今FGOを進めている人たちにはいまさらかもしれませんが、FGOって一体どういうゲームなんでしょうか?
いまさら聞きにくいことを過去のFateシリーズと絡めて紹介します。
Fate/Grand Orderとは
Fate/Grand Orderとは原点であるFate/stay nightから始まる一連のFateシリーズの登場キャラクター+αが総出演するRPGゲームです。
Fateシリーズの共通点として、聖杯と言われる願望器を通して古今東西の英霊を召喚して7つのクラスを割振り使役して、サーヴァントとして戦いに参加します。
今回は2017年を待たずに人類が滅亡すると観測されたことにより、人類の未来を救うために歴史との戦いに身を投じます。
そのほかにもFateと名の付く作品は多く、それらの作品からもFGOに参戦しているサーヴァントもいるので作品を紹介します。
Fate/stay night
2004年にType-moonより発売されたFateシリーズの原点です。
発売当初はPC用のゲームでしたが、その後現在に至るまでPS2やスマートフォン向けに再発売され、たびたび漫画化やアニメ化されています。
最新作のFate/stay night【ヘブンズフィール】が近日劇場公開予定です。
Fate/hollow ataraxia
ステイナイトの半年後を描く続編になります。
Fate/Zero
ステイナイトの10年前を描く前日譚です。前の2作と違い、原作は小説で、文庫版が全6巻発売されています。
ややグロテスクな描写がありますので、読む際には注意しましょう。
ステイナイトのキャラクターが登場していたりしますので、そのあたりを楽しむのもいいでしょう。
Fate/Extra(Fate/ExtraCCC)
近未来を舞台にしたFateです。今までの作品と違い、本編とは基本的に交わることのないIF作品になります。
ただし、本編と同名で同じ姿の別人などが登場するのでステイナイトを知っているとニヤリとすることも…。
また、Extraの続編にあたるCCCではゲームを進めていくと、ステイナイトのキャラクターと出会えることがあります。
Fate/Apocrypha
本編の世界が過去で分岐した別世界のお話。小説が全5巻発売されました。
現在はアニメ化の企画が進行中です。
Fate/Prototype
ステイナイトのさらに原型となった作品です。同名ですが、別人のサーヴァントが多数登場しています。
Prototypeは設定集やショートアニメ以外では正式な媒体での発表はありません。
ですが、Prototypeの8年前を描いた蒼銀のフラグメンツが小説で発売されています。
Fate/kaleid liner
Zeroから分岐したように見える完全に別世界のお話。
ステイナイトに登場したイリヤスフィールという少女がなぜか魔法少女になっています。
同名のキャラクターが多数登場しています。
現在アニメが3部作られ、FGOではコラボイベントで参戦しました。
その他
Fateシリーズは本当に多くの作品が作られており、全部紹介しようとすると膨大になりますので現在サーヴァントの実装のない作品、Fateシリーズ以外でコラボイベントにて実装された作品は除外していますのでご了承ください。
Fateシリーズで使われるキーワード
Fateの世界観を楽しむうえで、いくつか知っておいたほうがいい用語があるので紹介します。
これを知っておくとより一層FGOの世界を楽しむことができるでしょう。
マスター
サーヴァントを召喚して使役する人物のことです。一般的には魔術師と呼ばれる人たちがマスターになりますが、たまに一般人がマスターになる場合もあります。
FGOにおける主人公も一般人がマスターになった一例です。
サーヴァント
マスターによって召喚された英霊を指す言葉です。
英霊は古今東西の英雄や怪物など様々な者が存在し、人々の信仰や畏怖などが形を持ってサーヴァントとして召喚される場合もあります。
令呪
マスターがサーヴァントに対して3回使える絶対命令権です。
令呪は一画ごとに使用することで、サーヴァントに対してどんな命令でも下すことができます。たとえば、遠くにいるサーヴァントを空間を超えて呼び出したり、過去にはサーヴァントを自決させるために使用されたこともあります。
通常は3回使用した時点でマスターの権利を失いますが、FGOの場合は毎日0時を持って一画ずつ回復することができます。
クラス
サーヴァントが召喚される際に、聖杯によって自動的に割り振られる役割のことです。
クラスはセイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーの7つを基本として、ルーラー、アヴェンジャー、シールダーなどのエクストラクラスが与えられる場合があります。
クラスごとに固定のスキルが与えられるため、クラスによって運用方法が変わってきます。
聖杯
本来の意味はキリスト教におけるイエス・キリストの血を受けた杯のことを指しますが、Fateシリーズにおいては魔力を貯め、人々の願いをかなえる願望機のことを聖杯と呼んでいます。
サーヴァントの召喚や、令呪の付与など人の手では成し遂げられない奇跡をかなえるために魔術師によって作り出されました。
FGOでは各特異点を修正することで入手でき、最大レベルになったサーヴァントの上限突破をするためのアイテムとして使用します。
聖杯戦争
願いをかなえる聖杯をめぐって、7人のマスターと7基のサーヴァントによるバトルロイヤルのことです。
FGOでは直接触れられることはありません。
宝具
サーヴァントそれぞれが持つ切り札、必殺技です。
宝具は英霊の持つ伝説が形になったもので、伝説として伝わっている武器、あるいは伝説そのものに形を与えたものになります。
また、宝具は英霊の伝説そのものなので使用すれば英霊の真名がわかってしまいます。そのため、従来の聖杯戦争では宝具を隠して戦うことが多かったです。