昨年、大方の予想通りの登場でありながら、FGO界の話題をかっさらった「アルトリア・ペンドラゴン(弓)」。
憎き「ガウェイン」など強力なセイバー相手に無類の強さを発揮するため、フレンドの彼女にお世話になった人も多いことでしょう。
そんな彼女が、約1年ぶりに再びピックアップされます。
それまでもう少し時間がありますが、早めにその性能をチェックしておきましょう。
・・・今のうちに石も溜めておいた方がいいですよ。
「アルトリア・ペンドラゴン」ってなにもの?
言わずと知れた『Fate』の顔。セイバーの方はやや冷遇されている感は否めませんが、水着に着替えた「アルトリア・ペンドラゴン」はいろんな意味でピカイチです。今回はそんな彼女の活躍を、伝承とFGOの両面からまとめました。
伝承における「アルトリア・ペンドラゴン」
5世紀後半から6世紀にかけて、円卓の騎士を従えてブリテン(現在のイングランド)を収めたとされる伝説の王。
その実在性については、未だ議論が絶えません。
伝承では、「抜いたものが王になる」と台座に記された選定の剣を引き抜き、魔術師「マーリーン」の後見の元ブリテンの王に即位。
湖の妖精から聖剣「エクスカリバー」を賜ったり、ローマへ遠征したりと多くの冒険の末、巨大な帝国を築きあげたとされています。
しかし、王妃と円卓の騎士の1人「ランスロット」との不倫を契機に円卓の騎士は崩壊し、息子「モードレッド」も叛逆。
カムランの丘で「モードレッド」を退けることに成功したものの深手を負い、最期は湖の精霊に聖剣を返却し、自身は「アヴァロン」へと旅立ったとされるのが伝承のあらましです。
FGOにおける「アルトリア・ペンドラゴン」
金髪碧眼の少女騎士にして、常にお腹を空かしているハラペコ王。
押しも押されぬ『Fate』の顔にして、FGOのアイコンの顔です。
伝承では男性ですが、Fateでは女性設定。何でも偉い人の鶴の一言で性転換がなされたのだそうです。
『Fate』の顔だけありヴァリエーションが豊富で、この水着verでなんと8人目。
クラスも5つ制覇しており、全クラス制覇にもっとも近いと言われる逸材です。
ヴァリエーションに恵まれている一方で、ストーリーへの辛みは「オルタ」を除けば皆無。
イベントにも滅多に出てきませんが、水着イベでは珍しく登場しハッスルしています。
「アルトリア・ペンドラゴン(弓)」の性能
うきうきで水鉄砲を乱射する我らが王。剣良い強いと評判のその性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:アーチャー レア:星5 所持カード:QQAAB
HP (初期/最大):2134/14553
ATK(初期/最大):1742/11276
スキル
スキル1 「サマー・スプラッシュ!」 CT:8
自身のアーツカード性能をアップ(3ターン) & 味方全体の防御力をアップ(3ターン)
スキル2 「海の家の加護」 CT:6
自身のHPを回復 & 自身のNPが減少【デメリット】
スキル3 「ビーチフラワー」 CT:8
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン) & 味方全体の【男性】のスター発生率をアップ(3ターン)
宝具
「陽光煌めく勝利の剣(エクスカリバー・ヴィヴィアン)」 属性: Arts
敵単体に超強力な攻撃【Lv.1~】 & 確率で敵単体のチャージを減らす + 自身のNPをリチャージする〈オーバーチャージで効果アップ〉
雑感
ステータスは耐久型。HPは星5アーチャー第一位ですが、反対にATKはワースト2位。
基本的に「やられる前にやる」のが正義のFGOにおいて、この配分はマイナス点でしょう。
しかし、そのマイナス点を余裕でペイできるほどのプラス点が、彼女にはあります。
まず、カードが優秀。2枚ずつのAとQの性能が極めて高く、NPと星を大量に稼ぐことが可能です。
低いATKもスキル「サマー・スプラッシュ!」と「ビーチフラワー」の2種のバフでカバー。「サマー・スプラッシュ!」の防御バフと「海の家の加護」で耐久面もばっちりです。
宝具はArts単体宝具。2種類のバフで火力が出るうえに、Hit数が多いためNP回収力も抜群。バフ効果中にAチェインが組めれば、連発すら視野に入ります。
「アルトリア・ペンドラゴン(弓)」の運用案
適当に運用しても十分に強い「アルトリア・ペンドラゴン(弓)」。その彼女をより活かすための、おすすめの運用案をご紹介します。
運用案その① Artsパーティーのアタッカー
宝具と合わせて3枚のArtsカードを持つ「アルトリア・ペンドラゴン(弓)」は、Artsパーティーのアタッカー最適性の1人。
本人のNP効率の高さとAチェインで恐るべき頻度で宝具を回転可能です。
概念礼装は、Artsカードの性能を底上げ可能な「フォーマルクラフト」や「もう1つの結末」などがおすすめ。
NP効率をさらに高められる「ハロウィン・プチデビル」や「蒼玉の魔法少女」なども有力な選択肢でしょう。
運用案その② クリティカルパーティのアタッカー
クラススキル「単独行動」と、アーチャーの高いスター集中に注目した運用案。
素のNP効率が高いため、Artsパーティーでなくとも宝具の連発は可能。
クリティカルのおかげで爆発力も兼備しています。
反面、いくらスター集中が高いとは言え独占できるほどでもないため、「熱砂の語らい」や「封印指定執行者」などでカバーしましょう。
まとめ
文句なしに、単体宝具アーチャーの最強サーヴァント。
攻守ともに隙が無く、あらゆる局面で活躍が見込めます。
第2弾ピックアップは、他の2人も概念礼装も優秀なので、余裕がある人は頑張って回しましょう。