ベラルーシとの国際親善試合がキックオフ。
俺的ゲーム分析
スタメンは、ワントップに柿谷。中盤に左から香川・本田・岡崎。ボランチには、遠藤と長谷部。最終ラインは左から長友・今野・吉田・内田。
システムは、セルビア戦と同じく4-5-1。
立ち位置的にはテストマッチと思っていたが、前回のセルビア戦の負け方が悪かったせいか、もしくはザッケローニ氏に何かの思惑があるのかは不明だが、フレッシュな選手は使わず、固定メンバーでの出陣となった。
結果、ベラルーシが一枚上手だった
日本が得意とするのはパスサッカーは、ベラルーシが相当日本を研究してきたらしく、前半から中盤がうまく機能しなかった。
個人的な分析結果としては、ベラルーシの3-4-3のシステムで相手の3トップにダブルボランチを見事に潰されたため、パスがつながらなかったと感じている。
一般的に考えれば、この場合はトップの柿谷選手が下がり、空いたスペースを両サイドのウィングバックが活用し、切り崩していくはずだが、今回それもせず前線にはっていた。(どうやらザッケローニ監督の指示らしいが、なぜだ……。)
中盤が機能しない状況で裏にボールを投げ込むのはやはり、無理があり徐々にペースがベラルーシに移ってきたところ、見事にダイナミックなロングシュートで先制されてしまった。
後半は何人か選手を入れ替えたが、やはりリズムも合わず、攻撃のバリエーションも少ない。
結局、あまりいいところがないまま、ホイッスル。
試合を見ての感想
一ファンとして、感じたこととしては全く刺激がない。この1点に尽きる。
ただでさえ噛み合わないチーム状況の中で、そのまま同じことを繰り返しても何も変わらないのは至極当然のこと。そんな膠着状態の時こそ、和製メッシと呼ばれる斎藤選手の俊足や今ノッている乾選手を起爆剤として投入してみたり、
Jリーグで得点を量産している大久保選手や佐藤寿人選手など召集するなど、メンバーを固定せずにフレキシブルに動かして言った方がいいのではないだろうか?
このままでは勝てないはずだから。
意見は賛否両論あると思うが、このように厳しい意見を発するのは全て日本代表にワールドカップで活躍してほしいからこそ。
キミには今の日本代表はどう映っているだろうか?
次のオランダ戦は、11月16日(日本時間:21時15分放映予定)。ワールドカップにつながるような生まれ変わった日本代表戦を見せてほしいと切に願う。