『酒呑童子』
酒好きの破戒僧が鬼となった姿とも、スサノオノミコトに敗北し逃げ延びた八岐大蛇の息子とも、
失恋した女性たちの怨念によって鬼の姿に変えられた絶世の美男子だった、とも言われる大江山の鬼の首領。
茨木童子を副首領とし、多くの鬼を部下に従え、大江山を拠点に京の街を荒らしまわり、源頼光によって退治される。
出典:http://urx3.nu/unko
源頼光は部下の頼光四天王(渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光)を連れて大江山に登り、酒呑童子たちに毒の入った酒「神便鬼毒酒」を飲ませ、動けなくなったところを襲撃。
源頼光は後に「童子切」と呼ばれるようになる名刀で酒呑童子の首を刎ね、渡辺綱と戦っている途中で逃げた茨木童子を除くすべての鬼を退治することに成功。
…逃げ延びた茨木童子はその後、京の羅生門のあたりに出現。渡辺綱と再度戦い、今度は腕を切り落とされるが再び逃走。
腕を取り戻すために三度渡辺綱の前に現れるが、腕を取り戻した後の行方は定かではない。
…とまあ、ここまでが一般的に伝わる大江山の鬼退治のお話。
はたしてFATE時空においてどのような改変が行われていることだろーか?
酒呑童子が美男子どころか痴女女性化している時点でいろいろ変わってきます。いや、茨木童子は女性説だとか酒呑と夫婦説だとかがあるらしいけど…。
…はい、てなわけでFGO期間限定イベント「鬼哭酔夢魔京 羅生門」のストーリーをやっていきましょう!
1日目・継戦 仕切り直し
鬼哭討伐戦のレイドボス・茨木童子のTotal HPを他のプレイヤーと協力して全部削りきると、継戦クエストが出現。
そこの茨木童子を倒せばその日ごとにちょっとしたストーリーが展開されます。ここで出る茨木童子は弱いのでまず負けることは無いでしょう。
ヤバい酒の霧が蔓延る京の街。どうやったのか絶大な力を得て酒呑童子を捕えた茨木童子。
彼女と戦い、他プレイヤーと協力しながらどうにか茨木童子のHPを削りきった主人公一行だが…?
茨木童子と対峙する金時。…そりゃ固いよ。こいつHP兆単位でもっているんだもの。
それに対して楽しそうに戦う茨木童子。人よりはるかに強大な鬼と力で張り合える金時の存在が嬉しいらしい。
ひとまず仕切り直しということで門の向こうに撤退する茨木童子。ヤバい気配のする門の向こうまで追いかけるのは消耗した状態では危険だと本日は一時休息。
背景を拡大してみるに、主人公が戦っていたのは朱雀門の前で、その向こうということは、すなわち京の中心、平安宮というわけだがはたして何があるのやら。
まあ初日だし特に何かわかるわけでもないか。てなわけで初日は終了。坂田ゴールデン、食い物もゴールデンが好きなようです。
2日目・継戦 酒気と休息
初日と合わせて6兆以上はHPを削ったにもかかわらずまだまだ余裕そうな茨木童子。本日も門の向こうへと逃げていく。
特に進展のないまま2日目が終了したわけだが…
酒気を孕んだ霧のせいで若干マシュがおかしくなっているわけだが…
京の街に蔓延っている霧は多分イベントアイテムの鬼瓢箪と同じような成分だろうけど、マシュの「秘めた願望」ってなんなんだろうな?…見たまんまではないような気もする。経歴が謎のタイプムーンヒロインだし。
まあ可愛いからいいか!主人公を慕う素直な後輩系ヒロイン(実際に後輩とは限らない)
…ありだと思います!
3日目・継戦 魔京の酒霧
茨木と戦う→茨木が門の向こうに逃げるがテンプレートと化している3日目。
ここでマシュが一つの提案をする。
ここで素直に茨木と戦い続けるだけではなく、茨木があんなになった元凶、あるいは力の源? を調べるために門の中を探ってみるべきじゃないかと。
門の上にはヤバい霧が非常に濃くなっているので乗り越えるのは危険っぽい、ということで京の周りを迂回してみたわけだが…
京の西が無い…というか海が広がっている、日本が縮んでいる!?
京の御所には聖人の遺体でも安置されているのか、それともパッションリップが如く茨木童子の手で世界が圧縮されているのか…?
…本当に握りつぶされてたとしたらインド神話とか北欧神話あたりのスケールの話になってしまう。釈迦如来あたりの権能持ってるんじゃねえだろうな…?
4日目・継戦 鬼たちの事情
もはや恒例。門の向こうへと逃げる茨木童子。大江山でも羅生門や一条戻橋のエピソードでも渡辺綱から逃げおおせている伝承があるので茨木童子にはそういうスキルがあるっぽい。
生前の鬼たちを知っている金時にかつての茨木童子と酒呑童子について尋ねるマシュとぐだ子。
茨木童子は何度か戦っただけの仲だとだけ答えるが、酒呑については…
…なにその表情?
…何その沈黙!?
そういや茨木童子も金時が酒呑の身を案じているって言っていたけど…。ひょっとしてそういう関係!?
マシュや玉藻の格好にうろたえるほど初心なくせに?あの痴女スタイルはOKなの!?
…まあこの問題は後で考えるとして、
金時曰く、「酒呑は性根っから邪悪だがちょっかいかける相手を本気で好いてくる」
「きまぐれや悪ふざけが鬼のカタチになった物の怪かと思いきや義理人情を通す任侠モン」なのだとか。
…うん、ようわからんけどずいぶん詳しいね。少なくとも、ただ毒酒で騙して退治した相手ってだけではないようだ。
4日経っても物語があまり進まないのだけど…ていうか戦いの舞台が全く変わらず朱雀門前のままなんだけど…
まあとりあえず鬼たちや金時たちの当時や人となりはなんとなくわかったような気はします。
未だ物語の核心には触れぬままだけどこれからどう転がっていくのでしょうか?
…最後まで戦いの舞台が変わらないとかないよね?