【遊戯王デュエルリンクス】アンデット族を中心に強化!CRIMSON KINGDOMを解説!(R:前編)

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執筆者:編集部

6/13から発売した「CRIMSON KINGDOM(クリムゾンキングダム)」。

アンデット族や魔法使い族、戦士族を中心に強化されたメインボックスである。

今回はこのパックに収録されているR枠のカードの使い方などについて解説していこうと思う。

6/13に実装されたクリムゾンキングダムの解説(R)

R枠(32種類)

「嚇灼の魔神」

「ヴァンパイアジェネシス」

「エンシェント・クリムゾン・エイプ」

「バスター・ブレイダー」

「サイコ・エンペラー」

「天魔大帝」

「聖なる解呪師」

「魔法の操り人形」

「騎士デイ・グレファー」

「Oneサンダー」

「白銀のスナイパー」

「ライトレイグレファー」

「ゲイシャドウ」

「モーム」

「ブラッド・マジシャン-煉獄の魔術師-」

「魔装機関車デコイチ」

「闇よりの恐怖」

「エレキック・ファイター」

「静寂虫」

「言語同断侍」

「グレート・アンガス」

「紅玉の宝札」

「ムーン・スクレイパー」

「サイキックブレイク」

「竜破壊の証」

「連合軍」

「神の摂理」

「光霊術-「聖」」

「ブレインハザード」

「威風堂々」

「儀式降臨封印の書」

「漆黒のパワーストーン」

入手しておきたいカード

おすすめのカードをピックアップ。

天魔大帝

☆5/闇属性/戦士族/A2400/D1000

・このカードがモンスターゾーンに存在する限り、通常召喚されたモンスターの効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない(永続効果)。

考察

通常召喚されたモンスターの効果の発動に対してのチェーン発動を封じる効果を持つ。

通常召喚したモンスター全般的に作用するため、安全に通常召喚時に効果が発動するモンスターなどを使うことができる。

また、このカードの効果対象範囲が通常召喚されたモンスターである。

そのため、召喚時に効果が発動するモンスターではない。

通常召喚したモンスターなので、例えば、バトルフェイズに発動する効果でも相手はチェーン発動することができないのである。

しかし、このカード自身、特に守るような効果は備えていない。

なので、真っ先に除去の対象になりかねない。

しかも、上級モンスターであるため、すぐにフィールドに展開できるわけでもない。

ステータスこそ攻撃力が2400と基準値に満たしているため、戦闘面に関していえば大丈夫だろう。

このカードは「帝」を意識したモンスターだろう。

名前に帝が入っていることもそうではあるがステータスが同じ数値なうえに帝をサポートするような効果である。

まだまだこのアプリに収録されている帝関連カードは少ない。

モンスター効果を多用する場合、このカードを維持できれば強いと思う。

しかし、やはり上級モンスターという面で展開が遅いというのがネックである。

魔法の操り人形

☆5/闇属性/魔法使い族/A2000/D1000

・このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く(永続効果)。

・このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、このカードの攻撃力は200ポイントアップする(永続効果)。

・また、このカードに乗っている魔力カウンターを2つ取り除く事で、フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する(起動効果)。

考察

まず、お互いに魔法を発動する度に魔力カウンターを置いていくことができる。

しかし、何も対策無しで相手がこのカードに魔力カウンターが置いていくことをするとは思えない。

ステータス上昇効果や除去効果を持つため、除去対象になりやすい。

攻撃力が2000と上級モンスターにしては低めである。

だが幸いにも、「マジシャンズ・サークル」の対象に含まれるため、わりと召喚しやすい上級モンスターではある。

上級モンスターの基準値である2400を維持するには最低でも魔力カウンターを2個置いておかなければならない。

状況にもよるが2個置いてあるのであれば攻撃力よりも除去に回してボード・アドバンテージを稼ぎたいところである。

騎士デイ・グレファー

☆4/光属性/戦士族/A1700/D1600

・このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。

・フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。

・自分のエンドフェイズ時に発動できる(誘発効果)。

・自分の墓地から装備魔法カード1枚を選択して手札に加える。

・「騎士デイ・グレファー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

考察

「戦士ダイ・グレファー」がデュアル化したモンスターだと思われる。

自分の墓地から装備魔法を回収できる点は優れている。

しかし、効果発動がエンドフェイズと遅いのが難点である。

しかも、デュアルモンスターであるため、サポートカード等使わなければ効果発動できるのも次のターンと遅いうえに返しの相手ターンを守らなければならない。

回収することができてもすぐにその装備魔法を使うことができないのもデメリットである。

ステータスもそこそこではあるが、サポートが必要な数値ではある。

決して弱くないモンスターではある。

維持し続ければアドバンテージを稼げるモンスターである。

白銀のスナイパー

☆4/地属性/戦士族/A1500/D1400

・このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる(ルール効果)。

・魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地から特殊召喚し、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する(誘発効果)。

考察

魔法罠ゾーンにセットされたこのカードが相手によって破壊されれば、特殊召喚することができるうえに除去効果も備えているため、アドバンテージを稼ぎやすい。

しかし、発動するタイミングがエンドフェイズと遅めである。

その間にこのカードが墓地から除外されてしまっては意味がない。

また、ゲームエンドまでもってこられてしまう可能性もありえる。

自分から破壊しても効果を発動することができないため、完全に相手依存である。

魔法罠の除去を仕掛けてくる狩場デッキに対して効力を発揮できる。

だからといって対狩場デッキのためにこのカードを採用していくのも難しい。

環境が狩場デッキで流行っているのなら、採用する余地もなくはない。

全体的な考察:アンデット族を中心に強化されたパック

アンデット族や魔法使い族、戦士族などが強化されたパックとなっている。

バスター・ブレイダー関連の追加やレッドアイズ強化も収録されている。

効果の幅やデッキの種類がまた格段と広がった。

今後の環境にどう変化を与えていくのか楽しみである。

執筆者: 編集部