ベイグランドストーリーやFFタクティクスを手掛けた松野氏が関わる新作SRPGがKickstarterで資金調達を開始

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執筆者:編集部


「ベイグランドストーリー」や「ファイナルファンタジータクティクス」を手掛けた松野泰己氏が関わる新作SRPG『Unsung Story: Tale of the Guardians』がKickstarterで資金調達を開始。

2015年7月を目途にiOS/Android端末向けに配信が予定されている模様です。

ストレッチゴールの達成次第では、PS Vitaニンテンドー3DSでのリリースが実現するとも明記されていました。

マップは美麗3Dグラフィックスで描かれている。

マップは美麗3Dグラフィックスで描かれている。

▼動画はコチラから
https://d2pq0u4uni88oo.cloudfront.net/projects/792054/video-332154-h264_high.mp4

最近では、音楽を「ファイナルファンタジー」シリーズの植松伸夫氏、「サガ」シリーズの伊藤賢治氏が担当した「オーシャンホーン – 未知の海にひそむかい物」など、クラウドファウンディングを活用し、開発資金を集める手法が海外では徐々に浸透しています。資金規模も億を超えたりと、大幅に増加傾向です。

オーシャンホーン

【名作保証】BGMは植松&イトケン!ゼルダ風超大作アクションRPG

回転斬りをする「スキルアタック」などゼルダを強くリスペクトしている。

回転斬りをする「スキルアタック」などゼルダを強くリスペクトしている。

ただ、有名クリエイターの参加や人気コンテンツの移植など、投資者のフックになるようなものがなければなかなか資金調達はうまく行かないようにも感じます。
※もちろん他の成功事例もありますので、一概には言えません。

クラウドファウンディングのメリットとしては、資金調達の面以外にリリース前にユーザがどの程度このゲームを指示してくれるか、という点も事前に把握できる点です。

この手法であれば、規模の小さなゲームデベロッパーでも事前にある程度のユーザの期待値を把握できるので、リスクを低減させることもできます。

まだまだ日本ではクラウドファウンディングの資金規模も小さく、浸透もしていない状況ですが、今後はこれらのメリットから徐々に浸透していくと感じています。

ゲーム業界の新たな資金調達方法として世界中に根付く日も、そう遠くはないかもしれないですね。今後の動向を要チェックです!

執筆者: 編集部