ある日、Donutsさんから送られて来た「チャンプロードが単車の虎で読めるようになりました。」というニュースリリース。
「チャンプロード」は、1987年に創刊し、29年間も続いた、暴走族方面の皆さんが愛読するバイクのご長寿雑誌だ。しかし惜しまれつつ2017年11月に「休刊」してしまう。
ゲームの中で雑誌が読める、しかも休刊した雑誌が。そんな事実に非常にビックリしたが、同時に、この話をいただいたニュースリリースそのままにアプリゲットに掲載しても、読者の皆さんにはピンとこないだろうな、、と思った。
そもそも、人気のジャンルといえばやりこみ要素の強いRPGやSLGのアプリゲットなので、おそらく読者さん的に、チャンプロードも単車の虎もあまりなじみのない世界。
この機会にDonutsさんにお時間をいただき、単車の虎とはなんぞやの部分を詳しく伺って、ユーザの皆さんのリアルな姿に迫りつつ、休刊した雑誌がスマホで読める背景を深掘りしてご紹介していきたい、というのが本インタビューの主旨。
本インタビュー記事は全5回を予定!3回目となる今回は、前回に引き続きバイクのお話を伺いつつ、ステーキけんの駐車場にファンキーなバイクが集まったお話を伺っていきます。
単車の虎インタビューリンク:
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目次
自分の愛車に、オフロード車も選べる!
ーーゲームを拝見して意外だったのは、ネイキッドのバイク、アメリカンのバイクに加えて、オフ車(オフロード車)がありますよね?なんでオフ車入っているんだろう?っていう。(笑)
高木氏
ネイキッドだけでいいじゃないか、ってことでしょうかね?笑
やはり圧倒的に多かったネイキッド人口
ーーいえ、バイクが増えたらパーツ増えちゃうだろうなっていうのもあるんですが、レーサーレプリカを外して、オフ車が入ってきたのが意外でした。アメリカンはまあ分かるな、と。
末崎氏
このゲームが作られた当時、Donutsにいなかったので推測なのですが、おそらく3すくみがやりたかったんじゃないかと思いますね。
高木氏
モバゲー版の初期に、「オフロードは攻撃が高い代わりに防御が低い」みたいな個性をつけようとしていた時代もあったんですけれども、今ではそういことはないんですよね。
実際には、ユーザさんが選ばれるのは、圧倒的にネイキッドが多いです。
ーーユーザの構成比率からしたら(不良・元不良が50%なので)、半分の人はネイキッドを選ぶはずですよね?(笑)
高木氏
まあ、そうなんですけども。(笑)
チュートリアルのところで、バイクのカテゴリを選べるんですけど、ネイキッドにオススメって表示しています。
とはいえ、特定の車種、自分の個性へのこだわりを持つユーザはいる
ーースポーティに走れるって書いてありますよね。
末崎氏
まあ、ゲーム内で走らないんですけどね。(笑)
人の母数は少ないのですけれども、オフロードのバイクにこだわるユーザの方はいらっしゃいますね。
1つのバイクのシリーズを作る時に、3車種すべて(ネイキッド、アメリカン、オフロード車)を作ってるわけなんですけれども、このバイクのシリーズではオフロード車が特にかっこいいな、みたいな感じで、そういう比較で遊ばれる方もいらっしゃいますね。
ーーオフ車はオフ車でも、バイクのシリーズごとに見た目が違うから、お好きな方はお気に入りのシリーズのオフロード車を見つけていくってことなんですね。
単車の虎ユーザ同士で、結婚…?
ーー印象に残ったユーザさんのエピソードを聞かせていただけますか?
高木氏
コミュニケーション要素が強いので、「単車の虎」の中で知り合って恋人になったり、結婚したり、という話はよく聞きますね。ゲームの中で出会うのは禁止されていて、こちらもいろいろ対処はしているんですけどね。
ーー出会い系みたいに使ってもらっちゃ困るわけですよね。
高木氏
そうなんですよね。
ただ、コミュニケーション要素が強いので、実際ゲームの中で仲良くなってオフ会して飲んだりっていうのはあるみたいです。
単車の虎のユーザのものとあきらかに分かるバイクが、ステーキけんの駐車場に大量に停められていた理由
ーー他にもお二方の印象に残っているユーザさんのエピソード、何かありますか?
高木氏
以前、リアルを絡めたイベントをやったんです。
外食チェーンの「ステーキけん」さんで、特定のメニューを食べるとインゲームアイテムがもらえる、というコラボの企画だったのですが、地方によっては「ステーキけん」さんの店舗数が少なかったりして。
ある地方の単車の虎ユーザが、ある一箇所のお店に集中することになって、しかも少しちょっと距離があるところからユーザさんがバイクで向かわれるのですが、駐車場にはあきらかに「単車の虎」ユーザーだとわかる単車がたくさん停められていて、リアル集会状態でしたね。(笑)
ーーいわゆる旧車会のミーティングみたいになっていたんでしょうかね。(笑)
高木氏
このゲームならではの、独特なイベント感が醸し出されていたみたいですね。(笑)
次回予告!会社にやってきた!熱すぎるユーザの皆さん
さて次回(4回目)は、さらにユーザさんのお話。めちゃめちゃ熱いユーザさんのお話を伺います。お楽しみに!
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