【FGO】900万DL記念ピックアップ召喚で追加された「瓦礫の聖堂」「アトラス院」「まるごしシンジ君」の性能をチェック

公開日:

執筆者:編集部

900万DL記念ピックアップ召喚の開催に伴い、星3概念礼装のラインナップが変更されました。

「魔力計」「モータード・キュイラッシェ」「シュトルヒリッター」がラインナップから外され、「瓦礫の聖堂」「アトラス院」「まるごしシンジ君」という3種類の新規概念礼装が追加されました。

イシュタルやオリオンといったサーヴァントと異なり、今回の900万DL記念ピックアップ召喚のピックアップ対象にはなっていませんが、星3概念礼装はガチャで入手する機会が多いので、これから何度も目にすることになるでしょう。

ストーリー召喚のラインナップにも追加されるため、クラス別ピックアップ召喚などでも獲得するチャンスがあります。

高レアリティの概念礼装と比べると効果量は劣りますが、低コストであることを活かしてパーティーのコスト調整のために装備させるケースも出てきます。

そこで今回は新たに追加された3種類の概念礼装の効果と具体的な運用法についてチェックしていきます。

瓦礫の聖堂 900万DL記念ピックアップ召喚で追加

瓦礫の聖堂

レアリティ:星3

ATK:100(最大500) HP:160(最大800)

効果:自身に〔男性〕特防状態を15%付与する

低コストで男性に対する防御力をアップ

瓦礫の聖堂は男性の特性を持つエネミーに対する特防状態を付与する概念礼装です。

対象を限定しているため、同じ星3のアゾット剣よりも防御アップ効果が高く設定されています。

男性特防を付与する概念礼装としては、特防25%のマグダラの聖骸布が既に存在しているので、低コストで特防を得たい場合に装備させることになるでしょう。

防御アップ効果はマグダラの聖骸布より低いものの、4回限界突破すれば差が小さくなります。

また、マグダラの聖骸布にない特徴としてATKへのステータス補正が挙げられます。

概念礼装の用途から考えると中途半端な印象も受けますが、男性特防を確保しつつもうちょっと火力が欲しいという局面では優位です。

なお、男性特防の適用範囲は広く、男性サーヴァント以外でも効果が発揮されるエネミーは多いです。

兵士や海賊はもちろん、ウェアウルフやケンタウロスといった亜人系もほとんどが男性扱いなので、意外と活用しやすい効果と言えます。

アトラス院

レアリティ:星3

ATK:200(最大1000) HP:0

効果:自身のArtsカードの宝具の威力を15%アップ

宝具攻撃メインのサーヴァントを補助

アトラス院はカード種別がArtsである宝具の威力を上げる効果を持った概念礼装です。

これまで星3の概念礼装には、バーサーカークラスの宝具威力を上げるシュトルヒリッターやランサークラスの宝具威力を上げる波濤の獣といったクラス限定の宝具威力アップ概念礼装が存在しましたが、今回カード種別に対応した宝具威力アップが加わることになります。

カード種別がArtsの宝具を持つサーヴァントはコマンドカードのArtsの枚数も多い傾向にあるため、NPをチャージしやすく自力で宝具を使える状態まで持っていきやすいです。

そのため、宝具を使えなければ意味のない宝具威力アップの効果を無駄にしにくいと言えるでしょう。

ただし、フレンドポイント召喚で入手できる竜種はカード種別を限定せず宝具威力を15%アップできます。

ステータス補正も同じなので、有効活用したいなら4凸することが前提になるでしょう。

また、カード種別がArtsの宝具にはバフ系や回復系の効果を持つものも多いですが、敵に与えるダメージ以外は強化されない点に注意が必要です。

まるごしシンジ君

レアリティ:星3

ATK:0 HP:300(最大1500)

効果:自身の防御弱体耐性を25%アップする

耐久系パーティーの生存力を高める

防御弱体効果に対する耐性を上げることができる概念礼装です。

防御デバフに効果が限定されていることもあって、耐性のアップ量は星4概念礼装の原始呪術と同じ効果量に設定されています。

攻撃力ダウンや行動不能といったデバフには対応できませんが、防御力ダウンを避けられるのでサーヴァントの生存力を高めることができる概念礼装です。

特に受けるダメージを軽減することが重要となる耐久系パーティーでは、防御力アップとの相殺を手軽に防ぐことができます。

ステータス補正もHPに特化したものとなっているので、長期戦を想定しているならコスト調整時の選択肢に入ってくるでしょう。

ただし、敵が使用する防御弱体スキルの効果量や頻度によっては、アゾット剣などの単純な防御力アップ系概念礼装の方が強い場合があります。

デバフスキルを使う敵の数や行動パターンに応じて、最適な効果の概念礼装を選びましょう。

まとめ:4凸すれば使う機会は意外と多そう

今回のピックアップ召喚で追加された3種類の概念礼装は使える場面が限定されるものの、効果自体はなかなかの数値に設定されています。

4回限界突破して装備させれば、パーティーのコスト調整だけでなく高レアリティ概念礼装の代用として使うこともできるでしょう。

今回のピックアップ召喚における出現確率は他の星3概念礼装と変わらないので、サーヴァント目当てでガチャを回しながら地道に集めていくことをおすすめします。

執筆者: 編集部