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『星の王子さま』はフランスの飛行機乗り兼小説家のサン=テグジュペリの1946年に発表した小説。
サハラ砂漠に不時着した飛行機乗りの「ぼく」と、小さな小惑星からやってきた「星の王子さま」が出会い、二人の交流を描写したり、星の王子さまの旅路で出会った人々を語ったりする物語だ。
この作品、子供に聞かせる児童文学の態をとっているけど「見てくれだけを気にする」「肩書だけを信用する」「うわべの為だけに意味のない行動をとる」大人たちを描写したりと割と風刺的な場面も多かったり。
…あ、この記事はFGOのイベント「星の三蔵ちゃん、天竺へ行く」のプレイ日記です。
前編はこちら
【FGO】vs牛魔王!…セイヴァー(仮)が三蔵ちゃんに何をさせたかったのかわかりません。「星の三蔵ちゃん、天竺に行く」プレイ日記第六巻・前編
第六巻 魔雲洞 平天大聖牛魔王・後編
本当に大切なものは目に見えない
牛魔王から2つの経典を受け取り、6つの経典を揃えることに成功した三蔵ちゃん。これにて三蔵ちゃんの旅路は終了だという。
牛魔王曰く、この経典は三蔵ちゃんの「悟りの記憶」を封じたものだから6つそろえれば天竺いかなくても悟ることが出来るよ。だから帰れ。…これは御仏の意思であるとも。
ふむ…? 『西遊記』においての玄奘三蔵は天竺から経典を長安に持ち帰り、改めて天竺に赴いたときに初めて悟ることが出来た、とあるけど。
…この時の悟りの記憶を御仏が6つの経典に封じてばらまき、三蔵ちゃんに天竺までの道を再びたどらせて経典集めをさせたと。…御仏は何をさせたいんだ?
当然反発する三蔵ちゃん。そりゃそうだ、いくらなんでも中途半端すぎる。
「くにへかえるんだな。 おまえにも家があるだろう」by御仏
開祖の仏陀は家族を捨てて出家したんですがそれは…?
…まあ重箱の隅をつついている場合じゃない。とにかくそれでもなお三蔵ちゃんは西へ行く意思を持ちつづける。
「市井にとって御仏の経典はそれだけで価値がある」…いやまあ肩書や権威だけじゃなく中身もしっかり価値があるんだろうけど、「市井は肩書に騙される」的な言い方はどうかと。
いや、それ多分悟り違う。物事に執着しないことと妥協することは微妙に違うぞ。
…なんだかだんだん御仏の意思なのか牛魔王の意見なのかわからなくなってきたが、御仏が三蔵ちゃんの旅を止めようとしているのは確からしい。
旅を続ける覚悟を決めた三蔵ちゃん。御仏の意思に逆らうから、と弟子たちに来ちゃダメと止めるわけだが……
うん、まあ王道ですよね。こいつらこういうときだけはカッコいい。
いざ西へ…!
VS牛魔王
てなわけで牛魔王…アルトリア(槍)との戦闘。相性の関係でセイバークラスのリリィを入れたのだけどちょっと火力不足だったかな…?
相手のNPチャージまでに仕留めることかなわず宝具発動を許してしまった。…別にエクスカリ芭蕉扇は使ってこない。
心眼と園境で攻撃を回避し、次のターン沙悟浄の宝具でフィニッシュ。勝利!
御仏って…何?
戦闘終了後。…いや、この、…何?
あ、牛魔王のこの行動はちゃんと御仏の意思だったのね。
なんでもこの人の用意する食卓が全部消毒液の刺激臭にまみれているのを何とかしてほしいから御仏に頼ったとのこと。
いやそれくらい自分で何とかできないのか…? いやそもそも御仏に何とかできるのか?
…あ、羅刹女さんはせめて煮沸消毒ぐらいで妥協できませんかね?
閑話休題。とにかく牛魔王を破り西へと向かう三蔵一行。ここから先は御仏の加護無しでいかなければならないとのこと。
…正直天界の干渉がないほうが旅が捗るんじゃないかとは思うけど。