『アガルタの女』に登場した(?)と言うことで、第2弾ピックアップに選出された「フランシス・ドレイク」。
FGO初の星5ライダーでありながら、未だ一線級の息の長いサーヴァントです。
誰とは言いませんが、産まれたそのときからピーキーだった某星5とは雲泥の差と言えるでしょう。
シナリオでは、いろんな意味でユーザーを絶望させた「フランシス・ドレイク」を改めてご紹介します。
「フランシス・ドレイク」ってなにもの?
英国では国民的英雄でありながら、日本での知名度は低めの「フランシス・ドレイク」。以下ではその人となりを、史実とFGOの両面からまとめました。
史実における「フランシス・ドレイク」
16世紀に活躍した海賊であり、イギリス軍提督。
はじめは海賊として海に出たドレイクでしたが、長じて「マゼラン」に続く世界一周航海を達成。
その航海で得た財貨をイギリスに献上し、イギリス海軍中将の座を手に入れます。
そして、1588年にはアルマダの海戦にて、当時世界最強の「無敵艦隊」を擁するスペイン海軍を、火船と呼ばれる海賊独特の戦法で撃退しました。
この活躍から、イギリスからは救国の英雄と称えられ、スペインからは悪魔(エルドラゴ)と忌み嫌われるようになります。
そんな英雄も病には勝てず、53歳で病没。死の直前は錯乱のあまり、奇行を繰り返したと伝わっています。
FGOにおける「フランシス・ドレイク」
顔面を横切るような大きな刀傷が印象的な海賊。
史実では男性でしたが、FGOではグラマラスな女性です。
その性格は豪快にして豪気。
ストーリーの第3章では、実質的なパートナーだったことから、その性格に親しみを持っている人も多いことでしょう。
が、残念ながら『アガルタの女』に登場する彼女は、まるで別人。
さまざまな事情が複雑に絡み合った結果ですが、その変貌は衝撃的でした。
「フランシス・ドレイク」の性能
『アガルタの女』ピックアップ召喚第2弾の目玉「フランシス・ドレイク」。その性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:ライダー レア:星5 所持カード:QAABB
HP (初期/最大):1881/12830
ATK(初期/最大):1750/11326
スキル
スキル1 「嵐の航海者」 CT:7
味方全体の宝具威力アップ(1ターン) & 味方全体の攻撃力アップ(1ターン)
スキル2 「黄金律」 CT:8
自身のNP獲得量アップ(3ターン)
スキル3 「星の開拓者」 CT:8
自身のNPを増やす & 自身に無敵貫通状態を付与(3ターン) & スターを獲得
宝具
「黄金鹿と嵐の夜(ゴールデン・ワイルドハント)」 属性: Buster
敵全体に強力な攻撃【Lv.1~】 + スターを大量獲得〈オーバーチャージで効果アップ〉
雑感
バランス良くステータスの高い星5ライダー。
カード性能が高く、NP効率もスター獲得力も上々です。
スキルも使いやすいモノが揃っています。
なかでも、「星の開拓者」の性能は秀逸。真っ先にレベルを上げましょう。
持続こそ短めですが、高倍率の攻撃バフ「嵐の航海者」もできるだけレベルを上げたいところ。
残る「黄金律」の育成優先度は低いです。
「フランシス・ドレイク」の運用案
「フランシス・ドレイク」のおすすめの運用案をご紹介します。
運用案その① 宝具アタッカー
NP関連のスキルを活用し、宝具を高速回転させる運用案。
カード運次第では3ターン連続で宝具を解放させることも可能です。
が、攻撃バフの「嵐の航海者」が1ターンしか持続しないので、術以外の相手では火力が伸び悩むこともあります。
概念礼装は、「ゴールデン相撲」や「メイドインハロゥイン」などの初期NPチャージと火力を上げるスキル持ちがおすすめ。
初動が遅くなりますが、「リミテッド/ゼロオーバー」や「黒の聖杯」などの火力特化の礼装もありです。
運用案その② 周回要因
即時NP獲得スキル「星の開拓者」と全体宝具にだけ注目した運用案。
開始と同時に「星の開拓者」でNPを回収し、即座に宝具を解放、敵を殲滅する簡単なお仕事です。
最大までスキルレベルを上げれば、「カレイドスコープ」が無くても、「ゴールデン相撲」や「ハロウィン・プリンセス」などのイベント報酬礼装で開幕即宝具に繋げられるのがポイント。
攻撃と宝具バフスキル「嵐の航海者」も良い仕事をし、高HPのエネミーも軽く捻ってくれます。
とくに敵が術クラスオンリーの宝物庫では獅子奮迅の活躍を見せるでしょう。
宝具演出が長い点だけが残念です。
まとめ
実装からかなり経ちますが、まだまだ一線級の「フランシス・ドレイク」。
全体宝具の宿命か火力が分散し、単体への火力に課題がありますが、クラス柄星を集めやすくクリティカルを絡められばそれほど気にならないはずです。
使い勝手は全ライダークラス屈指なので、高レアライダー未所持の人はこの機に狙ってみるのも良いでしょう。