「ジョーカー~ギャングロード~」(※以下「ジョーカー」)は、超本格派不良マンガが毎週1話更新されるというマンガのストーリーとRPGが融合した「新感覚マンガRPG&リアルカードバトル」だ。
自分自身のアバターを自由に着飾って、興奮のタイマンバトル(PVP)をしたり、手に汗握るリアルタイムのチーム対チームのバトル(GVG)に繰り出したりと楽しみ方はさまざまだ。
マンガと連動した美麗なイラストのカードも魅力的で、世界の有名クリエイターが参戦!
このたび3周年を迎え、ますます盛り上がりを見せる本タイトルのプロデューサー出野氏にお話しを伺うこととなった。
いろいろと普段聞けないことをぶつけてみたので、こうご期待!
今回は、全2回の後編、「運営チームでも勝てない上位ランカーの脅威!ユーザーと共に成長する正統派不良ゲームとして!」
目次
強くなるにはアバターでもパラメータでもなく「アビリティ」がポイント。初心者はチーム内のユーザーに色々聞こう!
――アバターとカードデッキの総戦力に関してですが、バランスよく育てないとダメなんですか?
出野氏:
最終的には、結局どれも大事になるのですが、「ジョーカー」はGVGが特徴なので、アビリティがとても大事なゲームですね。
パッと見パラメーターは弱いけどアビリティが強いと、そのカードを入れたほうが結果はよかったりするので、そういう点がやり込み要素であり、「ジョーカー」の少し難しいところかもしれないですね。
ただ、カードをコストで見ただけでは本当の強さは分からないと思います。
―――パラメータよりも、アビリティを重視していった方が正解と?
出野氏:
実はそうなんですよ。
チームで戦う時は、アビリティが大事で、チーム内で自分がどういった役割を担うかによっても必要なカードが変わってきます。
一番は、チームに入って、チーム内のユーザーの皆さんに、チームで「デッキ組んでください」とか、「このカードは強いんですか?」「あのカードは強いんですか?」と聞くと丁寧に教えてくれると思うのでおススメですよ。
皆さん、本当に優しいんです。
―――初心者の方が成長するならチームに所属して、いろいろと聞いた方がいいんですね。
出野氏:
そうですね。
「ジョーカー」はチームに入ると弱くても基本的に役割がちゃんとあり、初心者でも貢献できるので。あまり嫌がられることもないので、自由に入っていただきたいです。
―――ある程度、中級者・上級者になってきたら、何かアドバイスはありますか?
出野氏:
アビリティの理解やチームの作戦に応じた動きがとても大事です。
ゲームとしてももう少し仕組みを増やしていきたいと思っています。
例えば「たくさんクエストを進めたらより成長できる」、「新しいカードが手に入る」や「抗争をやったら強くなれる」というような仕組みですね。
たくさん遊んでいただけたら遊んでいただけたほど強くなれるような設計にしていきたいと思っていますので、今後もたくさんゲームをプレイしてほしいです。
驚異!上級ランカーチームには、運営チームでも歯が立たない!?
―――運営されていて気になったユーザーですとかいらっしゃったりしましたか?
出野氏:
いろんな方にプレイしていただいているのですが、特に上位のユーザーの方は、運営の想定をいつも超えてきます。
何回か「運営チームです」とオフィシャルに名乗って、強いチームと戦ったことがあるのですが、ボコボコにされちゃいました。
カード、習熟度やスキルなどが違いすぎて、話にならなかったですね。
私たちは、会社で集まってプレイしていたので連携も有利なはずだったんですけどね。
―――それはすごいですね。運営チームが勝てないとは。ユーザーの反応などは見ることはできましたか?
出野氏:
そうですね、ニコ生でやっていたので、反応は見ることができました。
残念ですが、あんまりライバルとみなされていない感じがありましたね。
―――運営している側としては、そこまでプレイされているユーザーさんがいるのはうれしいですね。
出野氏:
そうですね。
「ジョーカー」は力の差があっても作戦によって、作戦負けしてしまうことがあるので、ギルド内でしっかりコミュニケーションをとって作戦を立てているユーザーの方が多いのは嬉しいです。
新しくカードが出たら、作戦を変えなければいけないことも多いので。
進化を続ける「ジョーカー」の今後は、「抗争」と「成長」に重点を置いた新要素
―――新カードは、大体どのくらいのスパンで出されるんですか?
出野氏:
1カ月に5回くらいですね。
かなりカード追加の頻度は高いと思います。
―――そうなるとデバッグなども大変なのではないでしょうか?
出野氏:
そうですね。デバッグが大変というよりは、どんなカードを追加するのかというところは一番大変といいますかケアをしていますね。
開発側がしっかりとユーザーの方の目線に立てているかというところは大切ですね。
―――今、ゲームに対して課題と思っている点はありますか?
出野氏:
課題と言いますか、やりたいと思っていることはたくさんあります。
さきほども少しお話ししましたが、「ゲームをたくさんプレイしたらどんどん強くなれるというようなところ」はもっと考えていきたいと思っています。
私の原体験としては、成長が実感できるゲームが面白くてはまることが多かったので、「ジョーカー」にも少しずつでも成長しているんだと感じられる仕組みを入れていきたいです。
―――今後の展開についてですが、何かやりたいと思っている機能はありますか?
出野氏:
「ジョーカー」は、「不良というモチーフ」、「マンガ」、「抗争」という特徴があり、まず「不良」と「マンガ」というところでの新機能「不良道」を2月に出したので、今後は「抗争」に関わることをしっかり考えていきたいと思っています。
例えば、ルール変更であったり、遊び方がもっと楽しくなるような新しいアビリティであったりといった、「抗争」がより楽しくなるようにしようというのは今年のテーマだと思っています。
それに加えて、成長が実感できる、成長させることが楽しいという「成長」という部分にも重点を置いていきたいです。
ジョーカーがきっかけで結婚したユーザーさんも!?
―――これまでで、届いてうれしかったユーザーの反応はありますか?
出野氏:
ユーザーの方たちは優しい方が多く、感謝のメールをいただくことがあるので、もらう度に嬉しいですね。
かなり細かい部分の修正であっても見てくれていて感想をいただいたり、そういう声をいただくと、「細かいところこそきっちりとやっていこう」といつも思います。
最近で一番嬉しかったことは、「ジョーカー」がきっかけでご結婚された方がいたことですね。
―――ゲーム内で知り合ってですか!?
出野氏:
そうなんです!結婚のご報告をいただきました。
実際に結婚される方もいるんだと驚きでした。
―――そのほかに嬉しかったことはありますか?
出野氏:
ギャングマという「ジョーカー」のマスコットキャラクターがいるのですが、そのキャラクターが、当選したユーザーに実際にプレゼントを届けに行くということをしました。
実際にユーザーの方にお会いして、日々楽しんでいる様子などが聞けて新鮮でしたね。
すごいチームを大事にしているんだなというのも感じました。つながりを「ジョーカー」経由で作れているのが嬉しいですね。
3周年でますます飛躍するジョーカー!リアルイベントも開催し、ユーザーと共に成長を!
―――ユーザーとの触れ合いみたいなものが多いですね。
出野氏:
先日、3周年を記念したリアルイベントも実施しました。
―――そのリアルイベント、どちらでやったんですか?
出野氏:
渋谷です。
「ジョーカー」は、東京制覇をテーマにしているのですが、渋谷、池袋、新宿、六本木にそれぞれ東京4大チームというのがあります。
その中の、渋谷が「ジョーカー」の始まりの場所なので、初めてのリアルイベントは、渋谷で開催することにしました。
今までファンでいてくれた方に感謝を伝えたいというイベントで、オリジナルグッズをプレゼントしたり、「ジョーカー」といえば「抗争」が特徴なので、その場に集まった人たちで、「抗争」をしたり、マンガの原画展や「ジョーカー」のキャラクターにはボクサーもいるので、パンチングマシーンを用意したりしました。
―――ユーザーの反応はいかがでしたか?
出野氏:
初のリアルイベントだったのですが、想定を超えてとても盛り上がりました!
詳しくはイベントレポートをご覧いただきたいのですが、個人的にはこれまでゲーム越しに感じていたユーザーの皆様と、実際にお会いし、「ジョーカー」で遊んでいただいているのを生で見れたのがなにより嬉しかったです!
―――今後、これ以外にもまだまだ盛りだくさんの内容が?
出野氏:
3周年なので、リアルイベントだけでなくコラボレーション企画など、ユーザーの方が喜んでくれるさまざまな企画をしていきたいと思っています。
―――イベントが多くて盛り上がりますね、ではユーザーさんに向けて一言お願いします。
出野氏:
日々遊んでいただいてありがとうございます!
3周年を迎えましたが、4年、5年とこの先もずっと皆様に遊び続けてもらいたいと思っています。
運営の至らないところはかなりあると思いますが、今後も、ご意見をたくさんいただきたいです。
そして何より、末永く一緒に「不良」の世界を作っていければと思っています!
これからも、「ジョーカー」をよろしくお願いします!