ゲーム年代史】

公開日:

執筆者:編集部

画像出典:http://matome.naver.jp/odai/2147079070611991801/2147109315055407603

画像出典:http://matome.naver.jp/odai/2147079070611991801/2147109315055407603

今回は、今話題の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」に収録される30本のうちの1本。

「マリオブラザーズ」を特集していこう!

マリオの名前を冠する初のタイトルで、二人同時プレイが楽しいゲーム。

協力プレイで熱くなり、対戦プレイ(!?)にもなってしまう固定画面アクションゲームだ!

「マリオブラザーズ」って?

画像出典:http://dic.nicovideo.jp/b/a/マリオブラザーズ/1-#2

画像出典:http://dic.nicovideo.jp/b/a/マリオブラザーズ/1-#2

「マリオブラザーズ」は、1983年任天堂からリリースされた固定画面のアクションゲーム。

ゲーム&ウォッチ、アーケードゲーム、ファミコンと他機種でリリースされたが、ゲーム&ウォッチはゲーム内容が異なっている。

画像出典:http://www.a-suma.com/old/luigi/column/2.htm

画像出典:http://www.a-suma.com/old/luigi/column/2.htm

画像出典:http://www5e.biglobe.ne.jp/kiden/densigame10/mario_bros.htm

画像出典:http://www5e.biglobe.ne.jp/kiden/densigame10/mario_bros.htm

ゲームの内容的には、アーケードからの移植作品の事を指す場合が多い。

ドンキーコングなどの作品で活躍していたキャラクター「マリオ」を主人公として、双子の弟であるルイージの二人を操作して下水道から出現するカメカニ、ハエなどを駆除していくというもの。

画像出典:http://www.sekaimon.com/gb/171922/Arcade+Machines/181551401831/

画像出典:http://www.sekaimon.com/gb/171922/Arcade+Machines/181551401831/

この当時は、マリオルイージは色違いで性能差もなく、いわゆる1プレイヤーと2プレイヤーというものだった。

作品的に続編にあたる「スーパーマリオブラザーズ」では、本作で登場するカメや土管、コインといったものが受け継がれている。

ただ、ファイアボールに関しては、こちらではお邪魔キャラクター、つまり敵として登場するが、スーパーマリオではマリオ自身が放つようになる。

画像出典:http://dic.nicovideo.jp/b/a/マリオブラザーズ/1-#2

画像出典:http://dic.nicovideo.jp/b/a/マリオブラザーズ/1-#2

ゲームシステムとしては、土管から出現する敵キャラクターを地面を下から突き上げる事で気絶状態にしたあと、蹴り落として退治していく。

下から突き上げただけでは倒した事にならず、一定時間で復帰してしまう。

いろいろと後に引き継がれるシステムがあり、全てのマリオシリーズの大元の作品として完成度の高いゲームなのだ。

また、このゲームのキモは、二人プレイにあると言っていい。

画像出典:http://www5e.biglobe.ne.jp/kiden/densigame10/mario_bros.htm

画像出典:http://www5e.biglobe.ne.jp/kiden/densigame10/mario_bros.htm

協力プレイで敵を倒していくコトとなり、二人で連携して片方が下から突き上げて敵を気絶させた後、もう一方が敵を蹴り倒すようなプレイが好ましい。

息の合ったペアがゲームセンターで魅せるプレイは芸術といっていいものだった。

ファミコンで特訓して、かなりの領域に到達したペアもいる。

ただ、この協力プレイは一転して対戦プレイとなる危険性も孕んでいた。

それは、敵を再度下から突き上げるコトで復帰させてしまうコトも可能だった点、そして、もう一つ画面全体を揺らす下段中央の「POWブロック」の存在だ。

画像出典:http://www.geocities.jp/arcadon765/MarioBros.html

画像出典:http://www.geocities.jp/arcadon765/MarioBros.html

相方が気絶した敵を蹴る寸前に復帰させたり、相方自身を突き上げるなど、間違いで行ってしまった動作が原因で、互いに妨害し合う状態に突入してしまうコトは頻繁だった。

むしろ、ファミコンでは対戦プレイを楽しむようなプレイも多かった。

ルールは地方によっていろいろあったようだが、POWを全て使い切ってからプレイ開始にするルールが一般的だったようだ。

プレイヤーの発想でいろいろな遊び方ができるゲームだったということ。

マリオの由来とミスター・ビデオゲーム

画像出典:http://www.geocities.jp/arcadon765/MarioBros.html

画像出典:http://www.geocities.jp/arcadon765/MarioBros.html

このゲームを基本として、マリオシリーズ通しての主人公である「マリオ」だが、この作品以前で初めて名前が付いたのは「ドンキーコングJr.」からだ。

この「マリオ」という名前、本名は「マリオ・マリオ」というフルネームが設定されている。

あまり知っている人はいないが、ハリウッドで製作された実写映画版においてフルネームを決定する必要が生じた際、NOA関係者の一人がつけてしまった名前だという。

そして、マリオと命名したのもNOAの社員らしい。

この名前の由来は、NOAの倉庫の大家であるイタリア系アメリカ人、「マリオ・セガール」氏が偶然にもこのキャラクターに似ていたことからとされている。

画像出典:http://www.geocities.jp/arcadon765/MarioBros.html

画像出典:http://www.geocities.jp/arcadon765/MarioBros.html

後々に似ている人がいたため、その人のファーストネームで命名されたということだ。

では、その前は何という名前だったのか?

実は名前は無かったのだ。

だが、一応便宜上の名称はあった。

画像出典:http://retrogamegoods.com/gamegoods_item/flyer/任天堂「マリオブラザーズ」インストカード

画像出典:http://retrogamegoods.com/gamegoods_item/flyer/任天堂「マリオブラザーズ」インストカード

それは「ジャンプマン」「救助マン」「ミスター・ビデオゲーム」という通称で通していた。

たしかドンキーコングの時は、ジャンプマンというキャラクターネームだったらしい。

今にして思えば、ミスター・ビデオゲームはなんとも的を得た表現なんじゃないだろうか?w

画像出典:http://retrogamegoods.com/gamegoods_item/flyer/任天堂「マリオブラザーズ」インストカード

画像出典:http://retrogamegoods.com/gamegoods_item/flyer/任天堂「マリオブラザーズ」インストカード

今年は、オリンピックに総理大臣マリオの姿になって登場したり、世界的に有名なマリオは、まさにゲーム業界だけでなく世界中で有名なキャラクターなのだろう。

スマホで遊べるレトロ風ゲーム

ぎゅうぎゅうダンジョン2

10789_screen_1

「ぎゅうぎゅうダンジョン2」は、魔物がぎゅうぎゅうに詰まった迷宮に挑むダンジョンRPG。

ダンジョンに入ると周囲は完全に魔物に囲まれた状態でスタートする。

体当たりで即決着がつくシステムで、レベル差によってダメージが変わるというシステムだ。

前作から同様のシステムだが、今回は基本以外にジョブチェンジやダンジョン以外での宝箱などシステムが追加されている。

よりやり込み要素が深まったレ本作は、前作から遊んでいる人はもちろん、レトロ風ゲーム好きなら是非プレイしておいてほしい逸品だ!

ゲームをはじめる

Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner

10785_screen_1

「Dot Heroes Ⅱ :Top Summoner」は、英雄や兵士を送り込んで魔物を倒す塔攻めRPG。

100階構成の塔を1フロアずつ攻略していくシステム。

兵士はオートで進み、オートで戦闘をしてくれるので、プレイヤーは兵士たちの稼いだお金で兵士たちや英雄を育成するのがお仕事。

英雄は任意のフロアに出現させる事ができるが、兵士と違ってフロアをクリアしても次のフロアへは進まず、出現させたフロアを巡回する。

兵士と英雄を上手く使い分けて塔を制覇し、てっぺんに待ち受けるボスを撃破するのが目的になるぞ。

ゲームをはじめる

スーパー ニャー!!

10778_screen_1

「スーパー ニャー!!」はヒーローに憧れるネコキャラを操り、多彩な能力を駆使してステージを突破する王道2Dスクロールアクションだ。

ハイムーンや雨の日、太陽と風など様々なシチュエーションのエリアに挑んで物語を進めていこう。

基本操作は画面左にあるボタンで左右移動、右側にはジャンプボタンがあり、敵を踏みつけて倒すスタンプ攻撃や空中にあるブロックを真下からジャンプで叩くと壊せるなどオーソドックスな形式になっている。

この他に、エリアごとに「妖精」が出現し、それを取得すると魔法弾の発射や近距離ワープなど、多彩な特殊アクションが使えるようだ。

ステージの各所には針山や不意に飛んでくるトゲトゲ玉、近づかないと発見できない隠し部屋があり、それらの障害を多彩なアクションで乗り越えていこう。

ゲームをはじめる

ゲームをはじめる

執筆者: 編集部