FGOでサーヴァントに与えられているスキルは大まかに分けて2種類存在します。
一つはサーヴァントになる前の英霊がもともと持っていた技能である保有スキル。もう一つがサーヴァントになる際に与えられるクラスごとに割り振られたクラススキルです。
保有スキル
保有スキルはサーヴァントが英霊となる過程で身に付けた技術や能力を戦闘中にスキルとして使用します。
保有スキルはプレイヤーの選択により使用することが出来ます。使用後は一定ターン経過することで再度使用可能になります。
また、輝石やアイテムなどを使用してスキルレベルを上げることで、効果の向上やリチャージターン数を減らすことが出来ます。
このスキルはキャラクターの特性ごとに無数に種類がありますが、代表的なものをいくつか紹介します。
魔力放出
自身の持っている魔力を外部に放出することで、一時的に本来持っている攻撃力を底上げすることが出来ます。
多くの場合、効果時間が短いので宝具の威力アップに使うことが多いです。
心眼
心眼により相手の攻撃を見切り、回避します。
自身に回避状態を付与するので、敵サーヴァントの宝具などの強力な攻撃をしのぐために使うといいでしょう。
戦闘続行
自身が不利な状況に置かれても粘り強く戦闘を続けるための技能です。
一定ターンの間、自身にガッツを付与することで一回だけHPが0になっても復活することが出来ます。
仕切り直し
追い詰められてもそこから仕切り直すためのスキルです。
スキルレベルに応じて自身のHPを回復し、状態異常を除去します。
カリスマ
自身の持っているカリスマによって仲間を鼓舞し、強い力を発揮させます。
これにより、味方全体の攻撃力が向上します。
高速詠唱
魔術を使用する際の呪文を高速で詠唱することで短時間で強力な魔術が使用可能になります。
戦闘中に使用することで、自身の宝具を短時間で使用することが出来ます。
自己改造
自分で自分を改造する能力です。
自信を改造することで攻撃の精度を上げ、クリティカルの威力を向上させます。
変化
自分の姿を変えることが出来るサーヴァントが持つスキルです。
怪物などの反英霊に多く、変化して本来の姿になることで防御力が大きく向上します。場持ちがよくなるので、戦闘開始直後に使用するのがいいでしょう。
クラススキル
クラススキルはそれぞれのクラスごとに共通して与えられたり、持って生まれた能力などを現すスキルです。
このスキルはサーヴァントに自動的に使用されるパッシブスキルで、戦闘中は常に発動しています。
対魔力
敵の魔力に対する耐性があることを示します。
ランクが高いほど攻撃力や防御力のダウン、魅了などの状態変化への態勢が高いことを示します。
騎乗
動物や乗り物に乗ることのできるスキルです。セイバーのような騎士クラスや、ライダーのクラスが保有しています。
高ランクになれば、幻想種にすら乗りこなすことが出来ます。
戦闘中はクイックカードの効果をアップします。
単独行動
マスターから離れて魔力の供給を受けずに活動できます。アーチャーのクラスは遠距離での狙撃が主な戦い方になるため、マスターから離れての行動が可能となっています。
高ランクになるほど活動時間が長くなり、原作でもアーチャーが単独行動を行っている描写があります。
FGOではクリティカルの際の威力をアップします。クリティカルパーティーには必須のスキルです。
神性
神の血を引いている場合に付与されます。
神の強い力を引いているため、戦闘の際に相手に与えるダメージが多くなります。
陣地作成
キャスタークラスのスキルです。本来キャスターは戦闘力が低く、セイバーやアーチャーといった騎士クラスに対して不利となるため、工房などの自分の陣地を作成することで互角に戦うことができます。
戦闘時の効果としてはアーツカードの性能が向上し、宝具の回転率を上げています。
道具作成
魔力のこもった道具を作成する能力です。
作成した道具を使用することで敵に対する攻撃力、防御力の低下や魅了などの弱体効果の付与確率を向上させることができます。
狂化
バーサーカーに与えられるスキルです。
理性をなくし狂戦士とすることで、サーヴァントの能力を全般的に向上させます。
本来は力の弱いサーヴァントを狂化することで強力なサーヴァントと互角に戦うことが出来るようにするスキルです。しかし、Fateシリーズではそのままでは戦闘力+戦術などで強すぎる英霊に対するハンデのような使い方をされてきました。
ランクが高いほど、相手に与えるダメージが飛躍的に多くなります。
スキルでのサーヴァント選択
サーヴァントを選ぶ際には基本的に自分の好みでよいと思いますが、迷ったらスキルの性能で選んでみてもよいかもしれません。
回避や無敵付与などは対サーヴァント戦では非常に有用ですし、宝具の回転率を上げるためにNP増加系のスキルもあると大変便利です。
保有スキルには同じ効果でも名前が違ったり、ランクによってはさらに効果がプラスされているものがありますので、使用の際には説明を確認するようにしましょう。