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『星の三蔵ちゃん、天竺へ行く』の(多分)元ネタ、『星の王子 ニューヨークへ行く』は、1988年に公開されたエディ・マーフィー主演のコメディー映画。
主人公のアキームはアフリカの王国の王子様であり、生まれてから今まで自分のことを何一つ決めさせてもらえず、自分の結婚相手すら親に決められた相手という有様だった。…そんな彼が「自分の結婚相手くらい自分で決めたい」ということで嫁さん探しにニューヨークへ旅立つというのがあらすじ。
80年代の古いコメディー映画だけど笑いどころも多く、作中の登場人物すべての言動がどこか微笑ましく、憎めないキャラをしているのが魅力的な作品だ。
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映画の原題は『Coming to America』で、タイトルに絵本の『星の王子様』的要素は全くないけど、この日本語訳は言いえて妙。
アフリカの王国で育ち、独自の価値観を持つアキーム王子はニューヨークに行っても現地の価値観に染まることなく「本当に大切なもの」を見つけ出すことに成功した。その姿が、小さな惑星からやってきて地球の大人たちの価値観に捕らわれなかった「星の王子様」を彷彿とさせてくれる。
えーと、何が言いたいのかというと…ぐだ子も三蔵ちゃんも独自の価値観や心の中のブレない芯を持っているから、周りに流されずに頑張ってる…的な……?
第六巻 魔雲洞 平天大聖牛魔王・前編
牛魔王は孫悟空が五行山に封じられる前に、悟空と義兄弟の契りを交わした七天大聖…7人の妖魔の一人。孫悟空の斉天大聖含めて全員が○○大聖という名前を持っているとか。
案の定モードレットの父上は乳上…アルトリア(槍)であった。
まあそれはいいとして、紅孩児(モードレッド)について言及する牛魔王だが…
おや意外と理知的。紅孩児(モードレット)のこともそんなに悪く思っていないっぽい。
…『アーサー王伝説』でモードレッドとアルトリアが争った際の武器が槍だったせいか、槍トリアとモードレットの相性は悪そうなイメージだけど。
なんかしらんが三者面談で息子について語る真面目なお父さん的な雰囲気を感じます…
微妙に三蔵ちゃんも気圧されております。…とはいえエクスカリ芭蕉扇はとりあえず返却。
その返礼、というわけではないけど、牛魔王からは哪吒が預けたものと牛魔王が持っていたもの、2つのの経典を進呈される。
これで入手した経典は全部で6つ。すべての経典が揃ってミッション終了というわけらしいのだが…
ほうほう、御仏がわざわざ三蔵ちゃんの悟りの記憶を経典に封じたと。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚と意識からくる…六根っていうらしいけど、それが執着にまみれていては悟ることが出来ないとかなんとか。
ふむふむ…うん?
えーと、要は悟るのに旅も天竺の経典も不要だから長安に帰れってコト?…西遊記全否定なんですがそれは…
いやいやこのまま帰ったらノーマルエンドどころじゃないですよ? どっちかというと即タイガー道場送り的な…
後編へ続く