【ハンドレッドソウル深淵レビュー】第3回 コンボアクション? いいえ、状態異常ゲームです!迷いがちなエメラルドの使い方も紹介

公開日:

執筆者:納谷英嗣

「状態異常」の概念をアクションの変化に導入

ハンドレッドソウル

「ハンドレッドソウル」では、相手を状態異常にしてから特殊アクションを派生させていきます。

状態異常』と言ってしまうと毒や麻痺といったイメージを持つ人も多いんですが、本作はその幅が広く、しかも通常敵からボスさえも状態異常にすることができるので扱いがまったく違っていました。

この概念が個人的には新鮮でおもしろかったです。

以下に代表的な3種とその他の状態異常の所感、装備品や英雄についてまとめてみました。

スタン(STAN)系は使いやすさと爽快さの両立

代表的な状態異常で相手をピヨリ状態にします。

主要なメイン・サブ武器と英雄はゲームの進行で入手でき、発動条件をほぼ満たせるため、序盤からずっと使い続けられる状態異常ですね。

派生技の叩きつけが気持ちよく、掴んだ敵だけでなく叩きつけたところにいる敵も巻き込めるのがとにかく爽快でした。

ゲージを溜める方法も多く、色んな装備パターンがあるのも特徴的です。

これとFIREなどの状態異常を重複させて敵の体力を一気に削り取る戦法もとれます。

スタン(STAN)関連の装備品セット

ハンドレッドソウル

メイン武器だと初期所持している「ナイトフォール」やパンドラ工房で生成する「デミルーン」。サブ武器の「スタンニードル」もストーリーの進行で入手できます。

英雄は最初に仲間に加わる「ナズリエル」やプレミアム英雄の「フィリッパ」等、複数人がこの状態異常を利用できます。

派生技は相手を持ち上げて叩きつけるグラブ×3回が基本。デミルーンはパンドラ工房で生成&ある程度限界突破をしてから使うのがオススメです。

ナイトフォールの方が圧倒的に使いやすいのですが、サブ武器と英雄でゲージを一杯にできるならメイン武器を「デュエリスト」に変えるなどしてエアへの派生も狙えます。

汎用性の高さと安定したダメージを与えられるのが良いですね。

エア(AIR)系はエリアルの気持ち良さを味わえる

相手を打ち上げて無防備にする状態異常です。空中にいる間に派生技を出すことでコンボが繋がるイメージですね。

メイン武器「デュエリスト」の場合は空中からの叩きつけや投擲による連撃、「ウィンドスレイヤー」の場合は空中での斬りつけコンボ×4回が主な派生技となります。

デュエリストは複数敵をまとめて攻撃でき、ウィンドスレイヤーの場合は拘束時間が長いためチーム戦など敵を各個撃破するときに重宝します。

本作の魅力であるコンボの気持ち良さを味わうならウィンドスレイヤーが一番ですね。

限界突破を一回行えば空中で斬りつけコンボ4回をきめられるんですが、これがめちゃくちゃ気持ちいいです。

エア(AIR)関連の装備品セット

ハンドレッドソウル

メイン武器の「デュエリスト」はゲームの進行で入手でき、「ウィンドスレイヤー」やサブ武器の「アイアンウィング」はパンドラ工房で生成します。アイアンウィングは早めに作っておきたいところ。

英雄のなかだとストーリーで仲間に加わる「ギガンティック」やプレミアム英雄の「パドゥ」がAIRに対応しています。

ウィンドスレイヤーは発動条件のないエアゲージ増加のスキルを持っていますが、デュエリストは相手をスタン状態にしてからでないとエアゲージ増加スキルを使えないため、少しクセがあります。相手の状態異常耐性を減らす通常スキルを活用したいですね。

ウィンドスレイヤーについても、たまにエアで打ち上がらないボスがいるので注意が必要です。

ダウン(DOWN)系は討伐ボスでしか使わなかった

相手を倒した状態にする状態異常です。他と比べて攻撃回数は少なくなりますが、一発の威力が高いため相手の体力を大幅に削ることができます。

メイン武器がハンマー系なので攻撃モーションが遅く、爽快感を感じられない。適正を持つ英雄「トゥメンナスト」の加入条件が厳しく、討伐ボスでギミックに関わらない限り使いませんでした。

この他にもプレミアム英雄の「ロウィン」が適正を持っていますが、エメラルドを大量に持っていないと購入できません。フィリパ買ってしまった……。

ギミックに対応していた討伐ボス「シャドウレイス」や「イモータルトロール」があまりにもウザかったというのもあります。正直良いイメージがないという……。

ダウン(DOWN)関連の装備品セット

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メイン武器は「ボーンクラッシャー」でこちらはストーリーの進行で入手可。サブ武器の「デッドリーローズ」はパンドラ工房で生成します。

英雄はSTONE状態を狙える「ルシンダ」に適性があり、ストーリー4章クリア時に仲間になります。この他に英雄の「トゥメンナスト」がおり、チーム戦や協力戦で勇猛コインを集め、コインでソウルを購入して入手します。

基本パターンは相手を石化→スマイトで一気に近づく&ゲージ溜め→派生スキルでダウン状態へ。相手を石化できないときはサブ武器を活用することになります。

ナイトフォールにもダウン状態での派生技があるんですが、あちらはスタンメインなので汎用性はあまりないです。

その他の状態異常や武器について

ハンドレッドソウル

メイン武器で上記三種の対象にしなかった「デモリション」は、相手のガードゲージを無くして一定時間無防備状態にするブレイク(BREAK)を得意としています。こちらはストーリーの進行で入手可。

サブ武器のと掛け合わせるとより威力を高められるんですが、銃だけでも充分ブレイク状態にできるので他の状態異常をメインに使った方が良いですね。

状態異常にかけにくいアクセサリ系のイベント戦では重宝します。

メインと掛け合わせる状態異常

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他にも、持続ダメージや行動停止を引き起こすFIRE、FRIEZE、STONE、POISON、SHOCK、BLEEDがあります。

レアメイン武器にはいずれかの状態異常が追加付与されているのでそれを効果的に使いたいです。とくに、FIREとSTONEは対応する装備品と英雄がいるので扱いやすいですね。

個人的には連射の火銃がお気に入り。

エメラルドの消費方法

ハンドレッドソウル

ミッションの達成報酬や図鑑の収録報酬として課金通貨の「エメラルド」を潤沢に得られるのも本作の魅力です。

既存のスマホRPGだとガチャに使うというテッパンの選択肢があるんですが、本作でそれにあたるパンドラ工房はエメラルドを消費しなくても利用できるため、使用用途に迷うことがありました。

使った方がいいのか残しておいた方がいいのか。ここにいくつかの使用方法をまとめてみました。

プレミアム英雄の購入

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これまでに記述した英雄の「フィリッパ」や「パドゥ」はゲームの進行では仲間に加わらず、ショップでエメラルドを消費して購入することになります。

費用はエメラルド7000個とお高めですが、他のコンテンツで使わずに溜めておけば開始1週間ほどで購入できます。

足りない状態異常を補うのはもちろん、見た目の好みで選ぶのもありですね。

ちなみに新規追加の英雄にはエメラルドでの購入制限があるので待ち時間が必要です。

素材のブースト

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パンドラ工房をメインにするならストーリーエリアの各所にある鉱山のブーストに活用します。

費用もエメラルド50個という安価でブーストできます。各種イベントの報酬としてチケットが得られるので、エメラルドを使わずともブーストできます。常にブーストをかけてもいいレベル。

週末限定ショップ

ハンドレッドソウル

週末限定でショップメニューに特別な商品が並びます。

英雄のソウルや昇級に必要な素材の選択獲得BOXが買えるので、週末までに一定量のエメラルドを残しておきたいところです。

どちらもエメラルド200個でひとつ購入可。一回のオープンにつき5回まで買えます。

未知の工房

ハンドレッドソウル

ストーリーを進めるとパンドラ工房に「未知の工房」が追加されます。

工房で装備品を生成していくとゲージが溜まり、一杯になるとギアが生成されます。これとエメラルドを消費することで、貴重な素材やレア装備品などが得られるBOX形式のパネルガチャになっています。

1日1回は50エメラルドで開放でき、その次は100エメラルドといったかたちで消費量が増えます

日ごとに開放すれば時間はかかりますが、少量のエメラルドで開けていけるので毎日覗いておきたいコンテンツですね。

ノヴァストーンガチャ

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スキルツリー形式の育成メニューで詳細は後の記事で補足しますが、協力戦をこなせばガチャチケットが毎日手に入るので優先度はかなり低いです。

初心者の方は、最初にこのガチャに投資してしまいがちなんですが(筆者も結構引いてしまった)、もったいないので他のコンテンツで活用しましょう。

次回は、各種育成メニューやパンドラ工房におけるレビュー&攻略をお届けします。

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ハンドレッドソウル基本情報

タイトル ハンドレッドソウル
パブリッシャー HOUND 13
価格 基本プレイ無料
公式ツイッター @hundredsoul_jp

執筆者: 納谷英嗣

携帯アプリの時代から所属している古株のライター。

執筆歴は、アプリゲットの雑誌時代を含めると19年。

好きなゲームは、ワイルドアームズシリーズ、サモンナイトシリーズ、スパロボシリーズ、デバイスレイン等々。

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