劇場版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の主人公にして、初代ガンダムのもう一人の主人公とされるシャア・アズナブル。
彼の赤い機体には、元ネタとされる赤い軍人がいた!
また、特徴的な名前にも元ネタとされる実在の人物がいた!
知ってる人は知っている。知らない人はこれ見て知ってね!ガンダムからの一ネタをお送りしよう。
「目立つ色になったから気をつけろ」byクワトロ・バジーナ
シャア・アズナブルとは?
本名はキャスバル・レム・ダイクン。
シャアという名前は、三番目の名前とされ二番目はエドワウ・マス。
パーソナルカラーの赤に塗られたザクによる、ルウム戦役での功績からジオン軍の「赤い彗星」として恐れられる。
ジオン・ズム・ダイクンとトア・ダイクン(ストライア・トア・ダイクン)の長男として誕生し、妹にアルテイシア・ソム・ダイクン(後のセイラ・マス)がいる。
シャアといえばシャア専用ザクの赤くて角のあるザクが有名。
「トニーたけざきのガンダム漫画」などでは、キシリアにザクレロを「赤く塗って角をつけておけ!」と言われ、シャア専用ザクレロが爆誕していた。(ガンプラで作る人が続出していた)
名前の元ネタ
シャルル・アズナヴール
シャアの名前の元ネタとされるフランス・パリ出身のシンガーソングライター・俳優「シャルル・アズナヴール」。
愛を謳うシャンソン歌手として有名で、60本以上の映画にも出演している。
名前の元ネタも所説あり、冨野監督が「シャー」って効果音で接近してくるからシャアってつけた。とも発言しているので所説は明らかではない。
おそらく、このシャルルさんの名前と「シャー」という効果音によるダジャレという説が有力で、冨野監督の他の作品でもダジャレ由来のキャラは数多く存在する。
赤い機体の軍人の元ネタ
マンフレート・フォン・リヒトホーフェン
赤い機体のエース・パイロットとしての元ネタとされる人物「マンフレート・フォン・リヒトホーフェン」。
ちなみに角はない!
ドイツの陸軍軍人のパイロットで、第一次世界大戦参戦時に撃墜数80機という記録が残っている。
乗機「フォッカーDr.I 」を鮮紅色に塗装していたことから「レッド・バロン」や「赤い悪魔」の異名を持ち、シャアの元ネタであろうとされた。
実際の戦争においても、戦闘機のパーソナルカラーはここが原点とされ、宇宙世紀の世界観にこれを持ち込んだようだ。