オート周回の目的としては基本的に鍵集めであることがほとんどである。
より早く、より多くデュエルをして勝利し鍵を集めたい。
今回はステージ50までならスコアの平均が3000~4000出すことのできるオート周回用ダブル融合デッキについて解説していこうと思う。
ダブル融合のコンセプト
スキル「バランス」によって融合カード1枚と融合素材モンスターを初期手札に揃え、早期決着を狙ったオート周回である。
今回は1番メジャーなダブル融合デッキを中心に解説していく。
スキル「バランス」必須
・自分の初期手札が、デッキ内のモンスター、魔法、罠の割合に応じたものになる。
例えば、モンスターが10枚、魔法5枚、罠5枚であれば初期手札はモンスター2枚、魔法、罠がそれぞれ1枚といった具合になる。
このデッキはこれを利用して初期手札に確定1枚の魔法カードを来るようになっている。
なのでデッキ構築はモンスター15枚、魔法5枚となっている。
融合系魔法カード合計5枚必須
融合召喚することができる「融合」もしくは「フージョン・ゲート」が合計5枚(デッキ枚数の1/4)になるように構築する。
これにより、確定で初期手札に融合系魔法カードが1枚来ることになる。
5枚にしないと成立しないので注意が必要である。
4枚だと来る確率が低くなり、逆に多いとモンスターが来る確率が相対的に下がる。
それにより、融合召喚の成功率が下がり、勝率につながっていくため、融合系魔法カードは5枚構築にする。
「融合」は城之内克也レベルアップ報酬Lv.5で1枚入手できる。
2枚目以降はカードトレーダーのSR枠として交換することができる(3万ゴールド、SR宝玉×3、魔法の石×15)。
「フージョン・ゲート」はTHE ULTIMATE RISINGにUR枠として収録されている。
「メテオ・ブラック・ドラゴン」「双頭の雷龍」必須
高ステータス且つ融合召喚のしやすさから「メテオ・ブラック・ドラゴン」「双頭の雷龍」の2種類の融合モンスターが採用される。
融合素材に関してもメテオ・ブラック・ドラゴンの素材である「真紅眼の黒竜」と「メテオ・ドラゴン」は「青竜の召喚士」によってサーチすることができる。
そのため、手札に揃えやすいことから採用される。
双頭の雷龍の素材である「サンダー・ドラゴン」は、このカード(サンダー・ドラゴン)を捨てることでデッキからサンダー・ドラゴンを2枚までサーチできる。
これも手札に揃えやすいため、採用される。
なので、融合召喚先は基本的に「メテオ・ブラック・ドラゴン」「双頭の雷龍」である。
「メテオ・ブラック・ドラゴン」はNEO-IMPACTにUR枠として収録されている。
「双頭の雷龍」はカードトレーダーのSR枠として交換することができる(3万ゴールド、SR宝玉×3、光の石×15)。
それぞれ理想は最低でも2枚は欲しいところ。
「真紅眼の黒竜」「メテオ・ドラゴン」「サンダー・ドラゴン」3枚必須
それぞれの融合素材であるこれら3種類は各3枚ずつ採用する。
他のカードを採用する余地が無いうえに、手札への来やすさ、破壊されたあとを考えての3枚採用である。
「真紅眼の黒竜」は城之内克也とダイナソー竜崎の初期デッキに1枚ずつ収録されている。
3枚目以降はカードトレーダーにUR枠として交換することができる。
「メテオ・ドラゴン」はNEO-IMPACTにN枠として収録されている。
「サンダー・ドラゴン」はカードトレーダーのSR枠として交換することができる(3万ゴールド、SR宝玉×3、光の石×15)。
「青竜の召喚士」必須
☆4/風属性/魔法使い族/A1500/D600
・フィールドから墓地に送られた場合に発動でき、デッキからドラゴン族、戦士族、魔法使い族のどれかの通常モンスター1体をサーチする。
このカードで、真紅眼の黒竜とメテオ・ドラゴンをサーチすることができる。
壁兼サーチャーである。
手札事故はやはり付き物なので、このカードで時間を稼いだり、サーチすることによって事故を軽減することができる。
融合素材代用モンスター必須
融合召喚の成功率を少しでも上げるために「イリュージョン・シープ」「心眼の女神」「破壊神ヴァサーゴ」を採用する。
これらは片方が正規の融合素材であればもう1体の代わりに融合素材として扱える。
事故回避として採用したい。
「イリュージョン・シープ」は城之内克也レベルアップ報酬Lv.14。
「心眼の女神」は闇遊戯レベルアップ報酬Lv.23。
「破壊神ヴァサーゴ」は海馬瀬人レベルアップ報酬Lv.23でそれぞれ入手できる。
派生型
WONDERS OF THE SKY(ワンダーオブザスカイ)に収録された「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」と「デーモンの召喚」を採用した型も存在する。
これにより、真紅眼の黒竜が2パターンの融合召喚先の素材になれるため、より融合召喚しやすくなったデッキである。
しかし、問題点として青竜の召喚士を採用せず、デーモンの召喚を採用したために手札の事故率が上昇したのは否めない。
安定性は欠けるものの、融合召喚成功率は上がったデッキだといえよう。
どちらの型を使用するかは所持しているカードプール次第で問題ない。
動き方
オートは、先行で始まる場合、1ターン目は融合召喚可能な手札でも融合召喚はしないのである。
後攻スタートの場合は、融合召喚するが、先行1ターン目だけ融合しないのでこれは頭に入れておこう。
考察:ステージ50までは可能なオート周回
スキル「バランス」が必須であったり、採用するカードにURやカードトレーダー限定だったりと構築難易度が意外と高い。
しかし、ステージ50までと長く使えるオート周回デッキなのでぜひ作成しておきたいデッキである。