エレコムがキー投影型のキーボードを発売 先行する韓国企業に追いつけるか

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執筆者:編集部

エレコム株式会社は3月13日、机などに投影されたキーに触れることで、文字入力が可能になる「キー投影型Bluetooth®キーボード:TK-PBL042BK」を4月上旬より発売すること発表した。本体価格は27,500円。

キー投影型キーボード

キー投影型キーボード TK-PBL042BK

“TK-PBL042BK”は、投影機とセンサーが一体になった本体から、机上などの平面に赤色光が照射され、キーの形を投影する近未来キーボード。投影されたキーに触れると、センサーが感知して文字入力ができる。キータッチ音も設定可能。

TK-PBL042BK

キーピッチは19mm

スマートフォンとはBluetoothで接続する仕組みで、Bluetooth に対応したAndroid端末やiPhoneなどのApple製品に対応し、キーを投影できるだけのスペースと、反射率のある平面があればどこでも使用することができる。

東映されるキーボードのキーピッチは19mmで英語66キー配列を採用しているという。サイズは幅38.0×奥行29.0×高さ75.0mmで重さは約77g。

実際の使用感は発売を待って改めてレポートをしたいと思うが、持ち運び用のキーボードは折り畳み式とシート状になっていて丸められるタイプがあるが、それらに比べると最もコンパクトに持ち運びをすることができそうだ。

だが、不安要素は多い。

投影型キーボードは昨年8月に韓国のセルオン社がサイズも重さも同程度の「マジックキューブ」という商品をTK-PBL042BKよりも約4割安い19,950円で販売開始している。

「後発」「高価格」という不利をエレコムがどう挽回していくのか、注目したい。

  • 接続方式:Bluetooth(R)無線方式
  • 対応機種:iPad2、iPad、iPhone4、第4世代iPod touch ・iOS4.0以降にソフトウェアアップデートされたiPhone3GS、第3世代iPod touch(32GB/64GB) ・Mac OS X(10.5-10.5.8、10.6-10.6.8、10.7-10.7.2) ・BluetoothRHIDプロファイルに対応したAndroid端末
  • 電波到達距離:磁性体(鉄の机など)の上で使用する場合:3m、非磁性体(木の机など)の上で使用する場合:10m
  • 電源(キーボード本体):充電式リチウムイオン電池

エレコム株式会社 ニュースリリース
http://www.elecom.co.jp/news/201203/tk-pbl042/index.html

執筆者: 編集部