「PCエンジン」CD-ROMを初めて使用した家庭用ゲーム機!NECとハドソンの傑作マシンを大特集!【ゲーム年代史】

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/PCエンジン

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かつて、ファミコンスーパーファミコンと渡り合った名作ハード

コア構想を持ち、CD-ROMを初めて使用した家庭用ゲーム機。

それが―――

「PCエンジン」

アニメファンからコアなゲームファンを納得させたNECとハドソンの傑作マシンを大特集!

PCエンジン

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PCエンジンは、1987年10月30日NECホームエレクトロニクスから発売された家庭用ゲーム機。

当時、任天堂のファミリーコンピューター(以後、ファミコン)が大ヒットとなっていた中、ハドソン(2012年にコナミに吸収合併)がゲームの開発者ユーザーからの意見を取り入れ、より高性能なゲームハードを実現させるために開発を進めた。

NECグループとしてはコンシューマ業界へは初参入だった為、コンシューマの開発経験のあるハドソンハードウェアソフトウェアの開発と担当していた。

発売された当時としては、常識以上の高速・高性能なマシンだった。

後発ではあったものの、1992年には当時トップシェアだった任天堂のスーパーファミコンに次いで国内市場での普及率は24.7%を占めていた。

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/PCエンジンDuo

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1990年代初頭において、CD-ROM2による大容量のゲーム開発は大きなアドバンテージとなっていく。

「コア構想」による拡張

PCエンジン「コア構想」というパソコンのようにコア(核)の役割を持たせて、周辺機器による拡張でゲーム以外に対応させるという拡張思想を持っている。

この為、ゲーム機本体であるPCエンジン自体にはコントローラー端子が1つのみだったりと、ゲーム機として最低限の機能しか持っていない。

例えばセーブ機能などは、外部拡張端子に接続してバックアップが行える「天の声」シリーズで保管し、コントローラーもハブ端子「マルチタップ」を接続するコトで5人プレイに対応した。

こういった機能によるRPGの遊び易さ、複数人で遊ぶ「ボンバーマン」などのゲームはユーザーたちの中でも高い評価を得た。

基本的にゲーム機本体は、HuCARDというICカード型のROMカートリッジによるゲームソフト販売だったが、後に大容量のゲームを制作可能なCD-ROM2の増設によって大きくゲーム史が塗り替わっていった。

CD-ROMの採用

家庭用ゲーム機として、PCエンジンははじめてCD-ROM媒体を利用した。

PCエンジンシャトルなどの廉価版は、拡張バスを省いた為、せっかくの拡張機能を使えないという迷作もあったが―――

画像出典:http://bojoga.com.br/pc-engine-o-primeiro-16-bits/

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PCエンジンコアグラフィックス、PCエンジンスーパーグラフィックスなど、グラフィック面を強化した機体や、PCエンジンGT・PCエンジンLTなどの携帯用も登場していく。

画像出典:http://img.olhardigital.uol.com.br/colunistas/cleidson_lima/2014/9/

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画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:PC_Engine_LT.jpg

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画像出典:http://newsto.net/2015/01/03/4880

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だが、やはりCD-ROM2のシェアは大きく本体もそちら方向へシフト。

SUPER CD-ROM2本体との一体型した「PCエンジンDuo」の発売以降、CD-ROMメインに推し進んでいく。

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/PCエンジンDuo

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廉価版としてPCエンジンDuo-R、PCエンジンDuo-RXとマイナーチェンジされて、シリーズは続いていくコトとなる。

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/PCエンジンDuo

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この事により、ゲームは大容量化した上、現在では当然となっているボイスによるキャラクター表現が可能となっていく。

アニメのようなオープニングに、主題歌の挿入、生音によるBGMなど他の機種には無い要素は、ファンのハートをガッチリつかむ。

任天堂のスーパーファミコンやセガのメガドライブに先んじて、アニメファンの熱い支援を受ける形で、ヒット作品を数々生んでいく。

CD-ROM2の名作として「イースⅠ・Ⅱ」があり、いまだに当時のファンからはイースシリーズの中でも1・2を争う程の名作として名高い。

後のシリーズにも大きな影響を与えており、優良な移植作品としても、他のリメイク作品のお手本として取り扱われるコトもある程だ。

こういった後のゲーム影響を与えたソフトも数多いが、また別の話としておこう。

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ライター: 編集部

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