【デモオアブログ】開発者視点で語るチュートリアル

アプリゲットでは、企画からリリース後まであらゆる段階で実施可能なテスティングサービス「デモオア」を提供しています。

このページでは、開発に10年以上携わってきたプログラマという視点から、チュートリアルにありがちなミスと、テスティングを利用した解決方法を説明します。

デモオアについてはこちらをご覧ください

スマホゲームのデモテストサービス「デモオア」

良いチュートリアル、悪いチュートリアル

最初に断っておきますが、ここに書いてある内容は個人的で独善的な意見が多分に含まれています。あくまで一ゲーマー、一開発者という目線ですのでご容赦ください。

誰もが遊べるゲームを目指して

素晴らしいゲームとは一体どんなゲームでしょう?

面白いゲーム…は勿論ですが、自分は「誰でもできる」という点が非常に重要と考えています。ゲームが第三者にプレイして貰う遊びであることが前提である以上、より多くの人が楽しめることが非常に重要です。

死にゲーや複雑なシミュレーションなど、最初から一部のコアなファン層をターゲットにしているゲームなど勿論例外はありますが、開発者であれば心血注いだゲームをより多くの人にプレイして貰いたいと思うことも自然でしょう。

では、誰でにも出来るゲームを作るにはどうすればよいでしょうか?

  • ゲームのルールを簡単にする
  • ユニバーサルデザインを用いる
  • チュートリアルをつける

パッと思いつくのはこの程度でしょうか?ゲームのルールを簡単にするか否かはゲームのジャンルや方向性に著しく依存するので限界がありますが、ユニバーサルデザインを用いるのは画面サイズに限界があるスマートフォンにおいてはもう当たり前になってきたように思えます。

そして、チュートリアルを付けるか否かは当然ゲームのルールに依存します。チュートリアルが全く必要ないというゲームはほとんど存在しないと言っても良いでしょう。逆に言えば、適切なチュートリアルさえ存在していればある程度複雑なルールであっても誰もがプレイできるようになるはずです。

チュートリアルの落とし穴

さて、誰もがゲームをプレイできるようになるチュートリアル。折角面白いゲームを作ったのにルールが分からずプレイして貰えないということは開発者としては是が非でも避けたいとこ。そこで、大概のゲームであればチュートリアルを入れることになるのですが、ここに大きな落とし穴があります。

ゲーム起動と共に始まるチュートリアル

折角ゲームをダウンロードしたのに、いつまで経ってもゲームの説明がされるだけで一向に操作できず、あまりにも面白くないのでゲームをアンインストールした。

恐らく、誰しも一度は経験したことがあるはずです。

懇切丁寧なチュートリアル巨編

画像、ビデオ、UIの制限などを駆使し、とにかく懇切丁寧にルールを説明。きちんとskipボタンは付いているが、実際にskipしたら操作方法が分からなくなりそうなので黙って見るしかない。

開発者の愛情が伝わるだけに辛いです。

テキストだけで作られたストイックなチュートリアル

突然現れたポップアップパネルに説明と思しき文字が敷き詰められていたが、下にOKボタンがあったのでとりあえず押して閉じた。

…申し訳ないですが自分は面倒くさいので読みません。

雑すぎるチュートリアル

そもそもチュートリアルらしき物が存在しておらず、あっても説明が不十分なためゲームの本質が伝わっていない。

これに関してはそもそも問題外ですね。

どうでしょうか?どれもこれもゲーム内で見たことがあるはずです。そして、開発者であれば自分が作ってしまった経験もあるはずです。恥ずかしい話ですが、自分も経験あります。

何故酷いチュートリアルになってしまうのか

チュートリアルが酷くなってしまう理由は幾つか理由は考えられます。
※雑なチュートリアルに関しては除外しています

  • チュートリアル作成時にリソースが残っていなかった
  • どのようなチュートリアルを作ればいいか分からない
  • チュートリアルへのテスティングを疎かにした

チュートリアルにリソースを多く避けないのは優先度から考えると致し方ないが、チュートリアルが悪かったために折角のゲームをプレイして貰えないのはあまりにも勿体無い。

この思いが、結果的に説明過多なチュートリアルを産んでしまうと自分は考えています。そして、説明過多なチュートリアルは結局ユーザーをゲームから遠ざけてしまいます。

チュートリアルをユーザーに押し付けないようにゲーム仕様を決定するのは勿論、本当にこのチュートリアルがユーザーにとって必要なのかもきちんと考える必要があります。

ユーザーは開発者が思っている以上に賢い、またはゲームに疎いのかもしれません。この点を、リソースが少ないと開発者の思い込みで作ってしまうとユーザーのストレスにしかならないチュートリアルになってしまいがちです。

デモオアはディベロッパー様の要望に答え、チュートリアルを重点的にチェックすることも可能です。
お問い合わせはこちらでお待ちしています。

info@appget.com

執筆者: 編集部

ログインしていません。

このままでも投稿できますが、ログインして投稿すると後から投稿一覧を確認できるようになります。