アプリゲット編集部に届いた「アメリけんドッグ★パクッとワンだふる!!」のプレスリリース。
制作している会社のHP覗いてみると「一味違う、何かが違う」を合い言葉にゲームアプリを作り上げているとのこと。
確かに江頭2:50氏、うまい棒、貝社員など独特なIPが起用されているアプリは異彩を放っている。
今回お話しを伺ったエムジェイガレイジ株式会社の代表である石切山氏は「アメリカ横断ウルトラクイズ」に4度参加歴があるほどのクイズ好きで、様々なことにチャレンジするお方だった。
そんな石切山氏の制作するアプリについてお聞きしてみた。
目次
ゲーム内のポイントとなる部分で「声」を入れることで心に残りやすく
――ゲーム内でこだわったところはありますか?
石切山氏:
1つはちょっとした時なんですけど、アクションをすると声が出るようにしています。
ゲームの設定としてはお店なので、アメリけんドッグを揚げて、お店の女の子の声とかでるようになっています。
――アクション起こしたタイミングで声がするイメージなんですね。
石切山氏:
すこし前に話した「うまい棒をつくろう!」を作った時に、うまい棒を収穫すると「うま!」って声をでるようにしました。
パッとひらめいて入れただけなんですけど、それが結構話題になっていて「うま!」が可愛いという意見をたくさんいただいて。
それがすごく頭にずっとあって、どんなアプリでも効果音とか極力声は入れるようにしてます。
やっぱり電子的な音よりも声は印象に残るかなと。流行ったら日常生活で真似してもらうこともありますし。
――確かに電子音よりも、声は印象に残りますね。
石切山氏:
「オリックス・バファローズ」さんとお仕事させていただいた時はすごく選手の方々も協力的だったので、楽しかったです。
アプリでスタートボタン押すと、エースの金子千尋さんの「ポチッ」ていう声にしたり、ガチャ引く時はT-岡田さんの「ガチャッ」て声がしたり結構声にはこだわってます。
プロ野球選手や、江頭2:50氏のこだわりのボイスがアプリ内に!
――いろいろなアプリでも声を採用しているんですね。
石切山氏:
原点となった、江頭さんのアプリでは殆どのアプリの効果音は江頭さんの音声ですから。
僕自身がオリックスの選手の皆さんの収録やったんですけど、原稿渡すと「なんすかこれ?」って聞かれるわけです。
「ポチッ」「プチッ」とか書いてあったりして。皆さん嫌がるかなって思ったんですけど、皆さん快く声を録らせてくださいました。
――音声の収録も石切山さんが担当されていたんですね。選手の皆さんにはスタジオに来ていただいたんですか?
石切山氏:
オリックスさんは選手が全員揃ってるということもあって、宮古島のキャンプに行ってきました。
球場の放送室みたいなところに1人ずつ来ていただいて収録しましたよ。
江頭2:50さんは撮影も収録も、会社内でしましたよ。
――あ、まさにこの部屋の空間でですか!
石切山氏:
割とここで行います(笑)
エスパー伊東さんもここで撮影と収録をさせていただきました。プロレス団体のDDTさんの場合は試合会場に行って、そこで収録させていただく等、そんな感じが多いです。
――いきなり声を録るとなってどんな反応されるんですか?
石切山氏:
江頭さんは前職からの付き合いもあって、先方もわかっているので「わかりました!」って感じで、滞りことはないですね。
オリックスさんはは2日間に分けて収録させていただきました。
1日目に録音させていただいたある選手は、次の日に自らいらっしゃって「もう1回やり直したいんだけど」と……それぐらい真面目にやってくださいました。もちろん、今、メッチャその選手を応援しています。
――ご本人も満足いくようなお仕事にされたかったんですね。
石切山氏:
そのぐらい真面目に取り組んでくれているんだなって、すごく嬉しかったです。
江頭2:50さんも、原稿に書いてあるもの以外に「これも言っておいたほうがいいんじゃないか」とか、言ってくださるのですごく助かっています。
――普段のテレビで見れる姿の裏側は皆さん真剣でいいですね。
電車の中で作ったアプリをプレイしていた人を見たのが一番嬉しかった
――今までアプリをリリースしてきた中で、嬉しかったことはありますか?
石切山氏:
1番嬉しかったのは、電車で隣に座った人が自分のアプリやってくれていたことです。
――それは嬉しいですね!偶然見つけた感じでしょうか?
石切山氏:
そうです、もう後ろから抱きつきたくなりました。
――(笑)女性ですか男性ですか?
石切山氏:
女性だったからやめましたけど。「うまい棒をつくろう!」をプレイしていました。
たまたま遊んでいる感じだったので、それが1番嬉しかったです。
本インタビューの様子はこちらから:
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