6年前リリースされスマートフォンにカジュアルな育成ゲームブームを巻き起こした「なめこ栽培キット」。
「なめこ栽培キット」以降、何かを育てて気持ちよく収穫するというゲームが次々リリース。
今ではスマホゲームの1ジャンルを形成するに至っている。
そんな「なめこ」シリーズに最新作が登場!
それが「なめこの巣」!
「なめこの巣」はこれまでの「なめこ」を収穫するゲームとはシステムをガラッと変え、「なめこ」の生活を見守りながら巣を作っていく…という内容。
今回の見どころや魅力は何なのか!? そして何故ゲームシステムが変わったのか!?
「なめこ」ファンなら気になるポイントの数々を、「なめこの巣」開発スタッフに直撃!
開発秘話から今後の展望まで、全5回に分けてお届けしたい!!
序盤に稼ぐことができる裏ワザ的な紹介をしたのが第3回目、第4回目では世界観にあった動画広告の出し方や通信に対する苦悩についてお聞きした!
なめこの巣インタビューリンク:
[catlist tags=”なめこの巣インタビュー”]
目次
「なめたま」でしか買えない帽子やデコも存在!
河合氏:
「なめたま」でしか買えない帽子もあります。
伴氏:
通常の帽子はNPとか素材とかで作れるんですが、課金で作れるという帽子もあるんです。
ただ、課金で作る帽子は見た目だけで、ステータス的な影響はありません。
河合氏:
ステータスへの影響はゼロですね。
見た目でこういうのをかぶせてあげたい…という親心的なみたなところで楽しみにお金を払っていただければうれしいな、と。
──こだわる人はいそうですもんね。全員に同じ帽子かぶせたい…とか。
伴氏:
あとは、巣自体をかざりつけするためのデコを「なめたま」で購入することもできます。
「なめたま」以外にも、動画リワード広告を見るともらえるチケットで交換できるものもあります。
また、実績を達成することで貯まるなめコインで購入できるものや、NPだけでなく、NPと別のアイテムが必要となるものも。
ただ通常のものは全部NPで交換できます。
動画広告の見せ方も一工夫!「なめこ」の世界観を壊さない動画広告
──「動画リワードチケット」というのは、そういうアイテムがあるんですか?
河合氏:
そうです。
動画リワードを何か面白い形で入れられないかと思いまして。
ゲーム内登場のキャラクターが運営している映画館がありまして、そこで動画広告を見てくれたら、1日1枚チケットをあげますよ、という…。
──回数制限があるんですか?
河合氏:
メチャクチャ観てほしいという感じではなく1日1回「なめこの巣」で映画を観ようかな…という気持ちで使っていただければと。
観るとちょっとずつチケットが貯まっていって変わった装備も作れる…という感じです。
伴氏:
個人的には何回でも観れた方が収益にはなるんですけども(笑)
まあ、ログインボーナスがさらに追加で1個、中に入っている…ぐらいの感覚です。
内海氏:
無課金でも全然楽しめますし、課金をしたり動画広告を見ることでより楽しみが増えていく…という方向ですね。
──動画広告が自然な形ですね。
伴氏:
動画がある時にはフィルムのマークがポップアップで出ます。
河合氏:
ランク19まで動画広告出ないので、かなり先にならないと見れないんですが…(笑)
伴氏:
割と横道の施設ではありますよね。
「なめこが通信するなんてもってのほか」の声に応えたオフライン対応
伴氏:
あと、機内モードでも起動できますし、通常モードであればオフライン環境でも遊べるというのも本作の特徴です。
──でもその分広告も表示されなくなってしまうのでは?
河合氏:
常時オフラインだとログインボーナスがもらえませんし、「なめたま」の購入や使用自体もできなくなってしまいます。
なので、完全にオフラインでプレイする人向けっていうわけではありません。
電車に乗っていて通信状況の悪いエリアに入っちゃった…だとか、エレベーターの中のようなスキマ需要を想定しています。
伴氏:
「なめこ栽培キット」の初代とシーズンズをHD版で作り直した際、初回起動時に通信する仕組みを入れたところユーザーさんから「なめこなのに何通信してんの?」という反応がありました…。
当時すでにスマートフォンが普及した状況だったので、オフラインでプレイするユーザーさんはそんなにいないだろうと思ったところ、「なめこはオフラインであってほしい」と。
内海氏:
その時に驚いたのが、なめこのファンの方が「通信環境がなくて他のアプリが遊べない時になめこはプレイできるからよかったのに…」というレビューを書いていたんです。
そこで、なめこにはそういう価値もあるんだな、って気づけたんです。
河合氏:
なめこの前に「ブレイブキャラバン」っていうガッツリしたゲームを作っていまして。
「なめこ栽培キット」以降もサーバーの仕組みを流用しようと思って結構頑張って作っていたんです。
その「ブレイブキャラバン」が出るちょっと前に「なめこ栽培キット」のHD版が出て、「なめこなのに通信するなんてもってのほか」というレビューを見て「なんだこりゃヤバい!」と思いました(笑)
それで、部分的にしかサーバーの仕組みを使わないような形に今はなっています。
ただ、通信が発生しないとイベントも発生しなくなってしまうので、基本的にはオンラインで使用していただく前提で考えています。頻繁に通信が必要ってわけでもありませんので。
「なめたま」買うならまずはお得な「特別会員権」から!チャレンジングな課金メニュー
伴氏:
課金メニューについてプラットフォーマーさんから「チャレンジングですね」と言われているものがあるんですが、30日間限定の特別会員権という課金メニューがあります。
河合氏:
特別会員権があるとログインボーナスに追加が入って、最終的には値段よりもお得に「なめたま」が手に入ります。
さらに、広告が表示されなくなります。
伴氏:
30日経過すると効果がなくなるので、また購入する必要があります。
河合氏:
農園ゲームをプレイしている際、課金アイテムをお買い得に買えるという日があったので、試しに買ってみたんです。
すると、多くの課金アイテムを持っていたら「何に使うかなー」って楽しかったんですね。
定期的にお小遣いみたいに課金アイテムが入ってくる仕組みがあったらすごく楽しいだろうな、と思いました。
1か月続けてプレイしてほしいという思いがあるので、その代わりにお得になる仕組みとして「なめたま」が追加される…というものを考えたんです。
追加された「なめたま」で普段買わないようなアイテムを買ってみてもいいし、ため込んで気になっている装備を買うとか、早送りをするとか、遊び方の幅も広がります。
まずは軽く遊びくらいであれば、「30日間限定の特別会員権」を購入すれば「なめたま」が不足するってことはないと思います。
伴氏:
さらにそれよりゴリゴリ進めたい人は、「30日間限定の特別会員権」を購入した上で、「なめたま」を購入する…というのが一番いいかなと思います。
まとめ:動画広告や課金、通信まで気を配っている点がスゴい!
今回のインタビューで分かったのは「なめこの巣」が隅々までユーザーさんのことを考えて作っているということ。
もちろん会社としてゲームを作っている以上、どこかでビジネスとしてお金を儲ける必要がある。
でも、動画広告にしてもオフライン対応にしても課金にしても、極限まで「ユーザーさんのストレスがないように」と配慮されているのがスゴい!
さて、いよいよインタビューも次回で最終回。
第5回では「なめこの巣」の今後の予定についてお届け。お楽しみに!
なめこの巣インタビューリンク:
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キミも自分の出てなめこの巣を作ってなめこを愛でてみない?
なめこの巣ゲームプレイレビュー
なめこシリーズの新作は可愛いタウンシミュレーション!
「なめこの巣」は、色んななめこたちが棲む地下世界を作り上げるシミュレーションゲームだ。
なめこの生態を追い求める研究家のアナタに一通の手紙が届けられる。
差出人はなめこの男の子「タケル」。彼は立派ななめこになるために自分の巣を持つことになり、パートナーとして巣作りを手伝ってほしいと書かれていた。
なめこの巣は地下に作られており、そこに様々な施設を置いて彼らの生活を豊かにしよう。
工房では時間経過によって様々なアイテムを生成でき、地上にある掲示板では作ったアイテムをなめこたちに渡してNP(なめこポイント)を得られる。
巣には色んななめこたちを住まわすことができ、彼らをモグラの穴などの冒険先に派遣すると素材アイテムが手に入る。
これらのアイテムとNPを消費し、施設を設置したりアップグレードしたりしながらゲームを進めよう。
■公式ページ
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