株式会社ジュピットが運営する、「ヤマトクロニクル覚醒」はブラウザやフィーチャーフォンで遊べる日本の神話や歴史をモチーフとしたソーシャルカードゲーム。
綺麗なカードイラストはリリース当初から大きな反響を呼び、2010年から愛され続けてきた。
そんな「ヤマトクロニクル覚醒」のプロモーション責任者の慶田盛氏、広告運用担当の新松氏、運営ディレクターの並木氏と庄子氏の4人にお話を伺ってみた。
本インタビューは全3回に分けてお届けする。フィーチャーフォンならではの苦労や、掲示板でのユーザー反応についてお聞きしてみたのが第2回目。
第3回目となる本稿では、リリース当初から人気のキャラクターや今後のアップデートについてお聞きしてみた。
本インタビューの様子はこちらから:
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目次
圧倒的なカードイラストは、できるだけオリジナルになるように
――ゲームを制作している重視しているところは何でしょうか?
並木氏:
今は新章がリリースされたので、そちらに力を入れています。
リリースから力を入れてきたのはカードのイラストになりますね。
――カードのイラスト、確かに綺麗ですね。社内で描かれているのでしょうか?
慶田盛氏
パートナー会社に依頼しているのですが、そちらのイラストレーターさんは当初から
きれいなイラストを提供してくだっています。
――イラストを発注する際には参考にされているタイトルなどありますでしょうか?
並木氏:
イラストよりも設定文を多く準備することが多いですね。
あとこういう武将だ、というしっかりとしたストーリーを書いて発注しています。
庄子氏:
既存のキャラクターなどに似せてしまうと、掲示板で話題になりますからね。
「元ネタこのキャラだろ」となってしまうのは勿体無いので、できるだけオリジナルになるようにしています。
作ったストーリーから要素を拾ってもらい、歴史上の史実から強調して描いてもらっています。
――例えばですが、セクシー路線の絵になりすぎて後から修正依頼がきたといったカードはあるのでしょうか?
慶田盛氏
プロモーション側ではありますね。
例えばキャリア媒体に出す際はレギュレーションが厳しかったりするので気をつけています。
――媒体向けには調整しないといけないかもしれませんね。
慶田盛氏
もちろんユーザーさま向けでも、やり過ぎないように線引きをして対応しています。
ノンプラットフォームなので、やろうと思えばいくらでも出来ます。
ただ、それをやってしまうと長く遊んでくださっているユーザーさまが離れてしまいますので。
人気の武将はボクっ娘ショートヘアのあの娘!
――線引きは大事ですね。ユーザーの中で人気、愛されているキャラはどの武将でしょうか?
並木氏:
年に何回か人気投票の開催を行っているのですが、やはり看板キャラクターの菜子とツクヨミがダントツ人気ですね。
リリース当初からツクヨミは人気です。
▲【3rdアニバーサリー】菜子
▲【銀影の月夜神】ツクヨミ
▲【婉麗の月姫】ツクヨミ
――ツクヨミ人気の秘密が知りたいです。独特な喋り方や、特徴があるのでしょうか?
並木氏:
ボクっ娘で、ショートカット、また当時出したカードの中でトータルバランス的に強かったということもあるかもしれません。
――ボクっ娘は偉大ですね。
並木氏:
だからといって、ボクっ娘だらけになるのはちょっと違う気もしますが。(笑)
一同笑。
人気IPとのコラボ、人気もあったが課題も見つかった
――少し前にサムライスピリッツとコラボイベントを行っていましたが、反応はいかがでしょうか?
本日よりヤマクロ史上初のコラボ、伝説の格闘ゲーム「サムライスピリッツ」とのコラボレーションイベント開催中です!
コラボイベント期間:1/16~1/29 23:59 #ヤマクロ #ヤマトクロニクル覚醒 #サムスピ pic.twitter.com/Bo8F2TPxRz— 「ヤマトクロニクル覚醒」デザインチーム (@yama96_design) 2017年1月16日
慶田盛氏
ちょうど時代背景的にもコラボし易い内容だったので開催させていただきました。
実は初のコラボだったので、ユーザーの皆さんに喜んでいただいた反面、次に活かしたいなという課題も見つかりました。
――今後コラボしていきたいというコンテンツはありますか?
慶田盛氏
以前ユーザーさんにゲーム内でアンケートを取らせて頂いたので、そこを基に考えていきたいと思います。
これからも大きなアップデートが盛りだくさん!乞うご期待!
――今後どのようなコンテンツにしていきたいか施策の準備などありますか?
並木氏:
今年は大きく変えていきたいと思います!
まず、今年に入ってサーバーを変えました。
百鬼夜行という大勢のユーザーが参加するイベントがあるのですが、最終日は重くて繋がりにくいというユーザーさんの声もあったのですがある程度緩和出来たと思います。
遊びやすい環境にどんどん改善していきたいですね。
庄子氏:
ゲーム内では新しくPVPもイベントも計画しています。またイベントに関して構想を練っていたものを
近いうちに実装したいなと思います。細かな便利機能も入れて行きたいですね。
――ユーザーに向けて一言ありましたら!
並木氏:
いつもプレイしていただきありがとうございます。
今年で4周年なので施策をたくさんしていきたいと思います。
先程も簡単にお話しましたが、今年は色々変わるので期待してほしいですね。
本インタビューの様子はこちらから:
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日本の神話・歴史をモチーフにした本格カードRPG「ヤマトクロニクル覚醒」!
「イザナギ」によって時空が歪んでしまった世界を救うため、過去の偉人たちと共に戦い日本の再生を目指そう!