【おやじ観察キット プレイ日記】第3回「おやじにもぶたれたことないのに」

おやじ観察キット

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完全なおやじなんて存在しない。完全な絶望が存在しないようにね。」

また何かよくわからないことを言ってる…

また何かよくわからないことを言ってる…

今年の夏は暑くなさそう。

2013年7月某日。

日差しこそ強いが、涼しい夜が続いている。

夏が、本気を出す前に、足踏みをしてるようにも思えた。

夏はいつだってやらしい。そしてサイケデリック。

夏はいつだってやらしい。そしてサイケデリック。

女の子の家に転がり込んで、

エアコンを効かせた部屋でLサイズのピザをとったりして

気だるい映画を観ながら、ベッドで転がってみたい。

夏なのにめっちゃくちゃ辛いカレーをつくってみたりとか、泳げもしないのに海に行くのもいいね。夕暮れ、空が明るいうちからお酒を嗜んでみたり。

プレーリードッグも飼ってみたいね。

夢ばっかりふくらんで、

夏休みなんかもうないし、

僕は今日も、

おやじを育成している。

二十代最後の夏が終わろうとしてる。

二十代最後の夏が終わろうとしてる。

おやじを育成するにあたり、僕のやるべきことはひとつしかなかった。

あらゆるおやじを深刻に考えすぎないようにすること

あらゆるおやじと自分のあいだにしかるべき距離を置くこと。

それだけだった。

来る日も来る日も観察を続けた。

来る日も来る日も観察を続けた。

僕は花になった何百人のおやじや、おやじの育成にかかった時間…。

そんなものをきれいさっぱり忘れてしまうことにした。

蜘蛛

みたいな異形のおやじ。

蜂、こわい。アナフィラキシーショック、こわい。

蜂、こわい。アナフィラキシーショック、こわい。

落花生のように変異したおやじ。

秋が来るんだね。

秋が来るんだね。

邪悪な物体

吐き気を催す邪悪とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!

吐き気を催す邪悪とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!

ちょっとしたバイオハザードだ。

そんな何もかもを。

「おやじ観察キット」では、絶えず育成されたおやじたちの消失が描かれ続ける。

回収されたおやじの行方…時間内に回収できずとなったおやじ…

それはどうしても、

」という言葉と切り離すことができなかった。

僕は博士の課題をこなすため、ポイントのため、課題のコンプリートのため、

何度となく、おやじたちを見殺しにした。

博士の異常ななんとやら。

博士の異常ななんとやら。

劣悪な環境でのみ突然変異するおやじもいる。

おやじたちの気持ち悪さ。

それ以上に漂う悲哀の根源

の視点から育成しているつもりの自分もまた、

おやじに近い存在だったのかもしれない。

転がされてるのは、僕のほうだったのか。

転がされてるのは、僕のほうだったのか。

夢の中ですらスマートフォンをフリックし、

おやじを回収する悪夢を観るようになった頃、

僕のゲーム内のレベルは、

40を超えた。

ゲームをはじめる

PCから閲覧の場合はコチラから
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.liica.oyajikit

[次の回] ・2013年7月26日(金) 17:30公開予定 [関連記事] ・おやじ観察キット ゲームレビュー
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執筆者: 編集部

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