無課金ユーザーにとって、低レアリティのサーヴァントを使いこなすことこそが、攻略のカギとも言って良いでしょう。その中でも、星2レアリティの「ゲオルギウス」は、救世主とも言って良い大活躍を見せるサーヴァント。
フレンドポイントから召喚できるので、宝具を重ねて使ってみて下さい。
ゲオルギウスとは何者だ?
「ゲオルギウス」と言う名に聞き覚えの無い人も多いかと思われます。彼はいったいどのような英霊なのでしょうか? ざっくりと見ていきましょう。
史実におけるゲオルギウス
キリスト教における聖人の1人。英語圏では「ジョージ」の名で知られています。
日本での低い知名度に対して、キリスト教圏での知名度は抜群。竜殺しの逸話と、非道の王の甘言や拷問に負けずに己の信仰を貫いた高潔の魂が深い尊敬を集めています。
イングランドやロシア、グルジアなどでは国旗にゲオルギウスの伝説にちなんだ「セント・ジョージ・クロス」を採用することで、現在も彼に深い敬意を払っています。
FGOにおけるゲオルギウス
初登場は1章。竜殺しの逸話を持つ英雄として、ファフニール討伐に力を貸してくれます。
秋の月見イベントでは、同じく聖人のマルタと、佐々木小次郎と共にお団子泥棒の容疑者として参戦。結局、無実だったわけですが、先行するお堅いイメージとは一味違ったお茶目な一面を垣間見ることができます。
ゲオルギウスの性能
ゲオルギウスの強さとはいかほどのものなのか? その性能を確認していきます。
ステータス
HP (初期値/最大値):1731/9200
ATK(初期値/最大値): 929/5236
スキル
スキル1:「守護騎士」 CT:7
自身にターゲット集中状態を付与(3ターン)&防御力をアップ(3ターン)
スキル2:「殉教者の魂」 CT:7
自身の精神異常耐性大アップ(3ターン)&HP回復
スキル3:「戦闘続行」 CT:9
自身にガッツ状態を付与(5ターン)
宝具
「力屠る祝福の剣(アスカロン)」
敵単体に竜特性を付与(3ターン)&超強力な攻撃+自身の防御力大アップ(1ターン)
雑感
非常に優秀な盾サーヴァント。盾サーヴァントとしての完成度はずば抜けており、高難易度クエストには並み居る星5サーヴァントを退けてスタメン入りすることもあるほどです。
基本ステータスはHP寄りの配分。攻撃力は低めですが、スターの集まりやすいライダークラスのため、クリティカルを絡めれば火力も出ます。
Artsカードが多く宝具もArts属性、クリティカルとボーナスを合わせればNP効率も良好と言えるでしょう。
そして、ゲオルギウスはとにかくスキルがすこぶる優秀。
とくにスキル「守護騎士」が圧巻で、たたでさえ優秀なターゲット集中効果に、高倍率の防御バフまで併せ持ってしまっています。その驚異の防御力で敵の攻撃を一身に引き受けるその姿はまさに守護聖人の面目躍如と言えるでしょう。
おまけに、ゲオルギウスはHP回復の「殉教者の魂」とガッツ付与の「戦闘続行」まで所持。最初から最後まで盾として大活躍を見せてくれます。
弱点としては、その攻撃力の低さがあげられます。クリティカルが出ればそれなりの火力は出ますが、クリティカルアタッカーを名乗れるほどではありません。ライダークラス特有のスター集中度の高さから、メインアタッカーのスターを奪ってしまうケースも散見されます。
ゲオルギウスの運用案
盾サーヴァントとして非常に有用なゲオルギウス。その運用法の具体例をいくつか挙げていきます。
バーサーカーの盾
もっとも簡単にゲオルギウスの便利さを体感するには、バーサーカーのお供がおすすめ。
バーサーカーの耐久力の無さをゲオルギウスの防御性能で、ゲオルギウスの火力の無さをバーサーカーの火力で補うと言う理想的なコンビネーションを見せてくれるはずです。
唯一の泣き所は、やはりスター。バーサーカーに集まってほしいスターを、ほとんどゲオルギウスが分捕ってしまいます。
盾役兼サブアタッカー
Aetsカードの多さと、ターゲット集中スキルによるNP効率の良さを生かした戦術。クリティカルと絡めれば、がんがんNPが蓄積されていくので、宝具を何度も開放可能になります。
相手がキャスタークラスなら、メインアタッカーとして使用することも現実的でしょう。
「すまないさん」ことジークフリートのお供
星4レアのジークフリートは、高い竜特攻を持つ反面、敵に竜属性が少ないのが、すまないでした。しかし、ゲオルギウスの宝具ならば、敵に無理矢理竜属性を付与することが可能。
これにより、ジークフリートの高い竜特攻を最大限に生かすことができます。せっかく引いたジークフリートの運用に悩んでいる人は、ぜひ試してみましょう。
まとめ
レアリティが星2であることが不思議なほど高性能なゲオルギウス。最近はマシュが驚くほど強化されてしまったので、やや影が薄くなった感もありますが、まだまだ現役。
手に入れるチャンスも非常に多いので、早めに宝具を重ねて育てておきましょう。必ず、お世話になるときが来るはずです。