<カリフォルニア州サンマテオ> 2014年12月19日、アップルがiPhone 6を発表した際の基調講演でプレイされたことで有名な、Super Evil Megacorpが開発・提供するマルチプレイヤー向けバトルゲーム「Vainglory」(ヴェイングローリー)が2015年1月、日本のユーザ向けApp Storeに登場することがわかった。
既に世界中の人々にプレイされているVaingloryはプレイヤーからも、IGNやCNETをはじめとするメディアからも高く評価されてきた。
App Storeでは5つ星の評価をすでに1万件以上もらっている。
Vaingloryの対応機種は、iPad 2以降およびMetalテクノロジー採用のiPhone、具体的にはiPhone 5S、iPhone 6、iPhone 6 Plusだ。
ダウンロードは無料で配信される。
Vaingloryとは
Vaingloryでは、3人編成の2チームがリアルタイムのバトルで勝敗を競う。
各プレイヤーはそれぞれひとりのキャラクター(ヒーロー)をコントロールするが、最終目的は、チームメンバーと戦略を立てて、敵チームの基地の中心にある巨大なクリスタル(これをVainと呼びます)を破壊することだ。
Vaingloryは無料でプレイし続けることができる。
1ゲームで使う6人のヒーローは毎週ローテーションで変更される。
ヒーローのロックを解除してずっと同じヒーローを使うには、ゲームに勝つことで得られる「Glory」を使うか、または実際にお金を払って「ICE」を購入すればすぐに解除することもできる。
日本版リリースにあたって
Vaingloryの開発者は、課金勝利の仕組みを導入していませんし、その予定もないとのこと。
Super Evil Megacorpの共同創設者でCEOを務めるBo Dalyは次のように述べている。
「日本のプレイヤー向けにVaingloryを提供するにあたって、当社はとくに品質に気を配りながら、長い時間をかけました。
素晴らしい日本のパートナーに出会うことができ、Vaingloryを日本の皆さんに披露することが楽しみでなりません。
また、私たちは2015年に日本にオフィスを開設することを決定し、積極的にパートナーと社員を募集しています。」
Vaingloryでは、例えば、人間の戦士に長距離からダメージを与えるのがうまいこどものドラゴン「Skaarf」のようなファンシーな生き物から、気絶させたり混乱させたりする力を持つ人間戦士の「Catherine」まで、幅広いキャラクターの選択肢の中からプレイするヒーローを選んで、マスターすることができる。
また、本ゲームには「Taka」という忍者キャラクターがいますが、Takaは本社の日本人社員であるYutaka Toguchi(渡口 優)にちなんで名づけられている。
Takaの全ての技には日本語の名称と日本的なテーマが利用された。
例えばKaiten(回転)、Kaku(カク)、X-Retsu(X烈)などだ。
Super Evil MegacorpのCOO兼エグゼクティブディレクターのKristian Segerstraleは、
「日本は携帯型ゲームが生まれた場所ですから、日本の皆さんにVaingloryを体験していただくのを今か今かと心待ちにしています。
任天堂のゲームを何年も何年もやり続けることから刺激を受けてきた私たちのチームは、ずっと日本のゲーム文化に魅了されてきました。
このたび、日本のApp Storeに自分たちなりのユニークな製品を登場させることができたことを光栄に思っています」
と語っている。