FGOにおけるアタッカーとして、最高峰の性能を誇る「クー・フーリン(オルタ)」と「ジャンヌ・ダルク(オルタ)」。
どちらも甲乙つけがたい素晴らしいサーヴァントですが、あえて優劣をつけるなら、どちらがアタッカーとして優れているのでしょうか?今回はその問題をさまざまな観点から比較、検討していきたいと思います。
クー・フーリン(オルタ)の性能
星5バーサーカーのクーフーリンの性能を確認しましょう。
ステータス
クラス:バーサーカー レア:星5
HP (初期/最大) :1790/12210
ATK(初期/最大) :1979/12805
スキル
スキル1 「精霊の狂騒」 CT:8
敵全体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)&攻撃力をダウン(3ターン)
スキル2 「矢避けの加護」 CT:7
自身に回避状態を付与(2回)&防御力をアップ(3ターン)
スキル3 「戦闘続行」 CT:9
自身にガッツ状態を付与
宝具
「噛み砕く死牙の獣(クリード・コインヘン)」
自身の攻撃力アップ(1ターン)&自身の防御力アップ(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃
雑感
バーサーカーの超火力で敵を捻じ伏せるアタッカー。バーサーカー特有の全クラスに弱点を衝けるメリットをそのままに、全クラスから弱点を衝かれるデメリットをスキルでカバーしています。そのため、介護の必要なしに、戦闘開始から終了まで鬼神の如く暴れまわることが可能です。
ジャンヌ・ダルク(オルタ)の性能
次は、ジャンヌ・オルタの性能を見ていきましょう。
ステータス
クラス:アヴェンジャー レア:星5
HP (初期/最大) :1724/11761
ATK(初期/最大) :2046/13244
スキル
スキル1 「自己改造」 CT:7
自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)&スター集中率をアップ(3ターン)
スキル2 「竜の魔女」 CT:7
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&(竜)特性を持つ味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)
スキル3 「うたかたの夢」 CT:10
自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)&無敵状態を付与(1ターン)&HP減少【デメリット】
宝具
「吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)」
敵単体に超強力な攻撃&強化無効状態を付与(1回)&呪いを付与(5ターン)
雑感
現在、実装されているサーヴァントの中で、第1位のATKを誇るジャンヌ・ダルク(オルタ)。そのATKを全てのクラスに等倍以上で叩き込むことができるのが、彼女の魅力でしょう。防御面で見ても、バーサーカー以外に弱点を衝かれることがないので、どんなクエストにも安心して組み込むことが出来ます。
両者の比較
両者の性能を確認したところで、いよいよ本題。両者の性能を3つの観点から比較しました。
瞬間火力で比較
強大なHPを持つボスを素早く倒すために必要な最大火力。この観点で両者を比較すると、軍配が上がるのはジャンヌ・ダルク(オルタ)です。
理由は偏にスキルの差。3つの攻撃バフを持つジャンヌ・ダルク(オルタ)に対し、クー・フーリン(オルタ)はゼロ。とくにクリティカルを絡めた際のジャンヌ・ダルク(オルタ)の瞬間火力は圧倒的で、クー・フーリン(オルタ)は足元にも及びません。
継戦火力で比較
クエストを通じて安定してアタッカーとして機能するのは、クー・フーリン(オルタ)。理由は、スキルに頼らないからです。ジャンヌ・ダルク(オルタ)自体の攻撃力も十分高いのですが、あらゆるクラスの弱点を衝けるバーサーカーのクー・フーリン(オルタ)には流石に及びません。
ただし、スキル「自己改造」を駆使したクリティカルパーティのアタッカーとしてのジャンヌ・ダルク(オルタ)は例外です。この場合は、クー・フーリン(オルタ)にも勝るとも劣らない火力を叩き出せます。ただし、ジャンヌ・ダルク(オルタ)に合わせたパーティを組む必要があるので、敷居はやや高めです。
耐久力で比較
クー・フーリン(オルタ)のスキルはどれも耐久特化。とにかく、場に居座る力はバーサーカーの域を超えています。一方のジャンヌ・ダルク(オルタ)の防御スキルは無敵付与の「うたかたの夢」のみ。しかも、HP減少のデメリットに加え、Busterバフも兼ねているため、単純な防御スキルとしては使い辛いです。
総合的な耐久力は、クー・フーリン(オルタ)が上と言えるでしょう。
まとめ
調べれば調べるほどお互いに一長一短。明確にどちらが上とは言えない状況が浮かび上がってきます。しかし、それでもあえて優劣をつけるなら、使いやすさでクー・フーリン(オルタ)でしょうか。
継戦火力や耐久力ともに高く、瞬間火力もジャンヌ・ダルク・オルタには及ばないものの十分です。ただし、これはあくまで現環境の話。高HPのボスが増えれば、瞬間火力の高いジャンヌ・ダルク・オルタが評価を逆転させるでしょう。